2024年本屋大賞受賞作。主人公成瀬の今時ではない独特の個性が如何なく光を放っていて周りを知らず知らずのうちに巻き込んでいく。滋賀県民からすると地元愛が詰め込まれているのでたまらないだろう。ゼゼカラの漫才もM-1一回戦ぐらいは突破できそうなクオリティーがあるように感じた。

原田マハ4作目。今までのテイストは少し違った「美術ミステリー」とでもいうのだろうか。全く絵画には興味も関心もなかったが本作を読んでいる途中たまたま立ち寄った国立新美術館で「マティス展」が開催されていて衝撃を受けた。大原美術館やいつかはMoMAに行ってルソーの『夢』を是非この目に焼き付けたいと強く感じた。

2024年本屋大賞受賞作。主人公成瀬の今時ではない独特の個性が如何なく光を放っていて周りを知らず知らずのうちに巻き込んでいく。滋賀県民からすると地元愛が詰め込まれているのでたまらないだろう。ゼゼカラの漫才もM-1一回戦ぐらいは突破できそうなクオリティーがあるように感じた。