『フィネガンズ・ウェイク』精読にほぼ全集中した。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:1561ページ ナイス数:196ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/175036/summary/monthly/2024/2
ついでに読んだ『ヘルマンとドロテーア』、さすがに文豪お気に入り作品だけあって面白かった。父ちゃんの古くさい性格がアレだが、ヒロインがしっかりしてて負けないのが嬉しい。
ガーディアン1000冊の45冊目。訳は古い感じだけど格調高くて気に入った。映画でビヨルン君だっけ、超美少年がタッジオを演じているのは少女漫画で知った知識。1970年代ご活躍の有名漫画家さんがデビット・ボウイと並んでこのビヨルン君を推してるのを欄外コメントなんかで知ってたのだ。
ミステリとかには、もっと病的な変態や連続殺人犯やテロリストなどがいっぱい出てくるだろうけど、読者としては意志的行動的な悪人の方がマシ。本作の主人公は要するに口ばっかで、真面目に働いて得るお金の価値とか全然考えてないし見栄っ張りだしウンザリだ。もう彼のことを考えるのは止めにしよう。
ガーディアン1000冊、40冊目。裏表紙のネタバレ見ない方が断然良い(実はそれをウッカリ見た時のわたしの先入観は「ヒロインが尼寺へ行き信仰に殉じる聖なるお話し」なので実際読んでみて展開に驚いた)。悲恋物語なのは確かなのだが、アリサは信仰に殉じてジェロームを振ったとは言い難い。感動したことは確かだし読んで良かったとホント思うんだけど、読了したときの最初の感想は「難儀な娘さんやななア」。二次創作で題名付けるなら「禁欲沼」とか「狭き者(モン)」。とにかくアリサは狭量で妹への「幸福」評も正直ゴーマンだと感じた。
漫画と図書館本が好きです。
辞書も時々読んでます。
国語辞典+漢和英和西和など。電子辞書も活用。
シンプルなセミリタイア生活。
還暦後3年、何とか生き延びられました。
老親遠距離介護関連は
新局面に入りましたが、やはり先行き不透明。
そんな薄氷の上を歩んでいく日々の中、
非日常や昔人と出会える読書の時間は貴重です。
読める間は読んでいく。こつこつと。
「抜き書き」は、
記憶の外注のためだけでなくて、
好きな作家さんの言葉や文体を体感したい欲からです。
ルーズリーフに鉛筆でチマチマ書いて貯めてます。
「読んでよかったなぁ」と思う経験を積み上げて
自分の中に小さな図書室を作っていきたい。
その分室が読書メーターかも。
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