たまたま古本屋さんの軒先で手に取ったのだけど、東大に行く人ってここまでやるんですね。2、3行ずつのジグザグ読みから一行ずつのレーザー読み、そして図表やキャプションまで読む、というように精度を上げながら7回も読んで頭に叩き込む。英語や現代文には向かない方法だそうですが、ビジネス系の資格試験にも使えそうです。プラトーやスランプの考え方、生活リズムのつくり方など、自分なりのやり方や考え方を見つけるまで勉強を極めるなんて、すごいなぁ。ただ、この人の勉強法は人前での発表など、アウトプットがなく時代遅れな面も。

たまたま古本屋さんの軒先で手に取ったのだけど、東大に行く人ってここまでやるんですね。2、3行ずつのジグザグ読みから一行ずつのレーザー読み、そして図表やキャプションまで読む、というように精度を上げながら7回も読んで頭に叩き込む。英語や現代文には向かない方法だそうですが、ビジネス系の資格試験にも使えそうです。プラトーやスランプの考え方、生活リズムのつくり方など、自分なりのやり方や考え方を見つけるまで勉強を極めるなんて、すごいなぁ。ただ、この人の勉強法は人前での発表など、アウトプットがなく時代遅れな面も。

自閉スペクトラム症の息子さんの子育てについて。DSM(診断基準)の解説が詳しく、やや冗長ながらもわかりやすい。自身も自閉傾向があり、その変人っぷりが面白い。厳しい現実についての指摘は、よくぞ言ってくれたという感じ。一人の教師が見る生徒の数が少ないほど教育効果が上がるが、そのような環境で教育を受けさせるには、莫大なお金が掛かる。親が子どもに割いた時間と子どもの学力をはじめとする能力の高さは比例する。支援学校に行くべき(自閉スペクトラム症の)子が普通級に行くと、本人も周りの定型発達の子たちも疲弊しがち。