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2024年4月の読書メーターまとめ

たくやよ我に帰れ
読んだ本
6
読んだページ
1560ページ
感想・レビュー
6
ナイス
37ナイス

2024年4月に読んだ本
6

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1

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1

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2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たくやよ我に帰れ
戦後の日本において、戦時中の日本をどのように政治家たちが解釈し、発言してきたか、またどのような政治的な解決を内外にしてきたかを紹介しながら、どのような点において周辺諸国、特に中国や韓国との間で解釈の齟齬が生じており、歴史問題となっているかを整理している。WW2がテーマになりがちだが、中韓にとっては19世紀末の日清戦争の頃から地続きの問題であり、こと歴史というものをどのようなものとして捉えるかはカーを持ち出すまでもなく国や人によって異なるものである以上、対話を通じて解決するほかない。良い本と感じた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
6

たくやよ我に帰れ
韓国小説の翻訳家として著名な筆者による、現代韓国文学を通して見えてくる朝鮮史という感じのエッセイ、ただ、エッセイでありながら参考文献も丁寧に書かれており、かなり力の入った作品だと感じる。「キム・ジヨン」を皮切りに少しずつ時代を遡っていき、最後は60年代の朝鮮戦争まで概観するわけですが、この戦争が終わった戦争ではなく休戦に過ぎないという事実が韓国小説をドライブさせており、この戦争が韓国の社会思想に与えている大きな影響をあらためて意識させられた。
が「ナイス!」と言っています。
たくやよ我に帰れ
戦後の日本において、戦時中の日本をどのように政治家たちが解釈し、発言してきたか、またどのような政治的な解決を内外にしてきたかを紹介しながら、どのような点において周辺諸国、特に中国や韓国との間で解釈の齟齬が生じており、歴史問題となっているかを整理している。WW2がテーマになりがちだが、中韓にとっては19世紀末の日清戦争の頃から地続きの問題であり、こと歴史というものをどのようなものとして捉えるかはカーを持ち出すまでもなく国や人によって異なるものである以上、対話を通じて解決するほかない。良い本と感じた。
が「ナイス!」と言っています。
たくやよ我に帰れ
レイアウト例がたくさん載っていて参考になる。レイアウトをどう作るかという言語化も大事だけれど、自分はビジュアルとして分かりやすい本が良かったのでこれを選んだ。
が「ナイス!」と言っています。
たくやよ我に帰れ
武骨で大学の講義を聞いているようなグルーヴ感のある新書だった。私はクリミア問題は名前くらいしか聞いたことがなくドネツクやドンバス、ユーロマイダン革命などは全く知らなかった。今日の露ウ戦争はプーチンによる独断と偏見に基づく思い付きの類ではなく、ソ連崩壊から続くウクライナの問題であり、こうした政治的問題に対して責任や覚悟を持った政治家の不在、ポピュリズムといった現代的な問題も内包していると感じた。また、旧ソ連の地域においては自治や国家などのイメージが多層的で複雑で、それがより一層の困難に結びついているのかも。
が「ナイス!」と言っています。
たくやよ我に帰れ
完結!!!
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/04/01(5510日経過)
記録初日
2009/04/02(5509日経過)
読んだ本
2221冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
489801ページ(1日平均88ページ)
感想・レビュー
2221件(投稿率100.0%)
本棚
101棚
職業
事務系
自己紹介

ドーモ、読書メーター=サン。

大学では政治学を学んでいました。

今は会社でIRや内部監査を担当しています。

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