まだ3巻とは思えないほど激しい戦いでめちゃくちゃ満足すると共に、謎めいたストーリーに引き込まれ、巻き込まれる一般人に笑わされる。素晴らしい！

安部公房の初期短編集。割と素直な感情、思想を自在な発想で何重にも包んだような印象。どの話も面白く、よくわからない。というか「これだ」と指さしてしまうととりのがしてしまうからあえて感じ取るままにしておきたい。

まだ3巻とは思えないほど激しい戦いでめちゃくちゃ満足すると共に、謎めいたストーリーに引き込まれ、巻き込まれる一般人に笑わされる。素晴らしい！

江戸を舞台とした怪談小説集。怪異が現れる話はどれも怖さとあたたかさが入り混じる。怪異が現れない話が一番嫌だったねえ。

専門家へのインタビュー形式をとった哲学史の入門書。インタビューだから勘所が大掴みに記されていて、さっと読める。中世、ルネサンスについてこれだけ語ってくれているのもありがたい。ただ、納富先生の章だけやたら脱字が多いのが気になった。

ルネサンスからサルトルまでの西洋哲学の流れを簡潔に示している。見取り図として非常に有益だった。もちろん簡潔だからわからないところも多いけれど、わからないところを示してくれているという意味で役立つ。

いつもながら、どこからこんな発想が湧いてくるのかさっぱりわからない、いやな物語。ギャグもちゃんと入っているところがまたすごい。だんだんハマちゃんユメちゃんの関係が深みにはまってる感じもいいね。

おばの超常的な死の謎を探るために、かつておばのオカルト取材に付き合わされていた男に話を聞く。そこで過去の恐ろしい体験が語られる。語られる物語が実に恐ろしく厭な内容なのが良い。少しずつ枠も意味を持ち始めていて今後が楽しみだ。

野崎くん2巻では個人的一押しの瀬尾若松ペアが出てきて素晴らしい。

少女漫画家なのに鈍感無骨な青年野崎くんと彼に恋した千代ちゃんの恋と日常を描いた名コメディー。久しぶりに見たらKYって出てきてて今の読者わからんだろと思ってしまった。もう12年前か…

一日一課位のペースでやり終えた。辞書をひけるようになればいい、という目標で勉強するのにとても良かった。何より活用、変化表が見やすいのがよい。

ソクラテス裁判前後を扱った作品。どれも有名かつ極めて大事な哲学的主題が扱われていて、非常に面白い。