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2024年3月の読書メーターまとめ

黒百合お七
読んだ本
11
読んだページ
1838ページ
感想・レビュー
8
ナイス
126ナイス

2024年3月に読んだ本
11

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • まろんぱぱ♪ 

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

黒百合お七
ネタバレ「怖い」というよりは「厄介」「面倒くさくて近寄りたくない」。「友達」ではなく「トモダチ」だし同級生だったとしても友達だったことは一度もないんじゃ。関係者16人に聞く中井ルミン。関わる立場によってルミン像がまちまちなのが面白くて怖ろしい。女神なのか悪魔なのか、そして訊ねて周る人物は一体何ものなのか。途中でネタバレされてるけど、自己愛性パーソナリティ障害の人間て、こんなに厄介なんだ。周囲の人間はたまったもんじゃないね。熱が冷めた江梨の手のひら返しに拍手。次行こ次w
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

黒百合お七

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2024年3月の感想・レビュー一覧
8

黒百合お七
ネタバレ「怖い」というよりは「厄介」「面倒くさくて近寄りたくない」。「友達」ではなく「トモダチ」だし同級生だったとしても友達だったことは一度もないんじゃ。関係者16人に聞く中井ルミン。関わる立場によってルミン像がまちまちなのが面白くて怖ろしい。女神なのか悪魔なのか、そして訊ねて周る人物は一体何ものなのか。途中でネタバレされてるけど、自己愛性パーソナリティ障害の人間て、こんなに厄介なんだ。周囲の人間はたまったもんじゃないね。熱が冷めた江梨の手のひら返しに拍手。次行こ次w
が「ナイス!」と言っています。
黒百合お七
コロナ禍真っ最中だった2021年の正月から大晦日まで。1年間の日常を綴ったエッセイ。Eテレ「人と暮らしと、台所 〜冬から春」で見た小川糸さんの長野でのシンプルで丁寧な暮らしぶりを思い出したり、最近読んだ『糸暦』『椿ノ恋文』はこういう日々があったからこそ生み出された作品だったんだなってしみじみ思ったり。それにしてもワンコが可愛かったー
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黒百合お七
『ラウリ・クースクを探して』の原型になった短編が読みたくて読書。あちこちの媒体で発表された短編をまとめたノンシリーズの短編集。お目当ての短編は「ラウリ~」がそう終わるんじゃないかと思った結末で、郷愁とほろ苦さを感じさせる良作でした。「作風を模索していた」とのことで、テイストがまちまちながら、こんな宮内作品も好きだなって思う作品ばかりでした。意外だった「料理魔事件」ミシマが割腹自殺してない世界軸の「パニックー一九六五年のSNS」良月早月香月で「三つの月」ね、そして最後に置かれた「十九路の地図」が印象に残る
黒百合お七
2024/03/23 09:13

どの作品も、ほろ苦い郷愁が何とも言えない味わいになってる。「国境の子」も「ジャンク」も「夢・を・殺す」も。「夢・を・殺す」は『宮辻薬東宮』のリレーアンソロジーのアンカー作だったそうで、これだけ読んでも……な気がするので、最初から読んでみたい。

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黒百合お七
ネタバレ表題作が芥川賞候補になったので読書。表題作、会話文が多くて読みやすいものの、登場人物みなロクな人間じゃなくて(でもすっごくどこにでも居そうでリアル)、視野人物の琴音と一緒にこちらまで神経がすり減らされてくようで読んでいてキツかった。会話文が巧みで、どんな人物なのか、琴音の過去すらじわじわ浮かび上がってく様が秀逸。そして同時収録で文學界新人賞受賞作「アキちゃん」がとにかく強烈だった。憎悪するアキちゃんとの小学5年生の日々。子どもの視線で描かれる世界。活字ならではの作品かも。p.196まで分からなかった
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黒百合お七
ネタバレ「ギャラリーフェイク」読んで、涙こぼれるのを我慢する日が来ようとは。それも2編(ヤングケアラー問題を上手に話に落とし込んでる。フジタがいい人すぎませんか?)。「人形の絆」のその後を早く早くー
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黒百合お七
ネタバレ新キャラ投入。それが「アーニャは古語が得意」から出自解明ルートに向かうためなのかなって思いました。14巻を、テスト結果を早くー。それにしても登場人物の誰もがその人生に戦争の暗い影が落ちているんだなって痛感させられた気分。今回表紙の三人娘のうちの一人、ミリーにもそんな過去が。ミリーのヨルさんの認識が「どんくさ天然ロボット女」から「心優しいゴリラ」に上書きされてよかったー。そしてユーリ、クロエさんといい感じにならないのかな?
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黒百合お七
ようやく色っぽい展開に。5話、5話を早くー
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黒百合お七
ネタバレ作者から、ホラーサスペンスだとばかり思って読み始めたら、サスペンス風味のBLだったw どうしても塩澤の片思いの行方にヤキモキしてしまうんだけど、章が変わるごとに語り手が代わり内面が知れて、どうやら両片思いらしいと早々に見当がつくのでそこはまず安心。それよりミラーの死が、じわじわひたひた存在感を増していくのが不気味。もしかして塩澤か志藤が手を下したんじゃないかと思わせてから、最後「落下」で明かされる真相が切ない。選手生活が短いフィギュアスケートという競技。後をどう生きるか。三者三様とはいえ……。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/05/26(5817日経過)
記録初日
2004/05/12(7292日経過)
読んだ本
1546冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
351535ページ(1日平均48ページ)
感想・レビュー
1367件(投稿率88.4%)
本棚
15棚
性別
現住所
栃木県
外部サイト
URL/ブログ
https://booklog.jp/users/naoko99/
自己紹介

七生子あらため黒百合お七です。

2024年もよろしくお願いします。


いま追いかけて読んでる作家さんは
西崎憲、高原英理、芦花公園、澤村伊智など

幻想、怪奇、恐怖、FT小説が大好きです。
読み聞かせ始めたせいで、絵本多め。



2023年読んだ本で好きな作品

斜線堂有紀『本の背骨が最後に残る』
高原英理『詩歌探偵フラヌール』

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