マンションの建て替えは、年齢層の違い、懐事情の違いなど、意見の一致を図るのは難しいでしょうね。80才過ぎたら、引越しとか面倒になるだろうし。本作はお金の話しが中心かと思い手に取りましたが、いまいちテーマがわかりませんでした。短編連作形式の構成は作者の得意とするところのようです。何となく面白い作品と言った印象です。

労働者階級向けの本だそうです。フクゾーや大黒屋(銀座)などの老舗など、様々なサービスを提供している人達にフォーカスした短編集。給食のおばさん、画家、エンジニア、食品製造、などなど。隠れたヒーローが見つかります。

マンションの建て替えは、年齢層の違い、懐事情の違いなど、意見の一致を図るのは難しいでしょうね。80才過ぎたら、引越しとか面倒になるだろうし。本作はお金の話しが中心かと思い手に取りましたが、いまいちテーマがわかりませんでした。短編連作形式の構成は作者の得意とするところのようです。何となく面白い作品と言った印象です。

愛犬と暮らした人にとっては、堪らない一冊なのでしょうね。犬との最後の旅に出るきっかけになった奥さんの冷たさと対照的でした。犬も家族も大切にできない奥さんと子供は、その後も不幸な人生を歩んだことでしょう。

ずっと、ずっと栞子さんにイライラしつつ、我慢して読み進めましたが、漸くラストでスカッとしました。才気あふれる真実子さん、それを支える美里さん。とても素敵な親友ですね。身近に栞子さんがいても接点を持たないな。