ネタバレスターリンは１９５３年に死亡したとき国を率いた鋼鉄の男と嘆かれた。３年後恐怖政治、大粛清、国民に対する弾圧者とされ、極悪人であったからその業績もすべからく否定され銅像は打ち砕かれ多くの書物は書き換えられた。しかしロシア国民は思う、それを支えて戦った自分たちは何だったんだと。今プーチンを再選した国民はそのように思う日が来るだろうか。セラフィマ・イリーナよりもコサック復興を願うオリガの生き様に心打たれた。本文中に出てくるカチューシャ（エカテリーナの愛称）の歌はスターリン時代の１９３８年に作曲されたものらしい。

ネタバレ出だしで長谷部とお千代と陸斗の印象最悪で、可哀そうな夏美と思ったら、なんのなんのしたたかな女性だった。ＳＮＳ合戦、その経過にはアングリって感じで。赤ちゃんをめぐり、精神を浄化される人、一方で人身売買臓器売買、命を闇から闇に葬る輩、今の日本多いに考えさせられた。

ネタバレ介護士でギフテッドの三谷がどうも受け入れ難く。所々に出てくる薀蓄みたいなものは面白かった。スペースジェットとホンダジェット。日本人には戦術はあっても戦略がない。日本の指導者がだめ、政界、経済界、なにもかもが小粒になり過ぎて老人と二世三世四世全ての組織が既得権益を受け継いだ小者の吹き溜まり。ＧＰＳ用の極細チップ、現在はミリコンマサイズの、マイクロチップを注射器で親指と人差し指の間の薄い皮膜に注入するだけ。すぐ終わるし、身体への影響も副作用もない。摘出も簡単だそうだ。徘徊老人に付けてあげては？

ネタバレガブリエルくんがだんだん傍観者みたいな立ち位置になってきたなぁ、そしてとどめを刺す。このシリーズを読んでいると今の世界情勢をマルっと理解できた気になる。２０１８年（もっと前か）にはドローンが活躍している。ヘルファイア・ミサイル２基を搭載したプレデター、センティネル・ステルス偵察機。サラディンが動き出すか否か、ほとんど直観とヒラメキに頼っている、だからその当人たちの能力の高さが最後のカギとなる。

ネタバレ新キャラ登場。ですが新任の仁志村署長、まずは署の中での人間関係から始めないとと思ったのだけど。成田空港の裏側で働く人々の動向はなかなか面白かった。プラチナとかダイヤモンドとかで扱いの違う待遇を受ける乗客たちからのクレームは自業自得でしょうと思ってしまう。

ネタバレスターリンは１９５３年に死亡したとき国を率いた鋼鉄の男と嘆かれた。３年後恐怖政治、大粛清、国民に対する弾圧者とされ、極悪人であったからその業績もすべからく否定され銅像は打ち砕かれ多くの書物は書き換えられた。しかしロシア国民は思う、それを支えて戦った自分たちは何だったんだと。今プーチンを再選した国民はそのように思う日が来るだろうか。セラフィマ・イリーナよりもコサック復興を願うオリガの生き様に心打たれた。本文中に出てくるカチューシャ（エカテリーナの愛称）の歌はスターリン時代の１９３８年に作曲されたものらしい。

ネタバレこのシリーズを読むと、あのイスラエルの世界がわかったような気になる・・けれど出版されて2年以内には読まないとなぁ・・赤の女、過去からの密使、教皇のスパイ、報復のカルテット・・溜まり過ぎ。金髪、青い瞳、緑の瞳、ただそれだけで憧れを感じてしまう。

ネタバレマットレスの中に仕掛けられた爆弾だって？それもマッチ箱ほど小さな時限爆弾だと？スウェーデンでは聞いたことがないが、大陸では、とくにフランスでは知られている手口だ、装置を見たこともある。パリの警視庁でな。俺がパリで見た装置は八時間後までセットできた。爆発には一分もかからない。腕時計の音以上に大きな音はしない。爆発すると非常に高温の化学的な発火が起きる。一、二秒のうちに一定の範囲で燃える。この火は普通の消防手段では消せない火だ、眠っている人間なら絶対に気がつかないし逃げられない・・・

ネタバレ読み始めはどうなるんだろう、恐る恐る読んでいた。箱崎と伸ちゃんたーやん組の話のインタバルが狭まってきてこうなるわけかと。あるところにはある金塊と現金、箱崎逃げおおせるのもいいかなと期待したけどな。

ネタバレリリヤの事件が解決できなかったのは残念。しかしエーレンデュルの刑事能力の高さには感動。お料理好きな一面も。普通の感性を持った女性らしいし。子連れでジム通いする親への疑問も同感。長男ヴァルソル、養子のビルキルとのその後にも興味を惹かれる。眠れないときに落ち着くためのやり方、１万から逆に数え始める、これいいかもしれない・・・