鍋島以外の女性の登場人物も魅力的でミステリーで中井といつメイク・ラブあってもおかしくなかったけど、なかったのはやはり鍋島との究極の初恋を描くためとか・・・・。 感想を書ききれないくらい、いろんな要素を盛だくだんの小説なのに読みやすかったのは作家の筆力・構成力であると思う。 最後が少し中途半端な感じがして、中井と鍋島はどうなったのか知りたかった。
いろいろ印象に残るシーンはいっぱいあったが、34ページ辺りの甥っ子との会話(中一の甥っ子がスマートで頭よくていい)、と152ページの若くして難病に罹り幼い子供を残して死んでいった妹のことを若い女性医師の語るシーンが特に印象に残った。マチ先生が若い女性医師の南を優しく指導姿は微笑ましかった。
あとマチ先生と南先生の恋模様が気になるからシリーズ化かなあ・・・?ぜひ期待。それから京都の和菓子が美味しそうだな、お取り寄せしたい。ああ、そうだ阿闍梨餅は1月に買ってきてもらって食べたな。美味しかった。(笑)
急展開の最後の大刀洗万智とガイドの少年とのやり取りはナイフのように鋭く印象に残った。これが米澤穂信さんが太刀洗万智を通して真に世に問いたかったことテーマだった。その反面、ネパール王族殺人事件の史実は置いてけぼりの感はあった。
ユーゴ内戦が起きた1991年頃、アサヒ・スーパードライのCMで有名だった国際ジャーナリストの落合信彦氏の書籍を読みまくってて、その中にユーゴ内戦のやつがあったので思い出した。ユーゴ内戦それもボスニアヘルツェゴビナの首都サラエボの悲惨さをネットとかで調べると、マーヤの置かれた境遇や悲しみがや、この小説の謎の真相がよくわかると思います。
特に(日刊新聞法)って新聞社の株式の譲渡制限を設けることで、新聞社の株式が創業家とか一部の利害関係者だけで経営されてるってことを公にした意義は大きい。これで新聞社・テレビを始めとしたマスコミの偏向報道の闇が浮き彫りになる。昨今のマスコミの偏向報道はおかしいと思いませんか?・・・・コロナ・ワクチンの真相はどうですか?内閣支持率って実際にあんなに高いですか?
そんな中、227・228ページの新店長がアンちゃんに正社員になって欲しい理由が切実で記憶に残りました。(適正な賃金をもらってほしい・・・)軽い文章ですが、現在の日本社会の問題点をうまく鋭く突いています。
最近知ったのですが、現実でも過去に殺人を犯して弁護士になった人はいたそうです。サレジオ事件で検索するとでてきます。この本は未読ですが盛り沢山な内容でハリウッド映画みたいですね笑
推理小説中心に週に2・3冊の小説を図書館で借りて読んでます。
好きな作家は東野圭吾・大沢在昌・誉田哲也などです。村上春樹も好きで長編は全部読んでるよ。
本屋で話題になってる本も片っ端から読んでます。
読んだ本が膨大(1000冊以上)なので、読んだ本を記録するために読書メーターに登録しました。2012年4月登録。
読メのみなさんは優しいし温かいですねえ(^_^)
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コーヒー大好きです(笑)コーヒーは健康にいいのだあ(^v^)
コーヒー好きさん大歓迎。
最近は家庭菜園での野菜作りをしてある程度の自給生活しています。
ほぼ完全無農薬で水は水道水でなく井戸水使用。
2022/06/28 参政党会員登録。
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2022/06/29 更新
2016.3.26更新
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