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2024年3月の読書メーターまとめ

タックン
読んだ本
12
読んだページ
4316ページ
感想・レビュー
11
ナイス
1963ナイス

2024年3月に読んだ本
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2024年3月のお気に入り登録
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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

タックン
ミステリー3冠作品の短編集。米澤穂信さん、ミステリー3冠の常連で凄いです。警察小説は初めてなんですねえ!! 短編集だけど、主役は一貫して葛警部、部下の捜査員が集めてきた情報を精査し、必要なら自らも現場に赴き捜査する。 名物刑事みたいに派手な推理とか人間関係を上手く使ってっていうのは希薄だが、些細な情報から犯人を割り出す推理が光る。 個人的には(本物か)のパスタの茹で時間からの推理が気に入った。 ただなあ、普通刑事の捜査って主任刑事の警部補やデカ長が主役で、管理職の警部が直接捜査って違和感があるなあ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
11

タックン
面白くて読みやすかったので、あっという間に読めた。 出てくる刑事全員が女性はやり過ぎな気がするが、戦国武将にあやかった名で、その武将のキャラのままはユニークで斬新だった。その上、(桶狭間)や(姉川)や(本能寺)と言った史実まで踏まえての刑事ミステリーになってて面白かった。 特に織田信子と木下秀美と明智光葉と徳川康子の関係性・会話が絶妙で、あの三谷幸喜の小説・映画の(清須会議)を彷彿してた。 三谷幸喜脚本でドラマ・映画化したら楽しいかも?
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タックン
海外の翻訳小説のような文体だけど、読みやすいので一気読み。 ICカードの暗号を巡る争いに意図せず巻き込まれた中井と伴と鍋島の高校の同級生3人をマクベスの悲劇になぞらえるように仕立てた犯罪小説。 裏金問題の昨今にあって企業犯罪の問題はタイムリー。 いくら鍋島と自分(中井)を守るためとはいえ、偽装パスポートを使った暗殺を数人はやり過ぎな感がある。 でもこれは究極の初恋・恋愛小説だと思う。あの女性が鍋島だったのはわかってはいたけど衝撃だった。バレンタインデーでの中井の勘違いがなかったら2人は付き合ってたのかな?
タックン
2024/03/30 12:25

鍋島以外の女性の登場人物も魅力的でミステリーで中井といつメイク・ラブあってもおかしくなかったけど、なかったのはやはり鍋島との究極の初恋を描くためとか・・・・。 感想を書ききれないくらい、いろんな要素を盛だくだんの小説なのに読みやすかったのは作家の筆力・構成力であると思う。 最後が少し中途半端な感じがして、中井と鍋島はどうなったのか知りたかった。

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タックン
京都の大学病院で最高の内視鏡技術を誇ったドクターが、妹の死で一人ぼっちになってしまった甥っ子を育てるために京都の地域医療に異動して日々の医療に奮闘する話。 地域医療に密着し奮闘する姿はあの名作(神様のカルテ)とあまり変わらないが、マチ先生の医療に対する姿勢は医師という科学者っていうより哲学者に近い。題名の(スピノザ)って哲学者を知った時は感慨深かった。どこか力が抜け達観してて淡々としてる姿が羨ましくもあった。 勤務してる病院の同僚や患者との交流シーンは心温まるし、大学病院の先輩とのやり取りもいい。
タックン
2024/03/24 16:36

いろいろ印象に残るシーンはいっぱいあったが、34ページ辺りの甥っ子との会話(中一の甥っ子がスマートで頭よくていい)、と152ページの若くして難病に罹り幼い子供を残して死んでいった妹のことを若い女性医師の語るシーンが特に印象に残った。マチ先生が若い女性医師の南を優しく指導姿は微笑ましかった。

タックン
2024/03/24 16:43

あとマチ先生と南先生の恋模様が気になるからシリーズ化かなあ・・・?ぜひ期待。それから京都の和菓子が美味しそうだな、お取り寄せしたい。ああ、そうだ阿闍梨餅は1月に買ってきてもらって食べたな。美味しかった。(笑)

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タックン
(真実の10メートル手前)(さよなら妖精)に続いて大刀洗シリーズ再読。海外旅行特集の事前取材でネパールに訪れた途端に王族殺害事件に遭遇し、その取材の過程で殺人事件の当事者になって、その真相とは? 事件の真相を知ると、王族殺人事件は巧妙な伏線とトリックであり上手く騙されたなって思った。でもあの和尚さんは托鉢だけで生きていけるのか?って思ったり、ネパールは大麻って伏線あったもんな。 そして本当の真相で題名のサーカスの意味を知ると、報道とは?を問う壮大なミステリーであったと思った。 ミステリー3冠に納得の傑作。
タックン
2024/03/23 07:40

急展開の最後の大刀洗万智とガイドの少年とのやり取りはナイフのように鋭く印象に残った。これが米澤穂信さんが太刀洗万智を通して真に世に問いたかったことテーマだった。その反面、ネパール王族殺人事件の史実は置いてけぼりの感はあった。

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タックン
大刀洗シリーズ1作目で再読。大刀洗万智の高校生時代の話。大刀洗と主人公守屋が学校の帰り道の雨宿りで出会ったユーゴから来たマーヤという少女との出会いと2か月の謎に満ちた日常。そして彼女が帰国したあとに最大の謎解きが始まる。 読んでる途中からマーヤが帰っていったのは想像はついたけどやっぱ最悪の場所だった。そして最後まで大刀洗の主役感がんばいなって思ってたら、最後にやられた。まさか・・・ほんと悲しかった。米澤さんのいつもの短編のように短い文章で鋭く謎を解いてくれた。忘れ難いあまりにも悲しい余韻だった。
タックン
2024/03/19 08:37

ユーゴ内戦が起きた1991年頃、アサヒ・スーパードライのCMで有名だった国際ジャーナリストの落合信彦氏の書籍を読みまくってて、その中にユーゴ内戦のやつがあったので思い出した。ユーゴ内戦それもボスニアヘルツェゴビナの首都サラエボの悲惨さをネットとかで調べると、マーヤの置かれた境遇や悲しみがや、この小説の謎の真相がよくわかると思います。

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タックン
黒マハ・ノワールっていうより、愛憎・官能・耽美・性愛小説って感じ。体験系?妄想系?!!
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タックン
今回は姫川シリーズにあの魚住刑事が合流参加して新たな展開に、2人ともお互いの長所がリンクしあっていい捜査でした。若干、魚住さんの捜査力・人間力が強調され、姫川さんがおとなしくなった感があって少し寂しい気はしましたが。姫川の恋の行方も気になります。 今回の事件の主は(従軍慰安婦)問題に尽きる。それを朝陽新聞(朝日新聞)がマリスアングル・悪意ある偏向報道をしたことから始まる顛末。これが在日系の中でいじめとか暴力事件に発展した今回の物語には疑問は感じるが、この問題を扱った意義は大きい。
タックン
2024/03/13 07:19

特に(日刊新聞法)って新聞社の株式の譲渡制限を設けることで、新聞社の株式が創業家とか一部の利害関係者だけで経営されてるってことを公にした意義は大きい。これで新聞社・テレビを始めとしたマスコミの偏向報道の闇が浮き彫りになる。昨今のマスコミの偏向報道はおかしいと思いませんか?・・・・コロナ・ワクチンの真相はどうですか?内閣支持率って実際にあんなに高いですか?

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タックン
久々のアンシリーズ。ほんと題名通り、幸福感いっぱいで読んでてほっこり癒されました。ぎすぎすしてる昨今の日本社会、この本を多くの方が読んで癒されるといいな。 ほんと和菓子の奥深さを通して、四季を意識した日本文化の素晴らしさを改めて感じました。 今回は椿店長が去り男性の新店長が赴任してきてどうなるかと思ったけど、しっかり話せばいい店長でなんとアンちゃんが正社員に推薦までされてよかった。 正社員にさっそくに椿店長と和歌山まで出張にしての、美味しい料理に温泉にパンダに・・・・ほんと羨ましすぎだし幸福いっぱい。
タックン
2024/03/10 06:27

そんな中、227・228ページの新店長がアンちゃんに正社員になって欲しい理由が切実で記憶に残りました。(適正な賃金をもらってほしい・・・)軽い文章ですが、現在の日本社会の問題点をうまく鋭く突いています。

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タックン
ミステリー3冠作品の短編集。米澤穂信さん、ミステリー3冠の常連で凄いです。警察小説は初めてなんですねえ!! 短編集だけど、主役は一貫して葛警部、部下の捜査員が集めてきた情報を精査し、必要なら自らも現場に赴き捜査する。 名物刑事みたいに派手な推理とか人間関係を上手く使ってっていうのは希薄だが、些細な情報から犯人を割り出す推理が光る。 個人的には(本物か)のパスタの茹で時間からの推理が気に入った。 ただなあ、普通刑事の捜査って主任刑事の警部補やデカ長が主役で、管理職の警部が直接捜査って違和感があるなあ。
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タックン
図書館でたまたま題名が目について借りた本。初読み作家さん、芥川賞受賞者とは知らなかった。 ウーバーイーツ配達員の彼KとTikTokerの彼女ICO、現代の巨大システムの中で生きる2人の男女の物語、二人が交錯した時・・・・。 淡々とした文章で読みやすいが、正直本当のところ何がいいたいかは掴みずらい。129ページから書かれてる団塊世代とかバブル世代の(くうねるあそぶ)風潮への非難とか、30年後の今の若者の嘆きか? でもこの作家さんはITベンチャーの経営者で45歳だから微妙だし、説得力ないよなあ。
が「ナイス!」と言っています。
タックン
捜査一課シリーズ。犯罪被害者の会に出席した女性2人が殺され大河内らが捜査を開始する。その会に出席してた弁護士が疑われるがアリバイが。でも過去に4人も殺人を犯してて少年法で守られて。そこに弁護士を陰で操るハンニバルばりの(透明な友人)の存在が疑われて・・・? さらに1人の被害者女性の夫がスナイパーで真犯人を狙ってるとか過去が怪しくて公安絡みの疑いがあるは、企業と指定暴力団と政治家の汚職絡みで公安が動いててと盛りだくさんでお腹いっぱい!! 話としては面白くて読み応えありだけど、ちょっと詰め込みすぎかな。
遠藤三春
2024/03/03 06:34

最近知ったのですが、現実でも過去に殺人を犯して弁護士になった人はいたそうです。サレジオ事件で検索するとでてきます。この本は未読ですが盛り沢山な内容でハリウッド映画みたいですね笑

タックン
2024/03/03 10:45

遠藤さん>コメントありがとうございます。ほんと現実でも弁護士になったいるなんて驚きです。サレジオ事件調べてみます。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/04/08(4404日経過)
記録初日
2010/05/05(5108日経過)
読んだ本
1612冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
562411ページ(1日平均110ページ)
感想・レビュー
1289件(投稿率80.0%)
本棚
1棚
性別
血液型
O型
職業
技術系
現住所
静岡県
自己紹介

推理小説中心に週に2・3冊の小説を図書館で借りて読んでます。
好きな作家は東野圭吾・大沢在昌・誉田哲也などです。村上春樹も好きで長編は全部読んでるよ。
本屋で話題になってる本も片っ端から読んでます。

読んだ本が膨大(1000冊以上)なので、読んだ本を記録するために読書メーターに登録しました。2012年4月登録。

読メのみなさんは優しいし温かいですねえ(^_^)
みなさんのナイス・コメントが励みなのでよろしくお願いします。

みなさんの感想にナイスするのは読んだことある本もしくは読みたい本です。

コーヒー大好きです(笑)コーヒーは健康にいいのだあ(^v^)
コーヒー好きさん大歓迎。
最近は家庭菜園での野菜作りをしてある程度の自給生活しています。
ほぼ完全無農薬で水は水道水でなく井戸水使用。

2022/06/28 参政党会員登録。
Twitterアカウント:https://twitter.com/3fKxaM8oRQx4qoK

2022/06/29 更新




2016.3.26更新

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