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2024年4月の読書メーターまとめ

DEE
読んだ本
16
読んだページ
4811ページ
感想・レビュー
16
ナイス
237ナイス

2024年4月に読んだ本
16

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

DEE
テーマは非正規、派遣そして政治家と大企業との癒着。この本にあるようなことが散発的にでもあちこちで起これば、この国の閉塞感はなくなるのかもしれないな。搾取されることがいつから当たり前になってしまったのか。物語として読んで終わりということにしたくない気持ちになる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
16

DEE
まだ医療技術や衛生観念が乏しかった頃、外科医は患者の血や体液が飛び散っても目立たないよう黒衣を着ていたというのがタイトルの意味。数々の失敗や試行錯誤、犠牲、そして勇気があって現在の医療がある。麻酔もない時代の盲腸の開腹手術とか想像するだけで痛い描写が続くけど、語られるエピソードはとても興味深い。
が「ナイス!」と言っています。
DEE
アウトドアは楽しいけど、ほんとにちょっとしたことで命が脅かされることもあるという事例集。
が「ナイス!」と言っています。
DEE
密室殺人というテーマはこれでもかと使い尽くされているはずなのに、まだアイデアが出てくるとは。でもまぁ正直言って出来すぎの部分もなくはないけど、読んでる間は楽しめたので良しとしよう。
が「ナイス!」と言っています。
DEE
北東編に続く南西編。インドは本当にデカくて深い国だという、前回と同じような感想を持つというか、それくらいしか出てこないくらい圧倒されてしまう。著者の情報収集力も凄まじいものがある。
が「ナイス!」と言っています。
DEE
この著者に関する本は、誰の何を読んでもハズレがないと思う。自分は絶対に行けないから読んで自然の雄大さを想像したり、ハラハラドキドキを楽しめる。
が「ナイス!」と言っています。
DEE
行方しれずだった実在する本「サラエボ・ハガダー」。その修復を依頼されたハンナは、その本の中に蝶の羽、血が混じったワインのシミ、塩の結晶を発見する。それらが語るのはまさに古書の来歴。この作品の主人公は人でなくサラエボ・ハガダー。登場人物も少なくないけど、役割としてはセリフのある通行人のようなもの。この本が辿ってきた歴史を登場人物の誰もが知ることはない。いくつもの時代が描かれた層の厚い物語。
が「ナイス!」と言っています。
DEE
筆者が子供だった昭和20年頃の、筆者が育った岡山県のある集落の伝記。自然の中でほとんど自給自足の暮らしを送る住人たち。金以外は豊かな生活だったという言葉が印象的。現在も住人はいるそうだが、限界集落を通り越して自然に還るのも時間の問題だとか。当時の雰囲気を肌に感じられる。
が「ナイス!」と言っています。
DEE
テーマは非正規、派遣そして政治家と大企業との癒着。この本にあるようなことが散発的にでもあちこちで起これば、この国の閉塞感はなくなるのかもしれないな。搾取されることがいつから当たり前になってしまったのか。物語として読んで終わりということにしたくない気持ちになる。
が「ナイス!」と言っています。
DEE
6500万年前の白亜紀、恐竜と蟻は共生し高度な文明を築いていた。なんとも突拍子もない話ではあるけど、これがよく書かれていてとても面白い。手先の不器用な恐竜、想像力に欠ける蟻。弱点を補えあえば文明が開花する。その発想がSFのすごいところ。
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DEE
哲学者である著者が、ハーバードの客員研究員としてアメリカに四ヶ月間滞在したときの記録。強いテーマはあまり感じられず、日常生活にちょっとした哲学的考察なんかがさらりと挟まれていて心地のいい読み味だった。
が「ナイス!」と言っています。
DEE
ジェンダーに関してはどんどん複雑になっていくな、と読みながら考えていた。作品に描かれている性犯罪は許されることではないしセクハラもダメだけど、主旨に目を向けず言葉尻を捉えるのも、それはそれでどうかとは思う。それはそうと安定の天童作品。昔のような病みそうな重厚感が薄まった分だけ、こちらの精神状態に関係なく読める。
が「ナイス!」と言っています。
DEE
著者が2010年から2020年にかけて、新聞やラジオなどのメディアに発表したエッセイをまとめたもの。本職の物理学に関してはもちろん、哲学や世界平和、文学や政治など話題は多岐にわたる。自分にとっては簡単な内容ではなかったけど、心に響くものは少なくなかった。コロナ禍について「困難な時には、競争より協力の方が優れている」。当たり前なんだけど困難な状況にいると気づかないんだよね。
が「ナイス!」と言っています。
DEE
老後のことを嫌でも考えざるをえない内容。生きていけず犯罪者となるのか、自ら命を断つのか。そんな究極の選択があったり、ドヤ街、性的マイノリティ、ハンセン病、中国残留日本人孤児など社会とは縁を築きにくい人たちもいる。小さくてもいいから縁を作れるような老後なら、少しは不安もなくなるかな。
が「ナイス!」と言っています。
DEE
当たり前だけど、どの国にも現在の形になるまでには様々な歴史があるわけで、それを少しでも知っていると旅はもっと面白く深いものになるという意見には強く同意。円安やら物価高やらで海外旅行のハードルは上がってしまったけど、たまには頑張って行きたいよなと思う。
が「ナイス!」と言っています。
DEE
タクシー、清掃、建設、美容師など、その業界内ならでは怪談を集めたもの。葬儀業界なんて、その手の話題の宝庫だろうと思う。自分はそのような体験をしたことはないし特にしたくないけど、説明のつかないことというのは、まぁあるだろうなと思っている。
が「ナイス!」と言っています。
DEE
幼くして親を亡くし、引き取られた農家で辛い子供時代を過ごし、マリーと結婚するも雪崩で彼女を失い、戦争に取られ捕虜になり、再び谷へと戻ってくる。エッガーという男の一生が淡々と語られた作品。側から見れば困難な人生であり、得たものより失ったものの方が多く思える。でも、エッガーはその人生に満足感を覚えながらこの世を去る。その人生にとの向き合い方が心を温かくさせてくれる。映像化されたらしいけどどうだろう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/04/18(4398日経過)
記録初日
2011/11/08(4560日経過)
読んだ本
2743冊(1日平均0.60冊)
読んだページ
904494ページ(1日平均198ページ)
感想・レビュー
2522件(投稿率91.9%)
本棚
8棚
性別
職業
専門職
現住所
神奈川県
自己紹介

意図した再読ではなく忘れて同じ本を読まないための備忘録。
フィクションは主に男性作家。
ノンフィクションは職業柄、医療や人体、健康に関する物が多いですし、犯罪やアングラ系も大好きです。
基本的には興味の赴くまま特にジャンルに拘らず読んでます。

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