Kindleにて。ずっとiPhoneとiPadで持ち歩き、出先でチビチビ読んでいたもの。Kindleで適当に軽そうなのを選んだのだけれど、この表紙に惹かれたのだろうなぁと思う。なんと、田中達也氏の作品ではないか。しかも神様のエンジのジャージだわこれ。著者は青山美智子さん。知らずに買ったのね私。我ながら良いチョイスだった。（わがままな）神様の願いを叶える為のお当番さんの話。叶えてもらえるのでは無いという前提。確かに閉じ込めた気持ちに自ら素直に向き合うのはエネルギーが必要だ。神様はちょっと迷惑だけれど。

グルメ本を期待して読んだ方にはイマイチな印象があっただろうけれど、私自身は全く先入観が無かった為、非常に楽しんだ。的屋の東屋くんが良い男なのだ。育ての親のおじいさんの渋さを受け継いでいる。任侠の世界と一般の世界とで住む世界が違うとは言え、お互いに気が合い惹かれ合った2人。短い期間の出会いだったけれど、多感で進路決定を控えた中学生には強い影響を及ぼしただろう。「幸運の女神の前髪を瞬時に掴まないといけない」という東屋のおじいさんから引き継いだ教えと、「自分自身で決める」という決心が自分の将来を開かせたのだな。

ブックウォーカーのポイント200Pが消失する前日に購入。半額フェアを利用し残額はポイントを使用。若くして夫を亡くした料理好きのお姉さんが、隣の部屋の野球部の少年に手料理を食べさせてお腹いっぱいにさせる物語。レシピはなく、ただ気持ちよくおかわりさせるだけ。ただそれだけなのだけれど、まぁ楽しかった。胸を強調する必要は無いとは思うけれど、男性からしたら理想のシチュエーションなんだろうなー。

番外編の短編。本編のおさらいや裏からの視点。難波要一くんや遠山さんとの出会いに感謝です。遠山さんは家族に全く会えなくなったのに対し、深町くんは家族に会うのが可能と言うのが大きな違いなんだろうなぁと思う。

Kindleにて。ずっとiPhoneとiPadで持ち歩き、出先でチビチビ読んでいたもの。Kindleで適当に軽そうなのを選んだのだけれど、この表紙に惹かれたのだろうなぁと思う。なんと、田中達也氏の作品ではないか。しかも神様のエンジのジャージだわこれ。著者は青山美智子さん。知らずに買ったのね私。我ながら良いチョイスだった。（わがままな）神様の願いを叶える為のお当番さんの話。叶えてもらえるのでは無いという前提。確かに閉じ込めた気持ちに自ら素直に向き合うのはエネルギーが必要だ。神様はちょっと迷惑だけれど。

怒涛の勢いで！？感想も書かずに９冊まで読了した。全巻を大人買いしてあるので、実は急ぐ必要がないのだけれど、ここまで面白かったので。私はエーブの秘密めかしていて相手を煙にまいたり、軽く見て馬鹿にしたかと思ったら気のあるフリをする、掴みどころのないキャラクターが苦手。今回はシリアスなやり取りが多く、これまでの軽快なやり取りを楽しむというよりも我慢していきさつを見守る読書になった為、疲れた。次回からはすこし間を空けるつもり。もちろん最終巻までは読み切るけれど。

『笑いと涙と爽快感溢れる至高の傑作！ヤクザ・自衛官・元大蔵官僚と三つ揃いの大悪党たちは、伝説の刑事の下でどんな大立ち回りをするのか――。浅田次郎のデビュー作にして最高のコメディ。抱腹絶倒』この文章を読了後に読んだ。まさしくこんな感じ！昔、浅田次郎の作品を読みまくった時期があり、昔の中国のシリアスな物語などを再読したいなと思っていたタイミングでこの本と出会った。これがデビュー作なんですか、イカレテいて面白い。イカシテいるのではない。イカレテいるけれど、一本筋が通っているからまともに見えてしまう。