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2024年3月の読書メーターまとめ

大豆
読んだ本
8
読んだページ
2763ページ
感想・レビュー
6
ナイス
26ナイス

2024年3月に読んだ本
8

2024年3月のお気に入り登録
3

  • nonfiction
  • 水原由紀/Yuki Mizuhara
  • 紺色灯油

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • 紺色灯油

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

大豆
ハンドルネームっぽい著者名、マンガイラストの表紙、「史上最強の」といううさん臭いタイトルとたいへんに「軽薄な」いでたちの本だが、内容はいたって良心的でまっとうな入門書。偏見をのりこえて読んでよかった。
大豆
2024/04/28 10:36

これは著者ではなく編集者の責任だが、いくら「バキ」オマージュとは言え、「真理を求めた"男たちの"熱き闘い」と帯にでかでかと書いてしまうのは如何なものか。たしかに本書に女性の哲学者は登場しない。古代から現代に至るまで、そもそも女性に学びや発言や著述の機会が与えられてこなかったわけだから、いざ哲学の歴史を振り返ったときに(その歴史じたい、多くは男性が記述しているわけだけど)出てくるのは男ばかり、というのは現実的に仕方ない側面はあるにせよ、わざわざ性別を限定するキャッチコピーを堂々と帯にのせるのはいただけない。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
6

大豆
しばしば「生主がガワ被ってるだけ」と(半ば揶揄的に)指摘されがちなVtuberだが、いち視聴者としては「そう言われてしまえばその通りだし大きく反論する気もないけど、その説明の仕方だとなにか大切な要素が抜け落ちてしまっている気がする……」という思いがずっとあった。それで、「制度的存在」という概念を用いて、Vtuberが「演者がアバターを纏っているだけ」でも「アニメやマンガのキャラのようなフィクショナルな存在」でもなく、独特の仕方で存在していることをていねいなロジックで説明している第一章を特に興味深く読んだ。
大豆
2024/03/26 20:48

全編を通して、Vtuberの持つポテンシャルを思い切り信じてみよう、という姿勢が貫かれていて、そこに好感を持った。いい意味でアイロニーがなくて、Vtuber文化へのラブレターみたいな本だった。

が「ナイス!」と言っています。
大豆
面白かった。「鼻」は不条理もの、「査察官」はわりとベタなすれ違いコントで、笑いの方向性が違うのがすごい。落語調の訳は読みやすかったけど、別の訳を(そしてもちろん原文も)読んでいないので、これがどの程度成功しているのかは判断できなかった(解説で「あたま山」に言及している様に、不条理でナンセンスな物語に落語性を見出す、という切り口じたいはよくわかる)。
が「ナイス!」と言っています。
大豆
ハンドルネームっぽい著者名、マンガイラストの表紙、「史上最強の」といううさん臭いタイトルとたいへんに「軽薄な」いでたちの本だが、内容はいたって良心的でまっとうな入門書。偏見をのりこえて読んでよかった。
大豆
2024/04/28 10:36

これは著者ではなく編集者の責任だが、いくら「バキ」オマージュとは言え、「真理を求めた"男たちの"熱き闘い」と帯にでかでかと書いてしまうのは如何なものか。たしかに本書に女性の哲学者は登場しない。古代から現代に至るまで、そもそも女性に学びや発言や著述の機会が与えられてこなかったわけだから、いざ哲学の歴史を振り返ったときに(その歴史じたい、多くは男性が記述しているわけだけど)出てくるのは男ばかり、というのは現実的に仕方ない側面はあるにせよ、わざわざ性別を限定するキャッチコピーを堂々と帯にのせるのはいただけない。

が「ナイス!」と言っています。
大豆
「世界史の流れを大づかみに理解する」類の本は何冊か読んだけど、これはかなりよかった。
大豆
面白かったです。砂糖を軸に歴史を語るっていう、テーマをひとつに絞ることで、世界史の全体像をむしろ明快に描いてみせる。ていねいな語り口もあいまって、名著のバイブスに満ちていた。
が「ナイス!」と言っています。
大豆
ゴリじいかわいそうすぎる、これはぴえんです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/06/04(5443日経過)
記録初日
2007/08/10(6107日経過)
読んだ本
1923冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
422806ページ(1日平均69ページ)
感想・レビュー
558件(投稿率29.0%)
本棚
0棚
性別
年齢
34歳
現住所
長野県
自己紹介

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