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2024年3月の読書メーターまとめ

星落秋風五丈原
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感想・レビュー
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ナイス
1060ナイス

2024年3月に読んだ本
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2024年3月のお気に入られ登録
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  • chobi
  • harumi
  • 80000木

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

星落秋風五丈原
滝藤さんでおじさん行けそうな気がしてきました。読みやすい。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

星落秋風五丈原

2024年2月の読書メーター 割合韓国本読んでますね 読んだ本の数:22冊 読んだページ数:7432ページ ナイス数:1066ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/233968/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
22

星落秋風五丈原
【ガーディアン必読1000冊】エティエンヌ・ランティエはジュルヴェーズと内縁関係にあったランティエとの間に生まれたランティエ家次男。『居酒屋』では家を出て働き始め、母に仕送りする姿が描かれる。さて、そんな次男が何をしていたかというと。エティエンヌが、北フランスの寂れた炭坑街モンスー に職を求めてやってくる。彼は前に働いていた鉄道の仕事を上司と喧嘩してやめさせられたが、知り合った熟練の炭坑夫ボンヌモールが、泊まる場所と炭坑で台車を押す仕事を探してきてくれた。彼は多くの労働者階級文学を読んでいた。
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星落秋風五丈原
ウィルキー・コリンズ「ザント夫人と幽霊 」 ケンジントン公園で遊んでいた娘ルーシーといたレイバーン氏は、娘から「おかしな女の人がいる」と言われる。気になってついていくと、彼女ザント夫人は義兄と一緒に暮らしていた。家政婦から義兄はザント夫人と結婚したがっていると聞いたレイバーン氏は彼女の事が気になって。半ばラブストーリーですね。娘ルーシーが素直で可愛い。ダイナ・マリア・クレイク「C─ストリートの旅籠」三人称小説だが、すぐにドロシー・マッカーサー夫人の語りになる。
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星落秋風五丈原
本編は、若く美しいジェルヴェーズが、戻ってこないランティエ(結婚はしていない)を待って夜明かしし、疲れた姿から始まる。ルーゴン・マッカール叢書の第7巻である本書の原題「ラソモワールL’Assommoir」は、この物語の中で頻繁に登場する居酒屋の名前。小説『ナナ』は娘ナナ、『制作』はクロード、『ジェルミナール』はエティエンヌの成長後を描いた作品である。
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星落秋風五丈原
赤ちゃんの父親判定をして欲しいなんて依頼を持ち込まれたネロ・ウルフ。自分の意思ではありませんが家を飛び出すことに。アーチ―の軽口がよい。
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【ガーディアン必読1000冊】まさかヘッセでこのタイプの小説を読むとは思わなかった。
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【ガーディアン必読1000冊】さて、邪魔者カミーユを排除して、結婚までに工作を労したにも関わらず、ローランは「いまではわずらわしい女だが、この女をひとりじめにするために、どんなにいやな努力をしたことかと思うと、この女と結婚しなければ、人殺しも無意味でむごたらしいものになるのではないかという気がしてきた。」結婚が目的ではなく、殺人の元を取ろうとする行為にすり替わる。一方テレーズも、結婚さえすれば悪夢は見なくなると考える。つまり、最初の結婚の目的とは違ってきてしまった。にも拘わらず二人は既定路線を突っ走る。
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星落秋風五丈原
著者が意図したように、ミステリなら当然主眼となる犯人についての記述も推理もほとんどない。殺された女性と、死んでいる彼女を目撃した女性の人生を並行して描く。
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『北斗の拳』パロディをやるつもりはないが、作品が始まった時には、タイトルの父は既に死んでいる。なんと電信柱に頭をぶつけて亡くなったのだ。パルチザンとして闘争に身を捧げた父の最後としては、あまりにあっけなかった。82歳という高齢であり、認知症も患っていたらしい。若い頃には血気盛んなパルチザンとして名を馳せた男も、結句はただの老人として死んだ。著者の両親がモデル。かなりシリアスなバージョンを先に刊行した所、発禁処分を受け指名手配されてしまった。満を持して書かれた作品はシリアスみを減らしている。
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【ガーディアン必読1000冊】 アフリカ人の血を引く神経質な娘テレーズは、ある日ラカン夫人の兄ドガン大尉がやってきて、「お前はこの子の伯母さんでこの子の母親が死んでしまってどうすればわからないから預ける」と言い残していった娘だった。その後ドガン大尉はアフリカで殺されてしまい、テレーズは二度と両親と会うことがない。意地悪な親類ならここで捨てられてしまう所だがラカン夫人はいとこどうしとして一緒に育てた。やがてラカン夫人は、自分が先に逝く事を考えて、カミーユとテレーズを一緒にしようと考える。
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星落秋風五丈原
【ガーディアン必読1000冊】 牛肉王の娘であるミス・ブランディッシが、ライリー、ベイリー、サム爺さん一味に誘拐される。ところがブランディッシはこの後女頭領グリッソンのお袋が率いる別の一味に誘拐される。グリッソンのお袋の息子であるスリムが悪だくみに気づいてかっさらってしまうのだ。ここまでは冷徹な計画に基づいた行動が成されてきたわけだがスリムがブランディッシに惚れてしまった事から歯車が狂う。身代金を渡しても彼女を手離そうとしないのだ。金をもらってずらかれば見つかる恐れはないものの、愛息の恋心を無下にもできず
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星落秋風五丈原
【ガーディアン必読1000冊】チーク材会社に勤める英国人フローリは35歳で独身、中肉中背、日に焼けて元の色がわからなくなっているが、贅肉もついていないし、髪も薄くなっていない。ここまで書いたところで言えば、なかなかの好男子だ。しかし日焼けしている割には、顔は憔悴しているように見え、頬はこけ、眼は落ちくぼみ、眼のまわりには隈がある。そして眼もとから口元にかけて左頬の上を流れるぎざぎざの痣があることを気にしている。金で買った現地妻を同居させているが、そのこと自体は英国人にとって、さほど特別な事ではない。
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星落秋風五丈原
平家は一族揃って滅んで行き、源氏は一族争い合って、やはり滅びていく。しかし平家で生き残った人物がいた。池殿こと平頼盛である。生母池禅尼が頼朝の命乞いをした縁で頼朝に厚遇され、平家滅亡後も宮廷に出仕するが、今度は頼朝と対立した後白河院から敵視される。生き残る側も、その時々の権力者の機嫌を取らなければならないため、いろいろ大変だ。ミステリーが主眼だが、頼盛が対峙する時の権力者との関係もサブストーリーとして描かれる。前半は清盛、後半は頼朝と対峙する。
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星落秋風五丈原
自分のアートに熱中し紙くずとハサミを公園に運び、興味深い見知らぬ人の「練習カット」をするアグネスから物語は始まる。パーセルは「影と実体は、まったく似ていない」という切り絵作家を理解するために、必要なすべての情報を提供している。アグネスは、人物の類似性を生み出すためにどの特徴を含め強調するかを選択する才能を持つ。切り絵制作の際に使う場所とそうでない場所を切り分ける作業と呼応して彼女のナレーションが何を含め、何を除外するかを選択しており、そのために彼女自身の叙述にも多少疑わしい可能性があるという読者への警告。
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コジマと離婚し、熱烈な恋愛をして結婚したカロリーネの連れ子が最悪で、オリヴァーはイライラ。ピアも元夫に自分をモデルにした小説を書かれ、おまけにラブシーンまで出てくるものだから、現夫に気を遣ってヒヤヒヤ。と相変わらずプライベートも大忙しコンビの最新シリーズ。今回の舞台は出版界でいわば内幕ものである。オリバー的には愛情よここで終われってなもんだろう。カロリーネこんなに嫌キャラだったっけ?
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ロスチャイルド家といえばユダヤ系の名門。悪役設定されることも。その一族の女性たちにスポットをあてたノンフィクション。
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エッセイです。言い方がすっぱりしていていいです。
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『ザムボウラの影Shadows in Zamboula』 ザムボウラの刀剣師市場の一角で「アダム・バクシュの家は危険だ」という噂が囁かれる。大胆不敵なコナンを気に入ったズアギル族の男が「くれぐれもアダム・バクシュの家に泊まるんじゃないぞ」と念を押したのに、泊まってしまうのがコナンのコナンたるところ。美女で踊り子のザビビが現れ(すごい名前)愛する人を掬って欲しいと頼み込む。後でザビビの正体がわかるのだが彼女の環境を考えると、どこでそんな官能的なダンステクを習ったのだろう。
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星落秋風五丈原
表紙の写真は、観光地の写真にしては、少し変わっている。どう見ても湖の真ん中に教会の鐘楼が―それも半分だけあり、そこに行くためには、船に乗らなければならない。そして、おそらく鐘楼の下半分は水底なので見に行けない。観光資源としては、中途半端である。それでもこの建物が残る意義はある。かつてその教会に通った人たちがいて、暮らしていたことを、決して忘れないために。湖の底に沈んだクロン村に住んだトリーナという女性が書いた書簡体の形をとった作品である。
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星落秋風五丈原
滝藤さんでおじさん行けそうな気がしてきました。読みやすい。
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星落秋風五丈原
ウクライナって今いきなり攻撃を受けているのではなく古くはマイダン革命もっと遡ればチェルノービリの負の歴史も背負ってしまっているのか。タイトルはウクライナ民謡の一説。戦争が続けば逃れた人はみなこうなってしまう。皆祖国で生き死ぬ。マイダン革命の頃のウクライナが舞台。
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星落秋風五丈原
『カーミラ』 【ガラスの仮面】で北島マヤが罠にはめられ、芸能界を追放された時に、真相を知ったライバルの姫川亜弓がリベンジを果たすために出演した劇として記憶。母を亡くし父に溺愛されて育ったローラは、十字架が立っている道(はい、十字架大事なので覚えておくように!)を避けようとして馬車が横倒しになったのを目撃。中からぐったりした若い女性とつきそいの婦人が出てきた。ローラの父は、婦人が用を済ませる間、若い女性カーミラを預かろうと申し出る。ローラは、かつて幼い頃寝床で見た美しい女性にカーミラがそっくりだと気づく。
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星落秋風五丈原
『氷神の娘The Frost Giants' Daughter』 はい、のっけから戦ってます。いや、戦ってしかいないでしょう。違うか。表紙絵の割れた筋肉。シュワちゃんが選ばれる訳だ。もとい。 キンメリア人のコナンは、赤毛の戦士ヘイムドゥルを倒した後、気を失う。目覚めると美女が。美女は名乗らずコナンを挑発。どこまでも追っていくと、彼女の兄弟が待ち構えていた。そう、これは罠なのだ。コナン惚れっぽい。実は氷神イミルの娘だった。彼女の衣だけが残っていて、その衣が人間界のものとは思えないというのも意味深。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/06/20(4331日経過)
記録初日
1980/08/08(15970日経過)
読んだ本
7928冊(1日平均0.50冊)
読んだページ
2471060ページ(1日平均154ページ)
感想・レビュー
7769件(投稿率98.0%)
本棚
863棚
性別
自己紹介

2005年より書評業。外国人向け情報誌の編集&翻訳、論文添削をしています。生きていく上で大切なことを教えてくれた本、懐かしい思い出と共にある本、これからも様々な本と出会えればと思います。

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