余談だが、Chin↑Pomもシチュエーショニズムを視野に入れているようだ。先日読んだマルコム・マクラーレンもギー・ドゥボールが好きだった。こういう偶然はとても楽しい。今の私自身シチュエーショニズム的なものに惹かれているのかもしれないとか思ったり。「違和感を支えとして自ら発見し行動せよ」ということか。「今やアクションあるのみ」か、「街へでよう」か「見る前に跳べ」か。うーん、春なのかな(頭が)。
どちらも(ある種の才能はあるが)鼻持ちならないクズ野郎だっただけだろうし、世界を変えるのは偉大な人物ばかりじゃないというだけのことだろう。でもそれってなかなかに面白いことだとも思うのだ。
果たして才能はあったのか?よくわからない。しかし何らか世界を変えたことは確かに思える。整理しようとしても整理できない、まとめようと思ってもまとめきれない、容易に理解しえない奇妙な人物。ほとんどの人がそうであるのかもしれないけども、ただ彼は、不可解なエネルギーと強大な好奇心で生涯、悪戯し続けたのだ。時に思想の表明であり新しいコンセプトの提示だったかもしれないが、本質はどれも悪戯だったのではないか。そしてこっぴどく叱られ、嫌がられ、楽しませ、踊らせ、時に硬直したビジネスを脱臼させた。→
おおよそ3年のブランクを経て戻ってきました。まあ、ぼちぼちやってきます。
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どちらも(ある種の才能はあるが)鼻持ちならないクズ野郎だっただけだろうし、世界を変えるのは偉大な人物ばかりじゃないというだけのことだろう。でもそれってなかなかに面白いことだとも思うのだ。