面白かった。死んでミイラになったセティは甦って自らの欠けた心臓を探す事に。甦ったセティをお帰り〜的に迎えて、世間話しちゃう現世の知人たち。この世界観、古代エジプトが舞台ならではなのかな。３日間と言う限られた時間に新たに先王のミイラが密室から消える謎も加わって、セティ大丈夫？と読んでいてハラハラする。密室のトリックは無理が有るのではと思った。最後のセティの真実に心打たれ、ラストは神話を読んでいるような気分にさせられた。

ミスコンの最終審査で集められた孤島。そして起こる連続殺人。途中までは面白く物語に引き込まれた。途中差し込まれる救出された人の断章。それで何となく助かった1人は想像がつく。ところが最後の最後がやっぱり好みでは無い。秋吉作品、私には難しいのかな。読後、表紙の7人のファイナリストを見てなるほどと思ってしまった。

面白かった。死んでミイラになったセティは甦って自らの欠けた心臓を探す事に。甦ったセティをお帰り〜的に迎えて、世間話しちゃう現世の知人たち。この世界観、古代エジプトが舞台ならではなのかな。３日間と言う限られた時間に新たに先王のミイラが密室から消える謎も加わって、セティ大丈夫？と読んでいてハラハラする。密室のトリックは無理が有るのではと思った。最後のセティの真実に心打たれ、ラストは神話を読んでいるような気分にさせられた。