読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

nbhd
読んだ本
35
読んだページ
9606ページ
感想・レビュー
28
ナイス
509ナイス

2024年4月に読んだ本
35

2024年4月のお気に入り登録
1

  • 六点

2024年4月のお気に入られ登録
2

  • G.B.
  • ホフちゃん

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

nbhd
20世紀コンピュータ史は、いわゆる20世紀思想哲学史よりも、”思想哲学的”には重要だと思うようになってきたので、この本、コンピュータ3万5千年史を読んでみた。おもしろトピックが満載なのだけど印象に残ったものをピックアップすると→①世界初の大規模データ収集分析システムである「パンチカード」の発想の源は、ジャカード織機の原理にあったこと。②1940年に、サイバネティクスで知られるウィーナーが自動計算機のあり方について勧告を行ったこと(ウィーナーの勧告という)。
nbhd
2024/04/15 09:38

ウィーナーの勧告→①デジタルであること、②電子管(真空管)回路の採用、③2進法の採用、④できるだけ人の介入しない自動的に計算を行う機構の開発、⑤データの記憶の必要性。…衝撃的というか、すごいのは、いわゆるコンピュータのイメージも現物もまったくない時代に、こういった基本原理をリストアップできているところだ。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
28

nbhd
データベース=「マス目」への飽くなき愛を感じて、おもしろかった。整合性を高くしようとするとパフォーマンスが犠牲になり、パフォーマンスを追求すると整合性を犠牲にする、という原則を柱にデータベースについて基本的なところを解説している本。各RDBMSには、求めるデータへの最適経路探索装置が埋め込まれていて、パーサ、オプティマイザ、カタログマネージャーといった機能を初めて知った。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
<本文引用>Webサイトを構成するWebページは「静的Webサイト」と「動的Webサイト」に大別できます。静的Webページは、誰かが更新しないかぎり同じ表示内容を返すWebページです。(中略)静的WebページのWebサイトで有名なのが俳優の阿部寛さんのWebサイトです。爆速でたびたび話題に上ります。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
コマンドラインを使ってWebサーバーを構築するという、なかなかゴリゴリな本だけど、知識を整理するうえでとても良い本だった。まず章立てが良い→クラウドの基本、AWSの思想、歴史、サーバ構築実践、セキュリティ、その他サービスいろいろ…。特に、思想、歴史については、どのAWS入門書よりページをたくさん割いていて、文系あたまの僕にとってはクラウドサービスのイメージ(何が問題で、何が便利になったのか)をつかむのにわかりやすかった。読み終わってから、上位資格である機械学習やデータ分析分野が気になって仕方ない。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
学習教材として良いなと思ったところは、AWSサービスを項目立てて解説するのではなく、AWSの「設計思想」に紐づけて各種サービスの内容を概観できる構成になっているところだ。その設計思想とは「高可用性」「パフォーマンス」「セキュリティ設計」「コスト最適化」。2006年にAWSのサービスの一部が開始されてから、今年で18年か…クラウドサービスは歴史的な出来事だとは思うのだけど、「設計思想」の書籍化=歴史化されるのはもうちょっと先なのかな。それとも、公式ドキュメントを読めば事足りるから歴史書にならないのかな。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
図書館のヘビーユーザーとしてはタマラナイ、とても良いマンガだった。ヤンキー少年が図書館に心とカラダを開いていく物語。お仕事マンガにありがちな、単なる業界あるあるに終始するわけでなく、主人公と図書館、そして所蔵本にまつわる様々なエピソードがドラマチックに絡み合っていて、感情を刺激された。どんどん先を読みたい。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
この本をどうしても読みたかった理由はただ一つ、AWSサービスの萌え擬人化イラストを見たかったからだ(AWSには200以上のサービスがあり、擬人化されてもっともだと思う)。ふむふむ、EC2、S3、Route53、CloudWatchなどが、そんなにクオリティの高くない、しかし、親しみやすいイラストキャラになっている。困ったことに、AWSでも複数配置されるのがデフォルトのEC2ちゃんが、大量発生してしまっているぞ。そうだな、アマプラオリジナルでアニメ「はたらくAWS」を配信してほしい、んなことを思った
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
2013年の古めの本。AWSがビルダー系ゲームによく似てるというイメージをつかむためにざーっと読んでみた。画像サイト、ECサイトなどのAWS設計について、かなり事細かく書いてある。そいで、AWSは家づくりに似てるという感想を持った。例えると、AWSには、家づくりに必要な、土地、資材、風呂トイレユニットがすべて揃っている。さらに、水道まわり、電気まわり、ネット環境もすべて用意されていて容易に調達できる。用意されたものには、すべて品質保証がされていて、「絶対壊れない家」を確約する…そんなかんじかな。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
AWSの勉強で、あらためてウェブ技術の基本をおさらいしようと思って読んだ本(ブロックチェーンには興味なし)。さてさてさて、なんで僕がこんなにコンピュータにゾッコンな状態になってしまったのか一度整理しておこう…振り返って思い出すのは、楳図かずおの「私は真吾」だ。産業用ロボットが意識を持つという謎ストーリーは当時高校生だった僕に大きな衝撃を与えた。特に、電子の世界のマンガ描写には息を呑んだ。こういう衝撃をヒトに埋め込むものを僕は「文学的」だと考えている。文学ってすごいね。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
この世に張り巡らされたネットワークとサーバー、その計算量について思いを馳せ、想像してみると、そりゃもう莫大な量の計算が今この瞬間に行われているわけで、ちょっとゾッとするくらいだ。人工知能分野でも、そりゃもう人間が認知しきれないほどの計算(学習)が行われるわけだけど、社会で現実に稼働しているサーバーの計算量に比べたら、ちっぽけなものなんじゃないかなと思った。社会はさまざまなレイヤーで構成されていて、ことIT・通信のレイヤーについては知れば知るほど、想像力をかきたてられるなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
AWSの勉強をしていて、しぜん、そもそもサーバーってなんだっけ?ってギモンにぶつかったので読んでみた。この本は、これでもかというくらいわかりやすい例えを使って、サーバーの基本を解説している。サーバーのイメージといえば、ドラマとかによく見るセキュリティ厳重の部屋に整列された大量のアレだ。で、実際、何をしているかというと、パソコンよりも強強なコンピューティングシステム、つまり巨大計算機なんだね。サーバーごとに専門分野を決めて、これはメール専用、データベース専用、WEBサイト専用みたいに設計構築していくわけだ。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
AWSの勉強をしていると事ある毎に、基本情報技術者試験で知った知識が役立つことを実感する。ネットワークとかサーバーみたいな「文字づら」が、だんだんとリアリティを帯びてくるわけで。ITリテラシーが必要な時代とされているけど、ネットワークの基本中の基本を学ぶためには、AWSを必修にするべきなんじゃないか、とまで思えてくる(だんだん信者化してきた)。この本は、EC2、S3、RDS、VPCくらいのAWSの基本リソースをハンズオンで学べるといった内容。さて、AWSの経営思想、設計思想について学べる本はないものか…
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
2012年の本。知り合いのエンジニアに、ここ20年くらいの仕事上の大変化について尋ねたところ、「クラウドの導入だ」という答えがかえってきた。確かに、クラウドについて知れば知るほど、超便利!ってことがよくわかる。この本は、クラウドの過去・現在・未来についてよくまとめられていて、とても勉強になった。そもそも、アマゾンがAWSのサービスを開始したのは、アマゾンで使っていた巨大システムが、クリスマス商戦の時期以外は手すきになるので、貸し出そうっていうのが始まりだったってことは歴史的事実として覚えておこう。
nbhd
2024/04/22 10:27

引用/「クラウドは、技術といった個別のピースではなく、運動というコーディネーションであり、その意味でビジネスモデルなのです」。「超集中と超分散のハーモナイゼーション」。

が「ナイス!」と言っています。
nbhd
AWSの中の人が書いた入門書。すべてはお客様のため的なトーンで丁寧に解説されている。ぼくが、AWSって面白いなぁと感じるポイントのひとつに「耐久性」ってのがある。飛行機が墜落して死亡する確率をネットでパチパチ検索すると、だいたい900万分の1。比較するのもどうかと思うけど、AWSのストレージサービスで、1年間にわたりデータが失われず保持される確率がイレブン・ナイン(99.999999999%)…1千億分の1の確率なんだという。通信インフラって、現代社会の動脈なんだなとつくづく感じるわ。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
ざっくりまとめると、5G通信の覇権争いにおける日本の立ち位置ってどうなのよ?といった内容の本。海底ケーブル、クラウド、データ保護などのいくつかのトピックで、覇権争いのゴタゴタが首尾よく整理されている。印象に残ったのは「デス・バイ・アマゾン」という言葉だ。Kindleのような電子書籍が小売書店を駆逐したように、アマゾンによってビジネスの首根っこを掴まれているような事態を指す。サービスを寡占されたうえ、急な値上げされちゃったら、そりゃ困るよって話だ。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
ぼくはビジネスというものから、よほど離れた仕事をしていて、これっぽっちもそっち方面への興味を持たなかったんだけども、AWSというやつはなかなかに凄くて、AWSエンジニアという専門職があるのも確かに納得だ。とにかく魅力的なのだ。このシステムに、自分の労働力を投じたくなる気持ちもなんとなくわかってきた。AWSにはコンピュータサイエンスの技術が詰まっていて、IT系のビジネスモデル的なものがアーキテクチャとして埋め込まれている。あー、プロジェクトXで「AWSをつくった人たち」やってくれないかなあ。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
AWSは現代の「帝国」だと認識したので、しばらくこの勉強は続きそうだなぁ。初読のときは正直よくわからなかったのだけど、UdemyでAWSの基本を勉強したので、記憶の定着に役立った。…してみると、AWSのしくみってなんか、マインクラフト、スーパーマリオメーカー、シムシティみたいなビルダー/シミュレーション系のゲームに類似している。部品は用意しました、好きな部品を組み合わせて、よろしくやっちゃってください…ってかんじだ。しかも、シムシティよろしくコスト管理もシステムに組み込まれている。AWSってゲームなんだな
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
2009年の本。興味本位でAmazon Web Serviceの勉強をはじめてみたところ、すぐさま「えっ、マジこんなことになってんの!やべぇ!!」となり、クラウドコンピューティングの歴史をこの本でさらってみた。僕が思うに、クラウドシステムは現代の超大規模建築だ。物理的にはデータセンターがズドンとあり、ネットワーク上にウェブサービス無限製造工場がデデーンとある。数社でクラウドサービスを寡占しているのは、まるで「帝国」。想像力を喚起させるという点で、AWS取扱書のほうがそこらへんの小説よりもよっぽど文学的だ。
nbhd
2024/04/17 14:33

水道をひねれば水が出てくるように、プラグをコンセントに挿せば電気が供給されるように、インターネットに接続するだけで必要なITリソースを利用できる…という著者のたとえばがわかりやすかった。/AWSの前身、AmazonS3のサービス開始が2006年。/クラウドコンピューティングを支える技術の根底にあるのは「エラー忘却型コンピューティング」という考え方で、エラーが発生しても処理を継続するというゴリ押しスタイルだそうだ。たとえどこかが壊れても、それ以上に資材を投入してシステムを維持するってすごいなぁ。

が「ナイス!」と言っています。
nbhd
すぅごくおもしろかった。バートランド・ラッセルが半生を回顧するという筋立てで、ヴィトゲンシュタインやホワイトヘッド、ゲーデルなどなど論理哲学オールスターズが、20世紀初頭の数学基礎論の課題に四苦八苦するといった中身のグラフィックノベルだ。登場人物たちに共通するのは「論理と狂気の綱渡り人生」。論理哲学者たちは、ヤバくなってしまったり、ヤバくなりかけたり、すでにヤバかったり、家族がヤバくなってしまったり、基本的にヤバさに片足を突っ込んでいるようなキャラとして描かれる。そのあたりが、ヤバかった。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
図鑑ならではの良さでいえば、いわゆる「バグ」の語源となった、実際に機械に飛び込んでしまった虫の図版が載っているところだ。中高生向けの本だけど、網羅的にコンピュータの内部構造を知ることができて良かった。ラテン語で「指」のことをdigitusといい、これがdigitalの語源になっているなど豆知識も豊富。少しずつ勉強して、コンピュータの動作原理を明瞭にイメージできるようになりたいな。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
20世紀コンピュータ史は、いわゆる20世紀思想哲学史よりも、”思想哲学的”には重要だと思うようになってきたので、この本、コンピュータ3万5千年史を読んでみた。おもしろトピックが満載なのだけど印象に残ったものをピックアップすると→①世界初の大規模データ収集分析システムである「パンチカード」の発想の源は、ジャカード織機の原理にあったこと。②1940年に、サイバネティクスで知られるウィーナーが自動計算機のあり方について勧告を行ったこと(ウィーナーの勧告という)。
nbhd
2024/04/15 09:38

ウィーナーの勧告→①デジタルであること、②電子管(真空管)回路の採用、③2進法の採用、④できるだけ人の介入しない自動的に計算を行う機構の開発、⑤データの記憶の必要性。…衝撃的というか、すごいのは、いわゆるコンピュータのイメージも現物もまったくない時代に、こういった基本原理をリストアップできているところだ。

が「ナイス!」と言っています。
nbhd
自分の想像以上に、世の中はデータベースで動いていることがわかってきた。特に勉強になったのは、プログラミング言語を通じてSQLを動作させ、データベースの検索結果を出力する原理をコードの実装例も併せて知れたところだ(JavaからPostgreSQLとか)。僕の実感では、足立区立図書館と荒川区立図書館の蔵書検索システムを比較すると、足立区立図書館のほうが圧倒的に優秀なのだけど、それは足立区のほうがUIも含めて設計がしっかりされているというところに理由があるのだな、ということが本を通じてよぉくわかったゾ。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
うむむ、なかなか簡単に読めたとは言えない難しい本だ。キレキレの文体で、みずからのヴィジョンを書き尽くしたかんじ。いまの日常で、身の回りに雑草が生えているようなかんじで、近い未来にはコンピュータ+人工知能がウッソウと茂る、っていうのがデジタルネイチャーのイメージだな。しかも、僕たちが植物の知能について理解できないように、人工知能の知能についても理解できないまま、ただただウッソウと周囲に蔓延っている状態。仏教の「悟り」も、ある種、深層学習の特徴量に近似している、といった主張もあって、なかなか興味深い、のだが。
nbhd
2024/04/11 09:57

引用(p66)「現行人類のコンピュータに対して優れている点は、リスクを取るほどに、モチベーションが上がるところだ。これは機械にはない人間だけの能力である」。

が「ナイス!」と言っています。
nbhd
分量にすると、高校1年生が使う英文法の参考書くらいだな。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
名前だけは知っている超有名人イーロン・マスクさんについて、ざっくり知ることができる良い本だった。少年時代は読書の鬼だったそうで、なかでも「銀河ヒッチハイクガイド」に強い感銘を受けたという。で、感銘を受けた一節が→「答えを見つけるより、問題を見つける方が難しい」。僕はイーロン・マスクとは真逆の方向で生活しているけど、銀河ヒッチハイクガイド好きっていう共通点が見つかった。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
データベースまわり、その他いろいろの本。特に、データベースの歴史記述が興味深かった。データベースという言葉の由来は、1950年代に米軍が情報基地を集約し、これをデータベースと呼んだことに端を発する。ソ連の人工衛星打ち上げ成功はアメリカに衝撃を与えた(スプートニクショック)。ソ連に核爆弾を落とされかねない危機感が、一方で分散型のシステム(→ネットワーク)構築を促進し、他方で、宇宙開発技術発展のために大量のデータをさばく必要に迫られ、データベースシステムの構築が促進されたとのこと。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
イメージとしては、映画でハッカーがパチパチやっているアレだ、あのカッコよさだ。…人工知能に興味を持てば持つほど、コンピュータそのものに対する関心がいちだんと強くなってきた。ので、OSを取り扱うLinuxにも、しぜん興味が傾き、読んでみた。収穫としては、pwdとかcdとかlsとかLinuxの入力文は、何かの略語であることを初めて知り、ようやく安心できた。pwd→print name of working directory, cd→change directory, ls→list etc...
nbhd
2024/04/05 14:24

man→manual, mkdir→make directory, cat→concatenate, cp→copy, wc→word count,chmod→change mode, sudo→switch user and do. …サルトルの実存主義よりも、レヴィ・ストロースの構造主義よりも、その後のポスト構造主義うんぬんよりも、「コンピュータの発明とその周辺の思想的確立」の方が20世紀の思想史的には影響力でも考え方としても最重要であるのかもしれない、と思うようになってきた。

が「ナイス!」と言っています。
nbhd
内容をまとめると→「いまは情報爆発時代だから、誰にも脳を支配されないメディアリテラシーを身に着けましょう!」という本(本の副題にすべてが集約されている)。紹介されるサバイブ術はあんまりパッとしなかったけど、著者のメディア状況を観る眼はとってもまともだ。著者が起業したJX通信社は「記者ゼロの通信社」として知られている。SNS上の災害事故ツイートを自動収集し、AIによってニュース性を解析、これをシステム化したものをNHK・民放などに提供している。
が「ナイス!」と言っています。
nbhd
とても良い本だった。SQL、の前に、データベースっていったい何なんじゃろ?というところを概説している。たしかに、SQLはプログラミング言語の一種としてある程度、理解できるのだけど、”データベースまわり”をよく知らなかったので、手元に置いていて、いずれまた読みたいと思った。へへぇとかんじたところは、パンチカードの生みの親ホレリスさんはIBMの前身となる企業を立ち上げ、その数十年後にIBM社員が現在のRDBMSを考案したってとこ、うぅん、レキシだ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/10/27(4205日経過)
記録初日
2012/10/24(4208日経過)
読んだ本
2550冊(1日平均0.61冊)
読んだページ
597090ページ(1日平均141ページ)
感想・レビュー
1575件(投稿率61.8%)
本棚
27棚
性別
年齢
40歳
血液型
A型
職業
事務系
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

本を読むのは、つらく苦しいことだ。

「ぼくは、自分を咬んだり、刺したりするような本だけを、読むべきではないかと思っている。もし、ぼくらの読む本が、頭をガツンと一撃してぼくらを目覚めさせてくれないなら、いったい何のためにぼくらは本を読むのか?きみが言うように、ぼくらを幸福にするためか?やれやれ、本なんかなくたってぼくらは同じように幸福でいられるだろうし、ぼくらを幸福にするような本なら、必要とあれば自分で書けるだろう。いいかい、必要な本とは、ぼくらをこのうえなく苦しめ痛めつける不幸のように、自分よりも愛していた人の死のように、すべての人から引き離されて森の中に追放されたときのように、自殺のように、ぼくらに作用する本のことだ。本とは、ぼくらの内の氷結した海を砕く斧でなければならない。」(カフカ)

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう