大好きな恩師が亡くなったような喪失感。寂しい…。圧倒的な作品があり、それを超えようと数多の作品が挑みそれでも超えられなかった。時代を作った偉大な作品の生みの親。ちょっと動揺が、どうしようもないな。
冒頭の海面上昇、この世界を語るキーになりそう。潮の満ち干きとは引力で月だ。地獄でしかない過去。途中のSBSで子供に真似してもらいたいんだーとか語ってるけど尾田っち、こんなの子供が読んだらどう受け止めるんだろう。その中でも気になる情報がちらほら。ゴッドバレー事件と英雄と呼ばれたガープの一端が明らかに。かつて政府に逆らったバッカニア族。ニカのことを伝える空白の100年関連か。やっぱりジョイボーイがニカですかね。いきなり悪魔の力を発動したボニーも気になる。父親なのかな。天竜人、不老不死、イム様?面白かった。
宮嵜Pの本を読んでるので深夜ラジオでのニッポン放送とTBSラジオの対比みたいなものを感じながら読んだ。深夜ラジオと言えばオールナイトニッポンが代名詞であったけど近年はラジオの覇者はTBSラジオだ。全時間帯トップ、スコアも圧倒的。しかしTBSラジオは営業が弱い。聴く人はいてもお金に変えるのが下手だ。その点ニッポン放送は上手い。深夜にアイドルやアーティストを選びイベントも多くこなしスポンサーも多い。その仕事観の差が如実に現れている気がした。面白いだけじゃ飯は食えない。ただアルピーの件は未だに許せない。
例えば社会的に意義のある、元自衛官へのセクハラ報道とか公務員の横領とか、そういうのは名前が一切出されない。それは警察発表がないから、という指摘はなるほどなと。恣意的に社会的制裁を選んでるんですよね。だったらアメリカみたいに全部公開して、交通違反とかでも公開されるから逮捕という重みを軽くする、みたいな方向もありかもしれない。まあこの辺は素人の私よりもいい案があるんだろうけど、ネットがない時代の前提をいつまでも引きずるのはよろしくないと思います。
よく生理痛とかで男性にももっと知識をといった声も聞く一方、知られるのは気持ち悪いといった声もある。プライベートへの関与を拒むことは協力を遠ざけることでもあり、協力を求めることはプライバシーへの干渉に繋がる。じゃあ男性同士はどうなのかと言うと、マチズモ的でありそれをネタにすることいじることが基本線にある。それで傷つく多くの男性がいることもまた事実。性教育が遅れているとされる日本。親から聞くのは気持ち悪いし、やはり学校で触れる機会を増やすしかないのかな。難しいからなあなあでずっときちゃってるんだろうね。
共感やカタルシスを得られる一方、男女の壁は埋まらずに終わる。そういった輩を殺すという選択肢しか示されず、これもまた戦争の姿なのでしょう。女の顔をしていないことへの対峙。ただランボーになって女同士でいちゃいちゃして男を排除した姿もまた正解とは思えない。だからこそラストの前へ進むシーンが肯定的に思える。男は男だけで、女は女だけでは社会は成り立たない。殻を破って人と関わる。そういうメッセージが好き。エグい描写はあるけど戦争ものにしては抑えめだし、青春味があるたしかに万人受けする作品でした。面白かった。
私は今でも爆笑問題とおぎやはぎとバナナマンは通勤中聴いてる。最後のchelmico鈴木真海子がよかった。なんで聴き続けてるか、彼らの素の部分に惹かれ、私生活を知りもう家族みたいな感じになってて、大きな笑いとかいらなくて、ただ彼らの生の声を聴く。その距離の近さが安心になり、当たり前になってる。アルピーのちんちんを公共の場で言える価値みたいのが、深夜ラジオスターでありそこから剥けない部分だなと感じて好きだな。あとは設楽さんが大好きだなと再確認。視野の広さと優しさ。読めてよかった。
漫画ばかり読んでます。本棚はジャンル別で順位つけてます(随時更新中)。気軽にナイスするので嫌な人ごめんなさい。お気に入り登録解除はご自由に。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
共感やカタルシスを得られる一方、男女の壁は埋まらずに終わる。そういった輩を殺すという選択肢しか示されず、これもまた戦争の姿なのでしょう。女の顔をしていないことへの対峙。ただランボーになって女同士でいちゃいちゃして男を排除した姿もまた正解とは思えない。だからこそラストの前へ進むシーンが肯定的に思える。男は男だけで、女は女だけでは社会は成り立たない。殻を破って人と関わる。そういうメッセージが好き。エグい描写はあるけど戦争ものにしては抑えめだし、青春味があるたしかに万人受けする作品でした。面白かった。