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2024年4月の読書メーターまとめ

青山尚之
読んだ本
7
読んだページ
1848ページ
感想・レビュー
5
ナイス
20ナイス

2024年4月に読んだ本
7

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

青山尚之
人をひきつけてやまない天性の魅力で次々とファンを獲得していくアイドルとしての素質を受け継いだ二人が、アクアだけでなくルビーまでもが、その素質を自分たちの復讐のためだけに活用しだす。目が離せない輝きはあるんだけど、どうしたっていびつだよなあ。B小町内のチグハグ感とか、爆発秒読みの爆弾を抱えた危なっかしさがあって、読んでてこわいとさえ思う。天才的なアイドル星野アイからはじまった物語がこんな展開になることを、いったい誰が望んだだろうか。アイドルという存在が有する光だけではない闇の面、なのかな。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
5

青山尚之
人をひきつけてやまない天性の魅力で次々とファンを獲得していくアイドルとしての素質を受け継いだ二人が、アクアだけでなくルビーまでもが、その素質を自分たちの復讐のためだけに活用しだす。目が離せない輝きはあるんだけど、どうしたっていびつだよなあ。B小町内のチグハグ感とか、爆発秒読みの爆弾を抱えた危なっかしさがあって、読んでてこわいとさえ思う。天才的なアイドル星野アイからはじまった物語がこんな展開になることを、いったい誰が望んだだろうか。アイドルという存在が有する光だけではない闇の面、なのかな。
が「ナイス!」と言っています。
青山尚之
めちゃくちゃいい。聖女らしからぬ言動で関わる人みな頭を抱える問題児ぶりと、そうしたやり取りの中で築かれた大切な人たちの記憶から突然消し去られてしまった喪失感のギャップ。笑いと悲哀のあまりのジェットコースターぶりにおかしくなりそうなんだけど、そんなマリヴェルにふり回される役目を一身に背負わされることになったエーレの気苦労ぶりに笑わされれば笑わされるほど、不意打ちで挟まれる喪失感の描写で泣かされそうになってしまう。こういうのに弱いんですよ。どんな真相が待っているのか、結末まで見届けたいと思わされる物語ですね。
が「ナイス!」と言っています。
青山尚之
熱波に苦しむアンナたちの前に水棲の魔法生物たちが登場する話。パティなる大ダコを意図せず怒らせてしまい、その後の対応におおわらわになる様子がコミカルで楽しかった。とはいえ終盤はやや駆け足感が。
青山尚之
イギリス初の労働党政権、第一次ラムゼイ・マクドナルド内閣の成立から崩壊まで。1年に満たない期間ながら、住宅建設支援やドーズ案決定への貢献などで成果をあげ、労働党が自由党に代わる二大政党となることに成功したのは確かな成果。ただし少数与党ゆえに急進的な改革は行えず、また共産主義との関係性が警戒を呼んで政権崩壊の引き金ともなったのは、ソ連成立直後の国際情勢ゆえか。終盤に首相は後年労働党を除名されたとあって驚愕。急進さよりも堅実さ、政権批判に閣内一致よりも一匹狼気質で通す姿勢を思えば察せられるものはあるが……。
青山尚之
不思議なおもしろさ。ふりかえってみると、ストーリーらしいストーリーはなかったような気がするし、会話中心の会話の中身も特にこれといってなかったような気がする。けれど、その場その場でとりとめもなくしゃべってるだけのような会話が、なんだかいい雰囲気だったんですよね。しゃべってる内容よりも、相手としゃべっているという、同じ時間を共有する行為によって関係が築かれていく感じが描かれてるというか。なにか大きな事件が起きるわけではない、けれどこうして小さな変化を含みながらも基本は淡々と続いていくのが、日常という感じ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/08/10(5379日経過)
記録初日
2008/01/23(5944日経過)
読んだ本
2306冊(1日平均0.39冊)
読んだページ
740750ページ(1日平均124ページ)
感想・レビュー
810件(投稿率35.1%)
本棚
16棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://takayuki-blog.seesaa.net/
自己紹介

かつてのラノベ読み。今は雑多な本読み。気が向けばあれこれ読むけれど偏食度も高い気がする。

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