読書メーター KADOKAWA Group

2024年5月の読書メーターまとめ

Yoichi  Taguchi
読んだ本
4
読んだページ
1544ページ
感想・レビュー
4
ナイス
36ナイス

2024年5月に読んだ本
4

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Yoichi  Taguchi
若かりし頃、ノルウェーの森を読んで以来の村上小説。三部構成の一部が終了。クロニクルという題名通り、これといったストーリーも無く主人公の日常がつづられているが、加納マルタ・クレタの姉妹、笠原メイ、間宮中尉など登場する脇役たちの”物語り(サブストーリー)”が興味深い。引き続き第二部へ
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
4

Yoichi  Taguchi
若かりし頃、ノルウェーの森を読んで以来の村上小説。三部構成の一部が終了。クロニクルという題名通り、これといったストーリーも無く主人公の日常がつづられているが、加納マルタ・クレタの姉妹、笠原メイ、間宮中尉など登場する脇役たちの”物語り(サブストーリー)”が興味深い。引き続き第二部へ
が「ナイス!」と言っています。
Yoichi  Taguchi
死んだ人が数年後に生き返るという復生者・設定はSF的だが、人生とはをテーマにした純文学に近い作風だった。 平野啓一郎氏をウィキペディアで確認してみた。1歳で父親を亡くした主人公・土屋徹生は平野氏の生い立ちそのもの。 本書は前期分人主義として括られており、順に『決壊』『ドーン』、、、そして本書。この本で何となく分人という考え方が腑に落ちた(精神科医・池端の口を借りて説明している)。決壊とドーンは読み直してみよう。
が「ナイス!」と言っています。
Yoichi  Taguchi
一度死んだ人間が数年後に生き返るという『復生者』と書くとオカルトっぽいが、ここは平野啓一郎氏、きちんと純文学風になっている。自殺で亡くなった主人公・徹生が3年後に生き返って家族や周囲との関係性を取り戻せるのか : 徹生の死後、彼の亡くなり方が故に残された人たちは散々苦しんできた。これらの代償も含めて徹生はどう生きるのか? 下巻へ
が「ナイス!」と言っています。
Yoichi  Taguchi
不夜城、鎮魂歌、長恨歌、どれを読んでも虚無の極みだった。3編をとおして主役だった劉健一の底の知れない真っ黒の瞳は何を見続けたのだろう。悲観論者ではないにしても、ふと考えると『時には喜び、時には悲嘆にくれ』という人生は何なんだろうな。それでも刹那的ともいえる楽しいことがあるからこそ人は生きていけるんだと思いたい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/01/05(4166日経過)
記録初日
2012/08/12(4312日経過)
読んだ本
503冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
206351ページ(1日平均47ページ)
感想・レビュー
468件(投稿率93.0%)
本棚
60棚
性別
血液型
O型
職業
技術系
現住所
埼玉県
自己紹介

2024/2/6で65歳:定年再雇用も2024年3月で終了。
これ以降、年金&塾講師のパート生活に入ります。
ルーチンとしては、『月間180kmを目標にランニング三昧』
『塾講師に必要な高校の物理・数学の学習』
『NHKゴガクのながら学習』この隙間で読書。
はて、毎年低下している読書量が増えるのかどうか?

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう