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2024年3月の読書メーターまとめ

若紫
読んだ本
12
読んだページ
2941ページ
感想・レビュー
12
ナイス
1120ナイス

2024年3月に読んだ本
12

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

若紫
ネタバレれんげ荘に10年以上住んでいるという記述があるので、キョウコ50代後半か。キョウコが風邪をひいたことと、クマガイさんの旧知の人が立て続けに3人亡くなったことで、将来への不安が今まで以上に大きくなり、クマガイさんともそんな話をするようになる。ただ、キョウコに実際に起きたことといえば「風邪を引いた(2日で回復した)」だけ。第7巻以上に何も起きなかった。この巻も、クマガイさんの選ぶお店がどれもオシャレでおいしそう。もしかすると、クマガイさんのある一面は群ようこさんなのかもとふと思った。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

若紫

味噌に負けたお玉。

味噌に負けたお玉。
5 よういち
2024/03/09 08:08

最近の若いお玉たちは... ったく(笑)

若紫
2024/03/09 10:21

ちょっとしたことで折れやすい笑

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
12

若紫
ネタバレ【宮部みゆき「本よみうり堂」】なんとか最後まで目を通した(ことにする)。理系っぽさの対極の印象が強い小保方氏の華々しい登場と上司である笹井氏の自殺はとてもインパクトが強く、その割に、本筋である研究やその不正の内容についてはそういえばよく分からないままだった。小保方氏は、研究は純粋に大好きで研究にかけるガッツは相当なものだが、研究結果を地道に記録するのは苦手で、研究に対する倫理観も低かったことがうかがえる。そして、それらを関係者が指摘やフォローができなかったことが不正を生み出す一因であったと解釈した。
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若紫
ネタバレ身近に当たり前にあるものの「かわいさ」を再発見。そんなものまで「かわいい」と感じるのかと、その感性の豊かさに驚くも、言われてみればかわいいかもしれないと思わせられる。作者の言う「かわいい」には、「愛おしい」とか「健気」という意味も含まれる。単に感性で「かわいい」と感じているだけでなく、〇〇辞典(事典)でその歴史を辿ったり、そこから話が広がっているのもいい。なるほどと共感したのが「あやとり」。紐がかわいいのではなく、あやとりをしている人のうつむいた表情がかわいいというもの。今、あやとりできるだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
若紫
宮部みゆき「本よみうり堂」で紹介。遺体と解剖の描写、薬物の説明が詳しすぎて読んでいてキツかった。あと、なんというのかな、文章が読みにくい。特に最初の2作は、脳内再生した映像を書き起こしているような文章だと感じた。それから「ここは事件とは関係ないだろうな」というのが読んでいて分かってしまうので斜め読み。4作目の事件は交通事故だが、主人公が車種にまったく疎いところには親近感を覚えた。なんか、けちょんけちょんに書いてしまった笑
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若紫
ネタバレ宮部みゆき氏「本よみうり堂」で紹介。この事件はよく覚えている。凄惨な殺され方をした被害者がまだ13歳の少年で、13歳が誰にどんな風に恨まれてこんな風に殺されなければならなかったのかと、胸を痛めると同時に不思議にも思った事件だった。だが、このルポを読んで分かった真相は、報道から抱いた印象よりずっと理不尽で救いようがなかった。取材に応じたのは別居していた実父と、被害者や加害者と付き合いのあった数人の人たち。決して少年たちだけの問題ではないことが分かる。一番罪の重い主犯格の少年でも2030年代には刑期を終える。
が「ナイス!」と言っています。
若紫
ネタバレれんげ荘に10年以上住んでいるという記述があるので、キョウコ50代後半か。キョウコが風邪をひいたことと、クマガイさんの旧知の人が立て続けに3人亡くなったことで、将来への不安が今まで以上に大きくなり、クマガイさんともそんな話をするようになる。ただ、キョウコに実際に起きたことといえば「風邪を引いた(2日で回復した)」だけ。第7巻以上に何も起きなかった。この巻も、クマガイさんの選ぶお店がどれもオシャレでおいしそう。もしかすると、クマガイさんのある一面は群ようこさんなのかもとふと思った。
が「ナイス!」と言っています。
若紫
ネタバレ宮部みゆきの「本よみうり堂」で紹介されていた作品。大好きなアリス火村シリーズ。舞台が山奥だからか、題名に「悪夢」があるからか、物語全体が夢の中のような霧がかかったようなほの暗い雰囲気が漂う。殺人事件が起きたと思われる前後に落雷があり、倒木で道路がふさがれたことから、住宅地一帯が一種の密室のようになる。上質で壮大な密室ミステリーを堪能しました。物語の最初の方で「これは伏線か?」と思い、頭の片隅にとどめておこうと思った事柄は伏線でも何でもなかった。真相を自分で解明するのは諦めよう。
が「ナイス!」と言っています。
若紫
読友さんのレビューを読んで手に取りました。宮部みゆきさんが2015-2019年に読売新聞で紹介した本を書籍化したもの。読んだことのないジャンルだったり、苦手なジャンルの書籍を「読んでみたい」と思わせる筆力。読みながら読メの「読みたい本」に登録し、図書館のサイトで蔵書を確認し、スマホでメモを作るという、面倒くさくも楽しい作業をしながら読みました。さて。図書館行くぞ。るんるん♪
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若紫
ネタバレとうとう最終巻まで来てしまった。純との過去を振り返り、納得して区切りをつけて、柚季との未来に向かう洋一。五十嵐さんと共同経営のパン屋をプレオープンにこぎつけた柚季。2人の物語は結婚に向けて具体的に行動するところで終幕。10巻の後半は、このパン屋さんに救われた別のカップルの物語。2人の結婚生活を見てみたかった、芦原先生が描く2人の未来を読んでみたかった。ご存命でも、この物語の続きが描かれることはなかっただろうけど、生きていれば「いつか描いてくれるかも」とひそかに待つ楽しみが持てたのに。本当に残念でならない。
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若紫
ネタバレ純と今の彼、それぞれ元カレと元妻に感謝しつつ、過去に経験を踏まえて結婚に踏み切ったのが現実的。純からの連絡が「洋一に伝えたいことがあるけど、これからお風呂に入るので、また今度」なのがおあずけをくらったようで、いえ、楽しみを取っておくようでいい。柚季は五十嵐さんと店を出すことに。その店名が…。五十嵐さんがかつて出していた店の店名をそのまま。柚季と洋一、お互い長く会えず、文字でのやり取りでは意図が微妙に伝わらず。この状況を打破すべく洋一が前向きに動いている。
が「ナイス!」と言っています。
若紫
ネタバレ箱根の店で柚季にいろいろ教えてくれる五十嵐さんのエピソードがよかった(この作品は主人公の周りの人たちのエピソードが本当に丁寧に描かれている)。商品だけでなく、念願のお店を2年でたたむことになった「失敗の要因」を教えてくれるのは、成功の秘訣よりも参考になるのではないかな。五十嵐さんの夫が「調子のいい人」過ぎて読んでいるだけでイライラ。「小さな約束が破られていくのが悲しい。自分の存在を大切にしてもらえてないって感じて、淋しくて苦しい」(p175)
が「ナイス!」と言っています。
若紫
ネタバレ冒頭は柚季が商品や店の経営など何かと参考にしている沙奈のエピソード。今でこそマフィン専門店で成功しているが、始まりは製パン専門学校への入学。最初に勤務したパン屋さんでの大きな勘違いは、私も気を付けようと思った。自分の好きな商品、売りたい商品を研究し雇い主に「提案」することは、すなわち今の商品の否定になる、と。洋一は漫画を描きたくなり、柚季は原文具店を閉店した後、面接に行った店舗からの打診で、箱根に勤務することになる。洋一の漫画家復帰は想定内だが、柚季の箱根勤務は想定外で、今後の展開が気になるところ。
が「ナイス!」と言っています。
若紫
ネタバレ冒頭は純の話。仕事と家事の両立をがんばりすぎて倒れてしまう。洋一のときはそれで別れてしまったけど、今の彼とは話し合って歩み寄って上手く関係を維持できている。柚季と洋一の方は、店の移転と利益を上げることを本格的に考え始める。柚季と洋一、お互い得意分野を生かして補っていけそう。パン屋の常連の美奈子さんの話も。「好きだから一緒にいるのではなく、一緒にいると決めたから一緒にいるのだ」「食卓に座り続ける、食卓を選び続ける」美奈子さんの結婚観はどっしりしている。高名含め、6巻は登場人物がみな前を向いていて良い。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/01/15(4124日経過)
記録初日
2013/01/15(4124日経過)
読んだ本
652冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
192240ページ(1日平均46ページ)
感想・レビュー
529件(投稿率81.1%)
本棚
8棚
性別
職業
無職
現住所
福岡県
自己紹介

アイコン:梅の実(2021/4/25)

・2013/1/15登録
・テレビが好きです。特にドラマ。読書の時間がドラマに侵食され気味。

(2019/11/3)
数か月前からお気に入り登録をさせていただくようになりました。呟きや感想を読みたいと思った方を登録させていただいています。基本的に「相互フォロー」という考え方はありません。ご了承ください。
(2021/6/14)
つぶやきや感想の内容に不快感を覚えた場合はお気に入りを解除したり、場合によってはブロックします。タイムラインを快適に保つためです。私をお気に入りから解除したりブロックするのもどうぞ気にせず。

<好きな作家>
東野圭吾、三浦綾子、村上春樹、有栖川有栖、薬丸岳、塩田武士、米澤穂信、横関大、今野敏、凪良ゆう、垣谷美雨

<好きなテレビ番組(2024/1~)>
・(平)虎と翼
・(金)ナインボーダー、季節のない街
・(日)光る君へ

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