2024年4月の読書メーターまとめ

読んだ本: 7冊

読んだページ: 2142ページ

感想・レビュー: 7件

ナイス: 660ナイス

2024年4月に読んだ本
7

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2024/04/25
バカと無知 (新潮新書)
- 橘　玲
288
登録
2643
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2024/04/25
婚活中毒
- 秋吉理香子
208
登録
3993
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2024/04/25
ミドルノート
- 朝比奈あすか
248
登録
463
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2024/04/16
ビオレタ
- 寺地はるな
222
登録
2968
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2024/04/15
ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)
- 辻村深月
520
登録
25654

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2024/04/10
アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫…
- ダニエル・キイス
464
登録
11080
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2024/04/05
ネットで「女性」に売る数字を上げる文章とデ…
- 谷本理恵子
192
登録
338

2024年4月のお気に入られ登録
2

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yuni

2024/04/15

「友達だけど、ちょっと憧れ」。ぼく(小4)にとって大事な存在のふみちゃんが、犯人に心を殺された。ぼくには「特殊な力」があるので、ふみちゃんを救うためにその能力を犯人に向けて使いたい。ぼくの能力に精通しているD大学の秋先生と能力行使の打ち合わせをしていくのだが、被害者が復讐したくなる心理やその危険性について繰り返し問う内容で、復讐とは何か？自己満足なのか？気持ちに蓋をして関わらない方がいいのか？を自問自答する読書時間となった。ぼくの出した答えは単純なようで単純ではない。それが辻村さんの世界観なのだ。凄っ！

2024/04/22 10:13

Yuniさん、ナイスレビューですね。確かに辻村氏の世界観は凄すぎる！　悩み抜いた末のぼくの結論は肝が座ってました。こんな小学生がいるとは・・・。また、ふみちゃんが「放課後」にも出てきて驚き‼️ ほんとに凄い👍

yuni

2024/04/23 21:51

Vancさん、こんばんは✨ぼくの頭脳が小4ではないです😂大人。しかもめちゃくちゃ頭のいい大人！名前探しの放課後にふみちゃんが登場するのですね🤭まだ未読なので楽しみにしています☺️辻村さんは天才😆

が「ナイス！」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
7

yuni

2024/04/25

一番印象深かったのは賢い者がバカの過大評価に引きずられるということ。つまり能力の高い人が低い人(能力40%減)と一つの事情解決について話し合いをすると、能力が高い人が単独で決定したことより、悪い結果になってしまうという事実。もしかしたら私は誰かの足を引っ張っているのかもしれない。「やっかいな自尊心」や「差別と偏見」も興味深い内容だった。キャッチーかつ刺激の強い言葉が多くて疲れてしまう読書ではあったけれども、これが人間の本性であり、バカと無知に気づけたことに感謝。そして言動にはより一層注意しようと思った。

2024/04/25 12:04

「記憶は他者の体験と簡単に融合する」←これめっちゃわかる！

が「ナイス！」と言っています。

yuni

2024/04/25

婚活がテーマの短編集。リズムよく読めて最後に予想もしないどんでん返しに驚きの連発。面白いが半分、怖いが半分。読了してから１週間以上経過していますが、どの話も鮮明に覚えているぐらいのインパクトでした。婚活に限らず、ひとの弱みにつけ込んで騙すとんでもない人が存在するのも事実。自分は大丈夫だろうと言い切れる自信はないです。最近の詐欺は手口が巧妙すぎるので…。観察眼と思慮深さって簡単に磨けるものではないけど、慎重さを持ち合わせたバランスのいい人になりたいです←願望

が「ナイス！」と言っています。

(新卒)社会人同期として横一線でスタートしたけれど、アラサーにもなると仕事やプライベートで変化が多くなり別々の道を歩み始める。周りと比較しては焦ったり悩んだり…。この作品も同期入社の4人の女性(1人は派遣社員)がまさにそんな時期に突入し、もがきながら必死に生きる様が描かれていた。香水は肌につけた数分をトップノート、次にミドルノート、その先をラストノートと呼ぶそうで、アラサーの4人は香水に例えるとミドルノートの時期。しばらく連絡が途絶える期間があってもやっぱり同期の絆って特別なんだよなと彼女達に共感した。

が「ナイス！」と言っています。

寺地はるなさんのデビュー作。婚約者から突然別れを告げられた妙。泣いているところに偶然居合わせた菫の営む雑貨店「ビオレタ」で働くことになる。そこでの温かい出会いが妙の気持ちを変えていき、今まで隔たりがあった両親の妙に対する本当の想いを知ることもできた。妙という名前の由来も素敵だったし、母親の「自分にとって一番大切なものをちゃんと知っていること。それが一人前だと思ってる」という考えが心に響いた。お店で扱う棺桶(なる箱)に過去の弱い自分と決別するというような無形のものを入れて埋葬する、そういうのもアリだと思う。

が「ナイス！」と言っています。

「友達だけど、ちょっと憧れ」。ぼく(小4)にとって大事な存在のふみちゃんが、犯人に心を殺された。ぼくには「特殊な力」があるので、ふみちゃんを救うためにその能力を犯人に向けて使いたい。ぼくの能力に精通しているD大学の秋先生と能力行使の打ち合わせをしていくのだが、被害者が復讐したくなる心理やその危険性について繰り返し問う内容で、復讐とは何か？自己満足なのか？気持ちに蓋をして関わらない方がいいのか？を自問自答する読書時間となった。ぼくの出した答えは単純なようで単純ではない。それが辻村さんの世界観なのだ。凄っ！

2024/04/22 10:13

Yuniさん、ナイスレビューですね。確かに辻村氏の世界観は凄すぎる！　悩み抜いた末のぼくの結論は肝が座ってました。こんな小学生がいるとは・・・。また、ふみちゃんが「放課後」にも出てきて驚き‼️ ほんとに凄い👍

yuni

2024/04/23 21:51

Vancさん、こんばんは✨ぼくの頭脳が小4ではないです😂大人。しかもめちゃくちゃ頭のいい大人！名前探しの放課後にふみちゃんが登場するのですね🤭まだ未読なので楽しみにしています☺️辻村さんは天才😆

が「ナイス！」と言っています。

yuni

2024/04/10

序盤の読み辛さから一転、しばらくすると読み易くなる感じが不気味だった。知的障害があるチャーリーが脳の手術を受け、知能が急激に向上する話なのだけど、高い知能を手に入れたことによって、それまでの人生で味わっきた辛い記憶までもが付いてくる(理解できてしまう)のは辛い。知識を得ることや人を愛することへの喜びを知る反面、心が汚れていくことに対しての葛藤。そして再び知能低下へ。不朽の名作はその世界観に浸って涙するというよりも、障害者、その家族、幸福度といったセンシティブなテーマを何度も咀嚼して考える機会となった。

アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫NV)

が「ナイス！」と言っています。

著者が女性なので、女性の行動や心理が的を得ていて参考になったし面白かった。ネットショッピングをする際、女性は「見出し」と「写真」と「口コミ」だけを見て購入を判断する傾向にあり、専門知識の書いてある文章は読まないのだそう。思わず共感してしまった。コンプレックスを抱えている部分が一発で解決できるような(現実を見せない)工夫をした載せ方をして、魔法にかかっている隙に買ってもらう。私もネット広告に刺激されポチりそうな時がある。あれは魔法をかけられているのですね。仕事と顧客としての立場の双方で役立つ内容だった。

ネットで「女性」に売る数字を上げる文章とデザインの基本原則

2024/04/06 15:19

女性心理を突いたマーケティングは面白いですね。夜、電車に乗るのが怖くなってしまう？　電車の中では携帯を見ましょう。

yuni

2024/04/06 20:33

Vancさん、こんばんは✨夜の電車の窓に写る自分の顔はかなりヤバいです😱座れたら読書して座れなかったら読メで皆さんのレビューを読みます。窓は見ないようにします😅

が「ナイス！」と言っています。