江國作品を初めて読みました。不思議な読後感に包まれています。ラストがとても良い感じで、まるで夢みたいでした。

江國作品を初めて読みました。不思議な読後感に包まれています。ラストがとても良い感じで、まるで夢みたいでした。

読んでいて目頭が熱くなる読書だった。“神田のお龍”のような人生の師、あるいは恩師と呼べる人と出会えたなら、それは奇跡のような事なんだろうなぁ…。

いきなり無職になってしまうものの、テンポよく次の目標が見つかり、結果として人助けができているわけで、読んでいてとても気分が良い。主人公が重い過去を背負っている事が分かる終盤からも奇跡のような展開で、明るい未来があるように思える。一歩踏み出すことの難しさを感じる今日この頃、後押ししてくれる相棒の必要性を感じます。