聴いているようで、あまり、聴いてこなかったデイラン。ではあるが、存在の大きさだけは感じていた。何故なのか・・が、読み進めるうちに、解きほぐされてきた。そこにあるのは、考え続ける人としてのデイランの姿。表面的な見え方に囚われず、あくまで、伝えるべきものを伝えたい形で伝え続けること。そこが、全くブレることがないことだろう。それは、生きること、それをシンプルに続けること。ただ血が合うのは、そのシンプルにという部分の深さかなと思う。そうそう、やっぱり毎日「Like a Rolling Stone」なのだ。