不動産屋さんにもいろいろなお仕事があるのですね、主人公は、空き家管理をしているアラカン。廃屋と空き家は違って、オーナーさんがはっきりしていていて、時々、家を見回って維持するお仕事。妻は、両親の介護から卒業し、ちょっとした燃え尽き症候群。息子は、売れない劇団役者。普通の人たちの、普通のお話が、なんだかしっくりきて、面白かったです。

面白かったです。豪華絢爛の作家さんたちの散文が連なった本。当然、古いエッセイもあり、令和の世の中、不適切な発言じゃわいという作家さんの言葉もありますが、（ほぼ）みんな、猫を愛する気持ちは同じ。共感しきりで、楽しく癒される読書タイムとなりました。

黒誉田さん作品ですね。ジウの世界観の延長にあるストーリーなのですが、登場人物が多くて、歌舞伎町セブンと東刑事と、基子と美咲と、こちらの記憶がワチャワチャして、すんなり入ってこなかったのでが残念です。

生きていることが辛い、生きていていていいのだろうか、自分なんかこの世にいる価値なんかない、そんな想いに苛まれて、それでも生きている自分と向き合わなければならないのだろうか、引きこもりから抜け出せない主人公。自分の全てが正しいわけではないことは知っている、分かっている、それでも自分の正義を貫くために仕事に向かうもう一人の主人公　刑事の綾乃。ホームレスの老婆の焼死体の事件が端を発し、生きることの意味を根底から問いかけた本作。考え続けようと思う。

不動産屋さんにもいろいろなお仕事があるのですね、主人公は、空き家管理をしているアラカン。廃屋と空き家は違って、オーナーさんがはっきりしていていて、時々、家を見回って維持するお仕事。妻は、両親の介護から卒業し、ちょっとした燃え尽き症候群。息子は、売れない劇団役者。普通の人たちの、普通のお話が、なんだかしっくりきて、面白かったです。

面白い！祥子先輩は、こんな調理法を考えたのね、という、知恵袋的な料理本です。食材を３つ組み合わせて、合わせた状態で小分けにして冷凍、それを、こんな料理に応用できるよ、なんて、目から鱗の知恵。メジャーカップでレンチンも、凄いアイデアだなあ。一人暮らしの学生さんや社会人たち、若者にも教えてあげたいぞ。

これは、最近、意識してます。６０歳からは「痩せる」より「元気」を優先！　と書いてありましたが、ホント、そうですね。こんな風に「きのこ・豆・海藻」を料理に取り入れれば良いのね、というヒントがたっぷり。今夜は、肉の付け合わせにキノコを添えよう！

怪談えほんシリーズ９　絵を担当したのが伊藤潤二さんですから、この時点で、もう怖いですよね。でも、読んじゃいました。こっちをみてる…って、思い始めたら、もう、引き返せませんね。このシリーズは、とにかく豪華な作家陣が並んでいるので、新作が出たらスグに読みますが、毎回、やめとけばよかった、と、ひとりお風呂に入るときとか、夜中に目が覚めたっときとか、後悔する、けど、きっと、また読むんだろうな。