チェロとラブカ、なんのこっちゃ？と思いながら読み始めたが。瞬く間に物語にのめり込むことに。一度失った信頼を取り戻すのはとても難しい。

そっかー。オリンピックの裏側ではこんなドラマがあったりもするんだなと興味深い内容。海外から来た選手をコロナ禍の中迎え入れるオリンピック村会場スタッフ、選手にとって不自由な環境であっても手抜かりなく試合にベストな状態で送り出す、もう一つの戦い。

親ガチャなんて言葉は好きではないが子供の必死の努力が実らず親の手によって未来を潰されるのを見ると親ガチャ失敗と言いたくなる。どうか二人の希望が叶えばな、と思うが物語はそこまで書かれずに終りを迎える。

これまでは中華料理の名前から分かる漢字からなんとなく推測するか、知っている料理だけ注文するかしていたけど。食材名・切り方・調理法の漢字が厳密に決まっていてその組み合わせで料理名が決まっているらしい（例：青椒肉絲、青椒＝ピーマン、肉＝豚肉、絲＝細切り）ので一つずつ覚えていくと楽しそうだ。

結城真一郎「大代行時代」。最近仕事を辞めるのに代行業者に頼む人がいると聞いて驚いたばかりなので、作中新入社員が仕事のあれこれを代行業者に調べてもらうのが将来的にありそうで怖い。

今回は仕事の話は置いておいて森若さんと太陽の結婚に向けての話。仕事では完璧な森若さんも突発事項とイベントに弱いだけにいつもと違うポンコツな場面が。結婚準備は大変そうだけど森若さんが幸せそうでニヤニヤ。

チェロとラブカ、なんのこっちゃ？と思いながら読み始めたが。瞬く間に物語にのめり込むことに。一度失った信頼を取り戻すのはとても難しい。

旅先でパンを買って帰るというのもありなんだな～。

各人の思い出の詰まった名店揃い。

短編でこの犯人の出方は初めてだったばかりにちょっとびっくり。

いつまでコロナに囚われるんだろうと思いつつも、色々な切り口でコロナの影響を描かれているのを読むとあの頃にタイムスリップする意識。

手触りのある夢を見ていたような？うーん、感想に悩む。

どうして彼を連れてきた？

アニメ化作品は見ているというだけで本は全然読んでいなかった筒井康隆先生。「コロナ追分」「附・山号寺号」韻を踏むのはラップも漢詩も同じ、謎の感動を覚える。

新しい世界が開けるのは楽しさ半分、怖さ半分。アンちゃんは正社員になってこれから周りの人間関係が大きく変わりそうな予感。

徹子の部屋で戦争経験者からは戦争の時の話を聞くのと同じで、自分の戦争の話も書いておかなければ忘れ去られる危機感があったから続編を書かれたのかな。

日本だと就職したら終わり、後は勝手に賃金が増える終身雇用・年功序列で思考停止。スキルを身に着け必要とされる会社と交渉して賃金アップを狙うアメリカ。ビジネスとしては自然なんだろうけど。こりゃしんどそうだ…。