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2024年3月の読書メーターまとめ

らっこ
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感想・レビュー
21
ナイス
206ナイス

2024年3月に読んだ本
21

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

らっこ
学校を抜け出しラーメンを食べに行くなど、ある意味くだらないことに熱中する高校の昼休みを舞台にした青春ミステリの連作短編集。憎めないアホな熱意も様々であれば、遭遇する謎も色々なトリックが使われていて面白かったです。何よりこの大枠が好きなのでとても満足しました。大人になってもそのバカさを愛せるような雰囲気もいいですね。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
21

らっこ
太平洋戦争の少し前のサイパンを舞台に、スパイとして動くことを決めた男の話。最初は固い話かと身構えていたのですが、スパイとして行動するスリルと戦時下へ突入していく雰囲気がマッチしていてとても面白かったです。スパイとして真相を追う中で徐々に実感できてくる嫌な空気も、最終章にぴたりと繋がっていくのが魅力的でした。
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らっこ
阿久津の怨念がいい方向で安心。進退問題に親も絡んでくるけど、葦人の周りもヒヤヒヤしました。母親との話で花ちゃんにぎり引き止められたけど、かかり気味で不安を覚えてしまいました。平のことで力はいるのは分かるけど、チームとしても良くも悪くも変わった感じ。最強の布陣だとは思うけど、どうなるかな。
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らっこ
突然川に飛び込み神威を名乗る青年と出会った高校生のお話。神威の言動の奇天烈さは度を越してるので、待ち受ける暗鬱な世界への予感が辛かったです。でも処刑やスマほ、イカロスなど楽しめるせいしゅんも描かれていて面白かったです。またエピローグに関して言えば、にぎやかな家族やクラスメイト推しなので、もっと周りを頼り抱え込まなければ別の道もあったのではと思っちゃいましたね。
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らっこ
初っ端の美玖ちゃんの演技からやられました。終った直後のセリフと表情にもぐっときましたよ。「凄く格好良くなる場所なんだよ」があまりに素敵発言なんですよね。知識としてはあったけど、ノーミスで演じきることの難しさを再認識させられました。そこからのいのりさんの演技は溜めただけあり圧巻。指の力加減など細かい部分まで気を遣って成功させるジャンプも、比較的楽そうに見えるステップシークエンスも見てるだけで思わず力入ってしまいました。「全世界私に賭けろよ!」からの司先生アドバイスのコンビプレーは痺れちゃいます。
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らっこ
推し力発電など矢印の勘違いも多発し始めてきた5巻目。とはいえ恋愛以外の内面の描き方が相変わらず好き。メイン張ってるわけじゃないけど、ふわっと逃げちゃう月子ちゃんもいいキャラしてると思います。また過去の行いを後悔する小雪の「美姫は幸せになってね」のラストはやっぱり怖さある印象です。一人を好む小雪が波乱ない日常を送れるのか見ものです。しかしN高生が実在する世界線になったので、ちょくちょく気になりますね。
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らっこ
虫眼鏡を構えて決め顔してるマルチタスク・プリンセスなミーアが既に面白い。皇帝閣下の名前の真実やイラストにもなってる女子会など楽しい要素ありつつ、ヤナとキリルの姉弟が関わっていた神父さまのまさかの再登場など見どころたくさん。ディオンのアベルへの問いかけやエメラルダの暗躍だったり彼女の専属メイドのニーナも味のあるキャラになってよかったですね。番外編周りの話も好きで、ケーキの切り分け問題でのイッチゴだったり、リンシャのひねくれた性格と櫛にも頬が緩みました。
が「ナイス!」と言っています。
らっこ
学校を抜け出しラーメンを食べに行くなど、ある意味くだらないことに熱中する高校の昼休みを舞台にした青春ミステリの連作短編集。憎めないアホな熱意も様々であれば、遭遇する謎も色々なトリックが使われていて面白かったです。何よりこの大枠が好きなのでとても満足しました。大人になってもそのバカさを愛せるような雰囲気もいいですね。
が「ナイス!」と言っています。
らっこ
海での事故で意識不明なままの弟を介護する主人公の元に、弟に似た男がやってくるお話。デビュー作がBLとは知ってたものの、まさか角川文庫でゴリゴリのBLが読めるとは思わず。するりと距離感が近づいていくところや、それぞれ抱える秘密を明かしていく展開が面白かったです。すごく自然でくすぐりも多く、切なく苦しいものは垣間見えるものの、基本的に落ち着いていて読み心地がよかったです。ただBLに限らず男女でもだけど、物語を楽しんでる時に絡み描写が続くの好みじゃないので、そこは合わなかったな。
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らっこ
大領地の思惑が分からない発言に総ツッコミされてる図が、アンゲリカだけは驚いてないの含めて面白かったです。ルーフェン先生の熱もあり始まるディッター勝負は、思考の柔らかさを活かし盲点をついたマインの悪辣な作戦が活躍するし、切り込み隊長なアンゲリカも光っててよかったです。勝負終わった時点で相手陣営に信奉者発生してるのニヤニヤ。また1日で報告することが目白押しになった兄様おつ。
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らっこ
表紙は仔鹿ちゃんたちか。存在自体が希望なくてきつ過ぎるし、共和国への嫌悪感が増してきます。アンジュとダスティンも呪いの言葉を巡ってすれ違うし、シンはシンでレーナと離れ離れな状況に冷静さを欠いていて雰囲気が重いです。「自分を救う力を持たない者でも、誰かを突き落とす力は持っている」の一文は地獄な上に、ヘイル・メアリィ連隊もここに来て効果出てます。その分、主役二人が久しぶりに再会してからは人心地つけたんですが…だからこそラストの展開はまじで受け入れ難い。ここから地獄の再演とはね。
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らっこ
のんびり飯食ってるけど世界崩壊し始めてるギャップがひどい出だし。友人を手にかけていく過程で、後戻りできないことが深く刻まれていきます。そして秋瀬くんの行動がどれもインパクトあって、こうも重要キャラになるとは思ってませんでした。またタイトル通り体を重ねてて唖然としたし由乃の執念がすごいけど、ここからどんな未来にたどり着けるのか気になります。ラストの驚きが、いい方向に転がってくれるといいなー。
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らっこ
落ち着いた表紙が続いてたけど再びすけべさアップしてますね。扉絵は穏やかな二人の並びが続くのでいいバランスかな。一巻の頃は緒田さんやばいと思ってたけど、こんだけ自制してるの逆に真面目ではと判断甘くなりがち。「簡単に終わらせたりしない」辺りはよく踏みとどまれたもんだ。他の部分で一気に踏み込んだりしてますけども。そして八重ちゃんも稲穂さんを手玉にとったり、色々決着つけてて安心感ありましたよ。またカンザクラの部分も記憶に残ってます。
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らっこ
文学史にある謎を見つけ出し答えを探すシリーズ。一期一会な話が面白かったです。SNSでも記憶違い等でデマが流れ出す過程を見てると、いつの時代でもある話なのやも。将棋の話では先崎さんや室谷さんが登場で前のめりに。またはっきり明示はされないものの、藤井八冠やコロナ禍など現実にリンクした話も多かったです。リモート時代だからこそ、直接舞台を見た鮮烈さの話も味わい深かったな。テーマが普段接しない世界なだけに、この雰囲気にはたまに触れたくなります。その分、女子高生の会話のギャップが鮮やか過ぎて記憶に残りがちかも。
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らっこ
ナイスライム!お家によってくのがデフォルトになり距離は縮まってるのに、なかなかその手を掴まない二人にやきもき。周囲の面々はあの手この手で用意周到に外堀を埋めるし、友人夫婦の出産祝いで声重なる場面や自分は立ち入れない関係にモヤッとするなど気持ちを自覚し始めたのは良い兆候かな。また気に入っていたイラストレーターさん変わってしまったのは残念でしたが、ラストのカットでランタンとともに物憂げな表情のダリヤを見れたので今後も期待です。でも番外編では妙な煙も見え始めていて気になるところ。穏やかな日常が続いて欲しいな。
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らっこ
前巻でも思ったけど先輩たちが頼もしい。さらには監督の指示も期待以上にはまっててすごかった。ボール所持率は傍目に分かるけど、高ければそれだけで勝てるわけじゃないのがあのレベルなんだろうな。戦術の面白さも味わえます。あとちゃんと前ふりを回収したメンバー交代もよかったです。鬱憤が溜まる展開からの逆襲で、今回は楽しいの波状攻撃でした。桐木さんエゴイスト克服からの葦人覚醒は燃える!
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らっこ
ネトゲの問題も一歩先に進んでてよかったです。山田のスタンプもだけど、意志が感じられて好みだな。谷さんのファインプレーで寸止めしつつ、桃ちゃんのありがたさを実感した巻ではあったかも。喧嘩後の仲直りのアドバイスやさりげない差し入れも印象的。また些細なことはいいから愛されたことに死に物狂いでという桃ちゃんアドバイスは自分の心にも効きました。そんなわけでシュークリームの夢の話は甘ったるくて満たされましたが、騒音問題なんてどうでもいいことで仲良き日々を崩さんといて!
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らっこ
侍女の命をかけた儀式の行方が、巡り巡って国の存亡の話まで繋がっていくシリーズ完結巻。見えてくる魅力は変遷していった印象だけど、丁寧に構成された結果なんだろうな。引きこもり姫が成長していく過程や広がっていく人間関係も面白かったです。
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らっこ
まさかの園長たちの行動に唖然。その決意を事前に感じ取れてる組が強者かと思いきや、香那ちゃんとフェネックに挟まれた兄貴が荒波かいくぐって刺したり、猫ちゃんが爆走したり、健康優良児が真価を発揮するなど色んなキャラに光当たってます。与那峰の鬱陶しさが波にのってるのはご愛嬌ですかね。
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らっこ
名誉毀損で有罪判決を受けた、雑誌の発行責任者の元に過去の失踪事件の調査依頼が舞い込んでくるお話。なかなかに振り切った調査員視点の話も同時に進み、どう絡んでくるのか気になるところです。まだ大きく物語が動いているように見えないのにこの面白さはすごい。ただ物語の驚きはまだないものの、本の発売前に作者が亡くなられていたというのは衝撃でした。
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らっこ
前世の家族の話で暗くなるものの、二人のつながりをルビーが認識して、いい方向に転がり始めるので一安心でした。反動でベタベタしてるの美しいし、ルビーの思考も明るい勘違いが軸になって楽しいですね。神様を巡る話で面白い展開を見せつつ、社長や監督にも動きがあって全体的に躍動感ある印象かな。また芸能闇話では役者にスポット当たってます。MEMちょも何だかんだ長い付き合いだ。ラストに収録された短編の幕開け話もよかったです。もちろん素敵なコンビと兄妹のこぼれ話は最高でした。
が「ナイス!」と言っています。
らっこ
途中からは登場するだけである種の安心感さえ持てた9thとのバトルも熱かったです。パスワードを巡る攻防戦は、あっさりやっちゃって市長のその後大丈夫か?と思ったものの、やっぱりダメだったのはお約束。また正体を追い詰められたりして由乃の怖さが薄れていたけど、ドアの中からこんにちはしてた姿を見て健在だなと。秋瀬くん覚醒で続きどうなるのか気になります。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/03/04(4074日経過)
記録初日
2013/03/08(4070日経過)
読んだ本
3572冊(1日平均0.88冊)
読んだページ
895804ページ(1日平均220ページ)
感想・レビュー
3571件(投稿率100.0%)
本棚
97棚
性別
年齢
39歳
血液型
A型
職業
事務系
現住所
愛知県
外部サイト
URL/ブログ
https://twitter.com/umikawauso
自己紹介

ライトノベルをメインにエンタメ小説を読んでます。2019.12から漫画も登録する形にしました。

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