冒頭すごく引き込まれて読んだけど、ところどころ、幻想なのかはたまた現実なのか境界があいまいになったり、口当たりはよいが理解は難しく感じる箇所があった。何度か読み返してしまうタイプの本みたい。冒頭しか出てこないクラリス嬢がすごく魅力的。

冒頭すごく引き込まれて読んだけど、ところどころ、幻想なのかはたまた現実なのか境界があいまいになったり、口当たりはよいが理解は難しく感じる箇所があった。何度か読み返してしまうタイプの本みたい。冒頭しか出てこないクラリス嬢がすごく魅力的。

カーニバルの日には、領主は奴隷達がレタス・プライア・ド・フォルチ(ブラジル)に扮するのを許したとあるが(主な目的は子供たちを怖がらせる為らしい、何故…)、どっからどう見てもナマハゲの親戚筋に見える。こういったカーニバルは無理矢理連れてこられて重労働を強いられた奴隷にされた人達のガス抜き効果もあったのかもしれないが、元の意味は失われてしまっているんだろうな。元々の意味合いがなんだったのか、すごく気になるなあ。