TENGUが非常に楽しめたのでKAPPAも期待して読んでみました。牛久沼で河童が人を食い殺したと不思議な事件が起こり、ルポライターの有賀や刑事の阿久沢が調べ始める。現代において襲ったものの正体は何か？この本も楽しめます。

TENGUが非常に楽しめたのでKAPPAも期待して読んでみました。牛久沼で河童が人を食い殺したと不思議な事件が起こり、ルポライターの有賀や刑事の阿久沢が調べ始める。現代において襲ったものの正体は何か？この本も楽しめます。

まだ新人の翠は若手のホープの恭一郎と付き合い、上司とも不倫を楽しんでいる。どちらとも上手くやっていくなか少しづつ現実が見えてくる。ケチな恭一郎と欲しいものをねだれる上司とどうなるのか。

ヨルダンでの軍事見本市に招待され特殊部隊の競技中にテロが起こってしまう。競技会の各国の参加チームが誘拐されとらえられてしまい、藤堂も捕らわれの身となってしまった。今までで一番のきびしい状況のように思いました。最後の逆転劇と、今後の展開も匂わせるようなラストで次回も楽しみです。

久しぶりにのめりこめる本に出合いました。最初の殺人事件から終盤の天狗の正体へと変化があり、どのページも楽しめました。彩恵子の可哀そうな人生と、最後に登場するロバート。どの登場人物も幸せになってくれと思う作品でした。