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2024年4月の読書メーターまとめ

らきむぼん
読んだ本
3
読んだページ
1193ページ
感想・レビュー
3
ナイス
30ナイス

2024年4月に読んだ本
3

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

らきむぼん
ホラーの理不尽さや無力感、後ろ暗さ。ミステリの魅力的な謎、見事な伏線、行き届いた論理。このバランスがあまりに読みやすい癖の少ないシンプルかつ丁寧な描写で描かれている。ホラーをミステリで分解し切ってしまうのではなく、解かれるべき謎と災害のようにただ抗いながらも受け入れる謎とをうまくバランスをとって描いているので、物語全体の雰囲気を壊さずに走り抜けられる。読者は紛れ込んだ死者を探し、作中人物は不可解なものは不可解なまま生き残るためにできることをする。読者を没入させて、納得させる手腕があまりに見事。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
3

らきむぼん
ホラーの理不尽さや無力感、後ろ暗さ。ミステリの魅力的な謎、見事な伏線、行き届いた論理。このバランスがあまりに読みやすい癖の少ないシンプルかつ丁寧な描写で描かれている。ホラーをミステリで分解し切ってしまうのではなく、解かれるべき謎と災害のようにただ抗いながらも受け入れる謎とをうまくバランスをとって描いているので、物語全体の雰囲気を壊さずに走り抜けられる。読者は紛れ込んだ死者を探し、作中人物は不可解なものは不可解なまま生き残るためにできることをする。読者を没入させて、納得させる手腕があまりに見事。
が「ナイス!」と言っています。
らきむぼん
作者の本格ミステリに対する愛情がひしひしと伝わってくる。本格ミステリをテーマに本格ミステリを書いた珍しい作品だが、だからこそ物語を通して本格とは何かを真剣に考えさせられる。 そして、これらのテーマがただ語られるのではなく、緻密に寝られた物語を通して、強く感情を揺さぶられながら論理と意外性を携えて結末へと走っていく。 前半の苦しい描写は苦手な人には辛いかもしれないが、それゆえに「ジュリエット」たちの想いが際立つ。終盤のあまりに熱い展開は、本格ミステリの愛好家としては、節目に思い起こしたくなるものだった。
が「ナイス!」と言っています。
らきむぼん
下巻にまとめます。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/04/09(4052日経過)
記録初日
2011/07/30(4671日経過)
読んだ本
380冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
146859ページ(1日平均31ページ)
感想・レビュー
305件(投稿率80.3%)
本棚
14棚
性別
年齢
31歳
血液型
A型
職業
事務系
現住所
千葉県
外部サイト
URL/ブログ
https://twitter.com/x0raki
自己紹介

変なミステリ愛好家。奇書が好き。ときどき小説書いたりYouTubeやったりしてます。
麻耶雄嵩、小林泰三、城平京、鈴木光司が好き。
また、哲学や宗教をテーマにしたものも全般的に好み。
三大奇書(四大奇書)が好きで、その後に続く第五の奇書と呼ばれる作品群も好き。

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