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2024年4月の読書メーターまとめ

し~ちゃん
読んだ本
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感想・レビュー
31
ナイス
325ナイス

2024年4月に読んだ本
31

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • くじら

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

し~ちゃん
汝、星のごとくの続編と知らずに読んでしまった。完全に失敗。 前作を読んでいないと世界観が楽しめない。 二話目は、自己犠牲の人が多く出てくる凪良さんの作品にはあまり出てこないパワフルな編集者が二人が描かれている。 この作家さんにプロフィールを知らないけど、編集者さんとの人間関係がいいんだろうなと思わせる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
31

し~ちゃん
他の小説で読んだが、スポーツものは読者が選り好みをするから編集者はあまりおすすめしないと。 この本は加害者の被害者の息子が抱える苦悩が描かれており、剣道が重要な意味合いを持つのもわかるけど、剣道の場面は流し読みになってしまいもったいないと感じてしまった。 犯人だけではなく、その息子にまで恨みを持ち続ける執着心が逆に怖い。確かに父親はその息子の代わりに生命を亡くしたわけだけど。 最後のプロローグは父親が何故犯人の息子を助けようとしたのかが描かれて少しはもやもやが解消された。
し~ちゃん
時世堂という百貨店がストーリーにちょこっと出てくる短編8作。 長岡さんにしては、ひねくり度が薄いなあと思ったら、2013〜2016年に発表された結構古い短編集だとわかり納得。 ちょうど木村拓哉さんのドラマで警察関係のシーンがあり、教場を思い出しました。小説もさることながら、あのドラマは秀逸だったよなぁ。 まだ今ほど有名ではなかった春奈ちゃんやめめが出て、ドラマから長岡さんファンになったことを思い出しました。
が「ナイス!」と言っています。
し~ちゃん
長岡さんらしい、人間の妬みや複雑な感情が描かれた短編集。 個人的には、会社のライバルとどちらが昇進てきるかを毎日勝負に見立てて白丸黒丸をつけ続けた黒白の暦が心に残った。 勝ったと思っていた相手に仕事上も私生活も気を遣われて、実は負けていたというのが、長岡ワールドを感じさせた。
が「ナイス!」と言っています。
し~ちゃん
鈍色幻視行を読んで出てきた過去作のため手にした図書館本。 女郎館とそこに匿われている死んだ人が見える子。館に集まるのは革命を起こそうとしている軍人。 幻想的ではあるけど、最後まで子供の本当の正体がわからずじまいで消化不良。恩田さんではなく飯合さんという名前で初版が1975年という設定も私には理解できませんでした。
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し~ちゃん
恋愛感情が理解できない手芸用品店主の木綿子と母親からネグレクトされ愛情の持ち方がわからない光。 お互いが一番大切な人なのに、恋人にはならないという選択をし、他人に理解されなくとも2人だけの関係を築いていこうとする。 登場人物がこれだけいい人しか出てこない本を久しぶりに読んだ。
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し~ちゃん
売れない作家と編集者のコンビがいい味を出してる。 慎ましい生活を送る作家の横尾さんの将来を不安に感じない雰囲気もいい。 菜種くんの彼女さんに向上心がないことを理由に振られるけど、わかる気がする。若い時はハングリーだったけど、歳を取るとこの2人のように生きていきたいと思うようになった。 ボツになったトーキンブルースもこの編集者のもとで刊行されるといいな。っていうかこの人が担当だったらボツにはならなかったのかも。売れなかった可能性はあるけど。
し~ちゃん
美術館にはほとんど足を向けたことがない私は、この展覧会のチラシでレディジェーングレイの処刑に魅せられて、展示会を訪れた時を思い出しました。 実際見るとものすごい衝撃を受けて一時間近く動けなかったことを思い出しました。サロメの挿絵になったピアズレーの世界観にもハマり、挿絵が描かれたメモ帳を購入しました。 この本を読んで記憶が蘇り、また美術館で見たいです、開催までに8年も要したのであれば、次回はそうそう期待できないけど。
し~ちゃん
裕福な実家を出て、自分の好きなものに囲まれて生きる女子が、バンドマンに心を奪われ、ストーカーのごとくつきまとう。 自分の好きという思いが強くて、相手の想いは考えずにひたすら突き進む姿に若い頃を思い出した。 あまりにもワガママ過ぎて逆に面白かった。
し~ちゃん
汝、星のごとくの続編と知らずに読んでしまった。完全に失敗。 前作を読んでいないと世界観が楽しめない。 二話目は、自己犠牲の人が多く出てくる凪良さんの作品にはあまり出てこないパワフルな編集者が二人が描かれている。 この作家さんにプロフィールを知らないけど、編集者さんとの人間関係がいいんだろうなと思わせる。
が「ナイス!」と言っています。
し~ちゃん
ネタバレファラオの密室を読み、このミス文庫賞というものがあることを知り、選評で大賞外の作品も面白かったと評価されていたので、手にした初読み作家さん。 富裕層向けの本当の殺人事件が孤島で起こる。そこにモブキャラとして参加した佐藤が途中でシナリオがあることを知り、連続殺人に巻き込まれないように謎解きすることで、ミステリーが二重になるというなかなか新しい設定。 最後のミステリー修正部分はスカッとしたし、面白い設定だと感じました。
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し~ちゃん
ある国の王子が日本で潜入捜査。 そのお守りに任命される50過ぎのおじさん刑事と一緒に事件を解決。 似鳥さんにしては、色々な意味で真面目で控えめなストーリー。 あとがきのナメクジはカタツムリの進化系という話のほうが記憶に残りそうです。
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し~ちゃん
ちょっとクセのある有名なデザイナーのもとに、派遣契約を切られた犬付き女性が一軒家に転がりこむ。 意思の疎通ができておらず、思うように前職の経験を活かせる仕事ができないが、自分の想いを伝えてやりとげたことで、お互いの得手不得手を分けて担当し、事務所を法人にするところまで成長していく。 青さんがちょっとワガママだとはおもうけど、いいコンビなのでしょう。
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し~ちゃん
ネタバレ似鳥さん作品制覇のため10年前の本作品を図書館にて。 自分にそっくりな男に強姦の罪を押し付けられ、理不尽に感じる主人公の逃亡劇。なかなかにスリリングでこの先どうなるのかと楽しく読み進めました。 過去の自分の不始末がそっくりさんの人生を変えていたことが要因だったけど、そっくりさんの言い分もわからなくもないところが、完全な冤罪ではないよなと感じてしまいました。 あとがきが、似鳥さんの本に必ずある理由を知れて良かったです。
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し~ちゃん
震災の仮設住宅で役人が密室で殺される。捜査する刑事は幼馴染が犯人なのではないかと心悩みながらも操作を進める。 意外な結末だった。 密室の謎はミステリーの謎解きありきの設定で少し無料があったように感じた。 まぁ、中山さんは安定していて何を読んでも面白い。 ただ沢山読み過ぎて、登場人物が違っても何となく同じ空気感というかどのシリーズの主人公がこの事件を扱ってもおかしくないと思えてきた。
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し~ちゃん
ワーキングガール ウォーズのシリーズ二作目。 とは言っても翔子さんは脇役で親戚の寧々のお話。大手出版社にコネ入社したため、会社のヒエラルキーの下にいると思いこんでいる主人公。 入社のきっかけがコネだっただけで、普通に仕事しているなら何年も気にするほうがおかしいと感じた。 前作が面白かっただけに少し残念。
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し~ちゃん
あり得ない設定だけど、株取引に興味があったので少し勉強になった。 これだけ簡単に稼げるなら、わざわざ働く必要ないじゃんとツッコミたくはなるが、経営危機の会社を救うことが茜にとって意味のあることなんだろうな。 スケールが大きすぎて、私は1話目の食品会社の鰻のかまぼこのほうが面白かったな。
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し~ちゃん
読んだことある?と思ったら、前回100ページくらいまで読んで挫折した本でした。 この時代には興味がなく、日本史で覚えたなあくらいの思いしかなく、ところどころ流し読み。 戦の部分はダラダラとした感じでもういいよといいたくなった。 事実、そんな一進一退の戦いだったのかもしれないけど、もう少し読み易いようページ数を抑えてほしかった。尊氏に「うんざり」したという描写かわあまりにも多く出過ぎでこちらもうんざり。
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し~ちゃん
垣谷さんワールド全開の一冊。 お金にまつわる問題を色々な世代の意見も含め、ぶっちゃけの本音が痛快な作風が健在なのが嬉しい。 墓じまいを主軸に夫婦別姓や田舎の空き家問題、死後離婚など今どきのあるあるが描かれていて面白かった。 お墓参りやお仏壇とは無縁で育った私も死んだら無縁墓がいい。死後の世界は信じていないけど、関係性のよくない家族と同じ墓に入る気にならない。 お墓や位牌がなくとも故人を思い出すことだけで十分だと改めて思った。
が「ナイス!」と言っています。
し~ちゃん
ネタバレ将棋をテーマにした短編集。 芹沢さんぽくないなと思ったけど21年と割と最近の本でした。 1話目の弱い者が一番好みだったので、残りはちょっと頭に入ってこなかった。 避難所に指導対局で訪れ、将来が見込まれる少年と出逢うものの、実は女の子で見事な打ち手は嫌らしい男から逃れるための時間稼ぎによるものだった。 そういえば将棋の世界って男性しか話題にならないなと改めて気付いた。
が「ナイス!」と言っています。
し~ちゃん
短期間で収益を出せる企業にするため橋本社長が前例にないリーダーとして牽引してきたことはわかったが、かなり持ち上げ過ぎで提灯記事のようにも感じてしまった。 大きな投資の決断が正しいのかは今後の鉄鋼業界の先行きが不透明なので将来負の遺産となる可能性もあるのでは? 高級鋼が大事だと語られているけど、ギガキャストがこの先に拡大された場合も巨大企業として生き残れるのか? 最期に橋本さんが語ってよかったが、構造対策でとめた工場勤務や住金日新統合で影で泣いている社員がたくさんいることも忘れてはいけない。
が「ナイス!」と言っています。
し~ちゃん
ネタバレ無人島に3つだけ持っていくとしたら?というBARでの軽いノリでのトークから、一人もしくは二人しか生き残れないバトルロイヤルが始まる。 冒険少年の無人島脱出から構想をえたはず!と勝手に思い込みながら読みました。 お店の常連客という関係性の薄さからバトルになることへの違和感も感じずに普通に読み進めましたが、一番ヘタレで役に立つものを持参しなかった莉々子がハイヒール片手に生き残るのは予想外。 ポートに積まれたお金を捨てられない彼氏はホントに糞だな。 莉々子には共感できるところもないけど。
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し~ちゃん
ネタバレ刺激的なタイトルと読メの相性の言い方の面白かったというコメントを見て手にした図書館本。 死んだと思っていた夫がフラリと一人暮らしのアパートに来て、2人の生活を始める。タイトルの割には普通の生活が描かれるので、どういうことと謎だったが、最期には東日本大震災で亡くした友人を無戸籍の不幸な女性が成り代わっていたという展開。夫を名乗っていたのは亡くなった友人の義理の兄で警察官という少しぶっ飛んだ結末。 真相を暴かなくてはいけなかった理由が最後までわからなかった。 警察官ゆえの正義感?
が「ナイス!」と言っています。
し~ちゃん
ネタバレシリーズ一作目はあんまり面白いと思えず、シリーズ化を本当にするのかなと思っていたけど、今回は湯川先生を彷彿とさせる観察眼でとても面白かった。 二作目のリノベの女が五作目で再登場。縁を切った母親とのお話が少し切なくてThe 東野圭吾さんだと感じました。 全てのお話が秀逸でした! 久々の読み応えありの一冊。
が「ナイス!」と言っています。
し~ちゃん
勝手に角田さんの八日目の蝉とタイトルが似ていたので手にしました。 既視感を覚える不幸の連鎖。 蟻地獄とか螺旋階段という言葉が出てくるけど、母親のようにはなりたくないも思いつつ同じような人生を歩んでしまう。 途中から、この家族に魅せられた紘子がメインで描かれるのは後の事件に繋がるからだとわかってからは一気読みでした。 こんなことになっても、母親が子に縋る場面はきつかった。 陽向には、負の連鎖を断ち切って生きて欲しい。
が「ナイス!」と言っています。
し~ちゃん
帯に新境地を切り開くと書いてあるけど、まさにチャレンジな作品。 バーチャルリアリティのドラゴンズグレイブ(竜の墓)というRPGの中での殺人事件を模した連続殺人事件が発生。ネットにウソを晒されて警察を辞め、人間不信の男がゲーム内の事件を解決することで実際の事件の解決の手助けをする。 ゲームをやったことがない人には受け入れられない気はします。 私は昔のめり込んたドラクエを思い出してそれなりに楽しく読み終えました。
が「ナイス!」と言っています。
し~ちゃん
柚月さんの作品とは思えないストーリー。関係のよくない南部鉄職人の父と息子の家に補導委託として問題のある少年を引き取る。 2つの家族の行き違いが描かれている。どんな環境であっても理解してくれる人がいない孤独が一番辛いという下りは印象には残ったが、私にはイマイチ。 というコメントが他にもあるので、次はいつもの柚月さんな感じの作品を希望します。
が「ナイス!」と言っています。
し~ちゃん
宮部さんのお名前があったので手にしたアンソロジー。 江戸の神田祭にまつわる作品集。 記憶に残る作品は残念ながらなかった。
が「ナイス!」と言っています。
し~ちゃん
芹沢さんっぽくない一冊。 既婚者に騙されて有名なヘアサロンを辞めてしまったハナが祖母が遺影を撮影した写真館に訪れ、祖母の遺言の謎を解き、そのまま就職。 その後も写真にまつわる小さな謎や誤解が明らかになる。 とても面白くスイスイ飲めた。 ただ、この写真館はセットもしっかりしてるし、4人も従業員がいて、この価格設定では成り立たないのでは?という部分は気になった。
が「ナイス!」と言っています。
し~ちゃん
2007年に刊行された文庫。 15年近く経つけど、女性の働く環境ってそれほど変わっていないと感じさせられた。 キャリアを確実に積む会社員とオーストラリアの旅行会社で働く契約社員が知り合ってお互いの仕事環境が描かれる。 私はどちらかと言えば翔子と似ていて、朝ドラを見てから出社しても間に合う場所に住居を構え、特別な趣味も持たずに貯金に励む姿に似たものを感じました。
が「ナイス!」と言っています。
し~ちゃん
表紙が気に止まり、メーターのコメントを読んだら評価が高かったので手にした図書館本。 連鎖する虐待、母親がなくなるも、子供の身体に親の精神が入れ替わるというストーリーは意外ではあったけど、なんで入れ替わったのか、二重人格なのかが最後までわからずじまい。 初読み作家さんでしたが、ちょっと合わなかったです。 最近、この手の表紙が多いですよね。
し~ちゃん
久しぶりの阿川さんの小説。 期待が大き過ぎたのか、なかなか読み進めるのが難しかった。 いやっ、悪くないんです。 出てくるキャラはなかなかに魅力的だし。でもタイムスリップした時代がなぜ昭和38年だったのかよくわからず。 主人公と同じ歳のばあさんが15歳ってことなんだろうけど、ばあさんよりもせっちゃんのことが描かれていて頭にはハテナが出続け。 最後にはせっちゃんが主要キャラだった理由はわかるけど、期待していた分、辛口になっちゃいました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/04/11(4045日経過)
記録初日
2005/01/28(7040日経過)
読んだ本
5103冊(1日平均0.72冊)
読んだページ
1732172ページ(1日平均246ページ)
感想・レビュー
525件(投稿率10.3%)
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