『屍人荘』シリーズの作家だから期待したのだが、かなり読みにくかった。小学６年生というのはかなり制約があって自由に動けないが、かなり潜行して調べ壁新聞を作る所は面白い。不審死と七不思議というのはワクワクする。でも終わり方はちょっと首をかしげてしまった。

佐伯作品には無敵の浪士、大店や禰宜などに好まれるというのが共通のようである。一口長屋に住むただの浪人という訳では無く、朋輩に相談役、用心棒と多種多様である。長屋の秘密に真剣勝負と、なかなか一巻に詰め込まれている。完結というが、まだまだ続く要素もあるし楽しめた。

しばらく積本にしていて、忘れていた1冊。久々に読むと、異世界転生の正統派という感じで面白い。特に魔力とかの世界でなく、医学生という特性を生かして活躍するというのがとても良い。今回も今まで培った信用で異世界を渡り歩く。なんとも頼もしい遊馬君である。

シリーズ物の続編としては定番の、過去に遡った話。大学に入りたての頃だから、部室の確保をした頃。結局どの時代でも八雲は騒ぎから逃れられない運命らしい。御子柴准教授という、八雲同様に厄介な性格に付け回される。神永さんはどうにも面倒な人ばかり排出する性格らしい。若干しつこいが、だから面白くなる事も間違いない。

『屍人荘』シリーズの作家だから期待したのだが、かなり読みにくかった。小学６年生というのはかなり制約があって自由に動けないが、かなり潜行して調べ壁新聞を作る所は面白い。不審死と七不思議というのはワクワクする。でも終わり方はちょっと首をかしげてしまった。

物凄く単純な仕組みの学園モノだが、とても面白い物語は久々。しかも題名からすると、政近くんがロシア語を理解していることは、アーリャさんにはずーっと解らないままで話が進んでいくのだろう。デレるアーリャさんはとても可愛い。