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2024年4月の読書メーターまとめ

ゆきねこ
読んだ本
8
読んだページ
2750ページ
感想・レビュー
8
ナイス
2942ナイス

2024年4月に読んだ本
8

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2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ゆきねこ
ネタバレタケトリ・オキナの正体に驚愕。かぐや姫は、最愛の人でした。退職した看護師。弟が劇団員。その弟がアルバイトをしている二輪自動社整備士。その弟とコンビを組んでいた売れない芸人。ジュエリーデザイナーと、切り絵アーティスト。「ツキない話」が結ぶ人間関係。ポットキャストを聴いている人達の運命が明るくなっていく。月に絡んだ話によって、絡み合った人間関係がほどけていく様が見事。「リカバリー・カバヒコ」も人間性の修復がテーマだったが、この作品も見事に人間関係をよりよいものに修復している。元気になる良作。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

ゆきねこ

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2024年4月の感想・レビュー一覧
8

ゆきねこ
ネタバレNではセブンが主だったが、姫川玲子が主人公となった。菊田、ガンテツ等おなじみのメンバーで安心できる。残虐な一家皆殺しのシーンから始まる。犯人は退役米兵。Nでは米軍基地の問題が利権がらみで取り上げられていたが、今回は米兵の犯罪について焦点を当てる。ベトナム帰りの精神を病んだ退役軍人が、二十数年後に同様の犯行を犯したのはなぜか。伏線が張られ、突然の事件解決。今回は、姫川の推理はなく、犯行の背景が突如として明らかになる。セブンの皆さんや、東警部が出てきたのはうれしい。2つのシリーズのコラボはファンサービス?
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ゆきねこ
ネタバレもはや勧善懲悪の時代劇のようになった歌舞伎町セブン。今回は沖縄解放にかこつけた犯罪者たちを懲らしめる。最後の悪人討伐が読みたくて中身は我慢して読んでいる感がある。誉田さん定番のオープニングでのエログロ。東警部とセブンたちのの時間軸を同時進行させる。上岡の敵討ちが本筋だが、沖縄の土地買収による利権と日米安保の綱引きを絡めていく。土屋昭子がどのようにしてセブンの仲間に入った花果明らかになる。姫川玲子がチラリと出てくるのもファンにはたまらない。Rも楽しみ。歌舞伎町セブンよ、永遠なれ。
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ゆきねこ
ネタバレこれまでの日常生活と同様、特別大きな出来事はなくても、春の日差しを浴びているような幸福感に浸る。世之介が39歳でなくなることを読者は当然知っているが、それだからこそ、一つ一つの喜びを特別のこととして忘れないようにかみしめる。世之介は短い人生だが、長生きした人の何倍も人を喜ばせ幸せの種をまいた。老若男女、この世に存在する有機物、無機物全てを愛し、愛された世之介は、まさに神様、仏様のような存在。世之介の一生をフラッシュバックするような構成。生まれる前からも、亡くなってからも愛に包まれていた。人生を深く考えた。
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ゆきねこ
ネタバレ世之介みたいな人がいたら、全ての人間の煩悩や諍いがなくなる。前作も前々作も同様の感想を持った。純粋すぎる世之介が、一緒に暮らす下宿屋のあけみ。料理が上手で包容力があり、相性バッチリ。楽しい同居人たちと、引きこもりの一歩。一歩が、自分の部屋から一歩歩き出すのが楽しみ。サイドメンバーも味があってブータン人のタジの輪廻感にはうならされた。傲慢な南郷の全ての引っ越しに付き合う世之介。あけみの祖母秀千代とトラクターに乗る野村のおばちゃん。野村のおばちゃんを助ける一歩。みんないい人で悪人はいない。天国のような小説。
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ゆきねこ
ネタバレ故小田嶋隆さんの友だちに関するエッセイ集。友だちという関係は子ども特有のものであるとの論。分かる。納得。働きはじめたら会社の人間関係に摩耗する。上下関係もまとわりつく。夫婦関係も同居人としてストレス発生の源となる。友だちというくくりは、学校に通っていた時限定。友だちがいなくても人とのつながりは途切れない方がいい。人間は社会性の動物。小田嶋さんはSNSで自分の考えを発信し、他者とつながっていた。友情の対義語は孤立ではなく、他者とのつながりを排した孤独である。貴重な人を亡くした損失を感じる。
が「ナイス!」と言っています。
ゆきねこ
ネタバレタケトリ・オキナの正体に驚愕。かぐや姫は、最愛の人でした。退職した看護師。弟が劇団員。その弟がアルバイトをしている二輪自動社整備士。その弟とコンビを組んでいた売れない芸人。ジュエリーデザイナーと、切り絵アーティスト。「ツキない話」が結ぶ人間関係。ポットキャストを聴いている人達の運命が明るくなっていく。月に絡んだ話によって、絡み合った人間関係がほどけていく様が見事。「リカバリー・カバヒコ」も人間性の修復がテーマだったが、この作品も見事に人間関係をよりよいものに修復している。元気になる良作。
が「ナイス!」と言っています。
ゆきねこ
ネタバレキングの根底にある人間への深い信頼。たとえ歴史が誤った道に進んだとしても浄化能力があり、自らの力で修正できるという信念。それがあるからキングの紡ぐストーリーを信じられる。子どもたちの潜在能力を解き放ち、人類の未来に光を放つ。エイバァリーが最後に語った言葉に涙する。自分たちとは真義を違える権力者を超能力の力で葬り去っていた異能機関。クライマックスで、異能機関を潰すことは人類の未来を潰すことだと言い放つ。生き延びた若者たちはその矛盾を突く。悲しみも残るが、すっきりとした傑作。キングは人類に希望と勇気を与える。
が「ナイス!」と言っています。
ゆきねこ
ネタバレキングは読み始めるまで躊躇が続く。生活全てを持って行かれるからだ。飲食を忘れてページをめくり続ける。精神も全て持って行かれる。ルークが生き残れるのか、少年たちも救いがあるのか。夜回りの警備の職に就いたティム。そこまでは穏やかな序章。天才少年ルークが誘拐(強奪)されてからはミステリーキングの本領炸裂。アメリカでは数千人の子どもたちが行方不明になっているという。異能機関が嘘では無いと思わせる十分な語り。キング50周年だそうです。年齢や衰えは一部の政治家にのみ適応する戯言だと言いたい。キングを世界遺産に推薦する
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/11/10(3826日経過)
記録初日
2013/08/10(3918日経過)
読んだ本
1140冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
365209ページ(1日平均93ページ)
感想・レビュー
1000件(投稿率87.7%)
本棚
1棚
性別
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