読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

Ikutan
読んだ本
23
読んだページ
6557ページ
感想・レビュー
21
ナイス
2310ナイス

2024年4月に読んだ本
23

2024年4月のお気に入り登録
2

  • うさみん
  • レア

2024年4月のお気に入られ登録
3

  • あゆお
  • うさみん
  • レア

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Ikutan
母親の婚約者の虐待から逃れるため、18歳の理佐は小3の妹·律を連れて住み込みでそば屋で働き始める。この出だしに『スティッチ』のナニとリロを思い出した。このそば屋の仕事には『鳥の世話』があるという。これはどういうこと?と一気に引き込まれ、その後は、水車小屋で働くヨウムの『ネネ』の魅力に惹かれっぱなし。ふたりを見守るそば屋の店主とおかみさん、従業員、ご近所さん、律の先生..ネネを中心に40年間の日々を描いた心温まる物語。とにかくネネのお喋りが楽しい。装丁や挿し絵もいい。そしてこれは、お蕎麦が食べたくなるよね。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

Ikutan

図書館本に追われた3月でしたが、楽しみにしていた作品ばかり💕成瀬に会えたし、お梅も可愛かった(笑)村山さんの『二人キリ』は読後暫く放心状態でした。夫が定年を迎え、4月からは新しい職場に。お花をたくさん頂きました。今月もよろしくお願いします。😊3月の読書メーター 読んだ本の数:22冊 読んだページ数:6247ページ ナイス数:2242ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→https://bookmeter.com/users/408178/summary/monthly/2024/3

図書館本に追われた3月でしたが、楽しみにしていた作品ばかり💕成瀬に会えたし、お梅も可愛かった(笑)村山さんの『二人キリ』は読後暫く放心状態でした。夫が定年を迎え、4月からは新しい職場に。お花をたくさん頂きました。今月もよろしくお願いします。😊3月の読書メーター 読んだ本の数:22冊 読んだページ数:6247ページ ナイス数:2242ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→https://bookmeter.com/users/408178/summary/monthly/2024/3
Tomo
2024/04/10 21:39

わぁ、華やかだねぇ🥰先月は8冊共読だったよ。そして借りたけど読めずに返却した本が6冊もあった😅成瀬は本屋大賞取ったね✌️今月もよろしくねー💕

Ikutan
2024/04/10 22:02

Tomoちゃん、8冊も共読嬉しいね😃💕そっか、返却した本もあったんだね~。忙しい時に重なっちゃうと読めなくて残念だよね。成瀬やっぱり本屋大賞だったね。予想当たったよ(*´・ω-)b今月もよろしくね💕

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
21

Ikutan
ネタバレシリーズ第6弾。今回アメちゃんこと雨野先生は半年の任期で離島に派遣される。7年間外科医として多くの手術を手掛け、経験も積んできた先生だったが、全く勝手の違う島の診療所ではマゴマゴオタオタ。更に、救えない命を前に落ち込んだり、不十分な中で緊急手術に挑んだり。そして今回は島で殺人事件が。そんな中、淡い恋心も芽生えて…。前半は危なっかしい先生にハラハラ。こんなに専門外だと知らないものなのか。後半は、アメちゃんらしさも発揮されたけれど、二度目のAEDはちょっと白けてしまったな。あと、途中引っかかることがあった。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
女性やマイノリティの生きにくさに着目して、TwitterやYouTuber等の今風の題材で描いた六つ短編。「パティオ8」は『覚醒するシスターフッド』で既読。どの作品もコロナ禍の息苦しさや、SNS上の自覚のない悪意をぶっ飛ばすパンチの効いた内容で、タイトルの『あいにくあんたのためじゃない』がぴったり。誰もが息苦しさで消極的になっていく今の世の中、『BAKESHOP MIREY'S 』の秀実や『トリアージ』の横山さんのようなお節介を焼いてくれる人って貴重だね。プレゼントで頂いたコインで購入した電子書籍で読了。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
フィクションなんだろうけれど、小川さんが主人公なので、エッセイみたいな内容。いやいや、その哲学的思考に、頭のいい人は色々考えているんだなぁと感心しつつ、そばに居たらちょっとめんどくさいかもって思ってしまった。過去を思い出す時に、読書記録を参考にするというのはなるほどと。確かに読メの記録を見れば、何か思い出すかも。占い師の話はどうなるどうなるとワクワク読み進めた。小説家の思考回路は興味深かったけれど、『君が手にするはずだった黄金について』や『偽物』がリアルだったので、片桐やババには複雑な思いが残った。
ゆう*
2024/04/28 16:39

私も同じく「あーめんどくさ」(美梨のように)って思ってしまうよ笑。

Ikutan
2024/04/28 19:20

あら、ゆうちゃんも!(笑)本で読むのはいいけれど、近くにいたら、「もー、ええやん、そんなに考えなくても」って言っちゃいそう〜😅

が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
離婚を機にアメリカから帰国した沙希は、施設に入居したことで空家となったうらはぐさ地区にある伯父の家に引っ越してきた。近所には、学生時代によく行ったあけび野商店街が。母校で教鞭を振るう彼女の、懐かしい商店街の人々や学生たちとの新たな繋がりを描いた群像劇。中島さんの飄々としながら、くすりと笑える文章が好き。マーシーの変な敬語は、何度も笑っちゃったし、沙希がつける″しのびよる胡瓜″とか″刺し子姫″とかネーミングも面白い。マトリョーシカのルーツは知らなかったよ。散りばめられた蘊蓄も興味深くて楽しかった。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
俳優やお笑い芸人、プロデューサーなど芸能界で働く人たちを描いた短編集。染井さんが元芸能マネージャーだったとは知らなかったけれど、その経験を生かした七つの短編は、切り口もバラエティに富んでいて面白かった。のっけの『クランクアップ』はドキドキが止まらない。続く『ファン』の最後はゾクリと嫌~な後味。『いいね』でほっと息を吐いたのも束の間、『終幕』の最後に突き落とされる。『相方』で浮上して『ほんの気の迷い』でぎょっとなり、もうね、ジェットコースターのような読み心地。そしてラストの『娘は女優』は後味良好。上手いね。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
秋吉さん、前回は無人島でロワイヤルを繰り広げたと思ったら、今度は美女が集まった無人島で次々と殺人事件が…。2週間のビューティーキャンプとその後のファイナルステージのために、リゾートアイランドにやって来たミスコンのファイナリスト7名。次々おこる事件に、初めは和やかだったのが、次第にお互い疑心暗鬼に。嘘がばれ、本性が露わになり…。誰が?なぜ?どうやって?クローズドサークル物にはいつも翻弄されるけれど、いやぁ、思いもよらない結末にびっくりだったよ。そうか、装丁の七名の美女に納得。軽くサクサク読めて面白かった〜。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
『黒猫を飼い始めた』から始まるショートショート。ジブリ作品の影響で、黒猫って、私の中では魔女とセットのイメージ(笑)。賢くて、妖しくて…。総勢26人の作家さんは、お馴染みの方も、はじめましての方も色々。一穂さんのみ既読。どのお話も個性があって楽しめた。結城さん、辻さん、原田さんが好み。初読みの犬飼さん、最後にスマホで検索して納得。紺野さんも切り口が変わっていて面白かった。真下さんのラストはおぞましくて、ちょっと引いちゃったよ。一つ一つが短いので隙間時間にぴったり。続編『嘘をついたのは〜』も読みますよ。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
『ゴリラ裁判』が面白かったので、読んでみた。今回も奇想天外な設定。舞台は、脳にBMIという機械を埋め込むことで、考えるだけで行動できてしまうという技術が浸透した世界。アプリ開発会社のCEO·藤浪が、埋め込みに抵抗がある人のために開発されたカチューシャを装着したところ、とんでもないことがおこった。場面はいきなり中国に。中国人女性の人生を追体験する藤浪。そして次第に…。あり得ない設定なのに、不思議なリアリティ。後半、冒頭のシーンとの繋がりが明らかになってそういうことかと。今回も面白かった。須藤さん今後も注目。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
3年前に母を亡くした13歳のお綾は大工の父·直次郎と弟·正太と三人暮らし。ある日彼らが住んでいる長屋に坂崎という侍が越してきた。本好きのお綾は、写本を生業としている坂崎に手習いを見てもらうことになり、そこで書きかけの『月のうらがわ』という本を見つける。月のうらがわに行けば亡き母に会えるというこの物語の続きを考えるお綾だったが…。正太の亡き母への思慕。坂崎の心の傷。朋輩重蔵に負い目のある直次郎の苦悩。何とも切ない。それでも、大事な人と何気ない日々を過ごすことで心の傷は癒えていく。温かな涙の優しい物語でした。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
SISTER編に引き続きこちらを。こちらも、始まりはお弁当シーンからなんですね。高校生の福太、中学生の学太、小学生の良太、さらにイケメンでプロの料理人、長男の元太。母親を亡くし、父親は海外赴任。仲良く暮らす兄弟四人が次々事件の謎を解き明かす。なるほどね、SISTER編で事件の概要は掴んでいたけれど、視点が変わると全く別の様相になっちゃうんだ。SISTER編でさらっと触れていたことがこちらではメインだったり、その逆もあったり。両方読むことで小さな伏線に気づくこともあって、なかなか楽しい読書体験でした。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
同時刊行のBROTHER編とは、事件と手がかりは同じなのに展開する推理が全く違うという。一体どういうことかとワクワク。先ずは、SISTER編から。ぎんなみ商店街にある焼き鳥屋『串真佐』の三姉妹、名前がささみ、つくね、ももって...。そりゃ、つくねちゃん、親のネーミングセンスを疑うよね。そんな彼女たちが、三つの事件を解き明かす。キャラが際立っているのと会話のテンポがよくて、コミカルなのでサクサク読みやすい。ただ、謎解きは、モヤモヤが多くてスッキリはしなかった。さて、BROTHER編でどう推理されるのかな。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
冠婚葬祭をテーマにした六つの短編。のっけの飛鳥井さんの『もうすぐ十八歳』は、引き下げられた成年年齢に着目。続く寺地さんの『ありふれた特別』も成人式をテーマに幼なじみや親子の関係が描かれる。雪舟さんの『二人という旅』は異色のSF。宇宙を旅する家読みのシガとクローンのナガノ。不思議な世界に連れていかれる。高山さんの『祀りの生きもの』は祭をテーマに描いた思い出のお話。嶋津さんの喪服をモチーフにした『漂泊の道』と町田さんの心の揺れを丁寧に描いた『六年目の弔い』は葬儀がテーマ。寺地さんと町田さんの作品が好みだった。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
葬儀社で真摯に働く人たちを描いた『ほどなく、お別れです』もよかったが、切なくも心が温まる愛のぎゅーっと詰まったこちらもよかった。洋菓子店で働く二葉の夫は長期入院中。禁食のため空腹と暇をもて余している彼に、二葉は洋菓子店に訪れるお客の謎を持ち帰り、ふたりで謎を解き明かすのが楽しみだった。タイトルから夫の病状が芳しくないのは想像できますが、六年にわたって夫の闘病生活を支えた長月さんが描くのは、涙だけではなく、遺された者が前向きになれる優しい物語。登場するスイーツが何れも美味しそうなので、甘党におすすめです。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
『文字は目に見えるものではありますが、文字が指し示す物ごとは、ときに、見えざるものを含みます。文字は見えるものと見えざるものの架け橋であり、それゆえ、双方にその身を委ねることができるのです』今回の吉田さんはいつもと異なる幻想的な内容。庵でわたくしが見た、光を纏った青年。冥界と現世の間をさまよう。和尚に尋ねれば野狐がこたえを知っているという。現れた文字は体の芯まで染みわたり、野狐の声音と類似した声となって囁く「羽あるものを」。時代も不明で、掴み所もないけれど、おとぎ話のような心地のよい不思議なお話でした。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
選挙の開票開始直後、開票率約0%で当確を報じる"ゼロ打ち"。経営不振の大和新聞は起死回生の1手にこのゼロ打ちをあげる。急遽、選挙報道センターに配属され激戦区の東京一区の担当になった大和新聞の社会部の記者·片山は、ある都議会議員の不審死を耳にして、独自で調査に乗り出す。東京一区では、新人大学教授·若宮が立候補。国会議員の秘書歴十年の中村が応援に駆り出される。選挙をめぐるあれこれ。そして政治と金という切っても切れない関係に話題の裏金問題。殺人事件を絡めて読み応えあり。中村と片山は天晴れだったけれど今後が心配。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
Twitterに投稿された2017年1/1から12/31までの朝の空模様。言葉で表現された365日毎日変化する早朝の空の様子は、味わい深くて想像力を掻き立てられます。同じ青空でも、鳩を放ちたい青空、すみずみまで透き通る青空、白い雲の浮かぶのどかな青空..雲だって、布団や羽毛のようだったり、もっちりしたり、美味しそうだったり..。"長い間言えなかった言葉をたっぷりためているような空模様"や"一面お粥のような空"など言葉を尽くした表現が素晴らしい。これから毎朝空を見上げたくなりますね。シンプルな挿し絵も素敵。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
南三陸町にある仮設住宅の空き室で役所の職員の死体が見つかった。この職員の仕事は、仮設住宅から公営住宅への住民を移転させること。死体発見現場は、施錠がなされて密室状態。密室殺人?謎に包まれ捜査は混迷。宮城県警の蓮田は、仮設住宅撤去後の再開発に向けて利権が絡んでくる建設業者に着目し始める。被災地の人々の感情は複雑だ。家族や住まいを失った者の喪失感。一方、失わなかった者の罪悪感。経済的格差。重いテーマでずっしりと。最後はやっぱり中山さんでしたね。事件は解決したけれど、エピローグに何とも苦い後味が残る作品だった。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
『かいっちゃん』は働き過ぎで体調を壊して大手商社を辞めた静香が、練り物屋の実家に戻ってから、町おこしプロジェクトに応募して始めた屋台のおでん屋さん。そんな『かいっちゃん』にやって来る常連さんや町の人々と静香の温かな交流を描いた心温まる物語。少しずつ前向きに頑張る静香に元気を貰えるし、練り物に纏わる蘊蓄に興味が湧く。守くんの『なかなおりのうた』もよかったし、アルゴスもいい仕事したね。おでん大好きだから食べたくなっちゃう。関西では、ちくわぶって見かけないけれど食べてみたいな(*´艸`*)
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
高校時代からの友人とコンビを組んでいる、お笑い芸人の陸は30歳。漫才コンテストでは1回戦敗退という崖っぷち状態。唯一のレギュラー番組は、運動神経を生かしたスポーツバラエティ番組のみ。アスリートと対決したり、マイナー競技にチャレンジしたり。そして、今回の新たなミッションは、棒高跳でマスターズ陸上の競技会で優勝すること。パリオリンピックを目指す『犬飼優正』と共に彼のチャレンジが始まった。棒高跳びって知らないことばかりで新鮮。アスリートの苦悩や夢と現実に揺れる芸人の葛藤も読ませるね。最後の狐と狸には笑った。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
母親の婚約者の虐待から逃れるため、18歳の理佐は小3の妹·律を連れて住み込みでそば屋で働き始める。この出だしに『スティッチ』のナニとリロを思い出した。このそば屋の仕事には『鳥の世話』があるという。これはどういうこと?と一気に引き込まれ、その後は、水車小屋で働くヨウムの『ネネ』の魅力に惹かれっぱなし。ふたりを見守るそば屋の店主とおかみさん、従業員、ご近所さん、律の先生..ネネを中心に40年間の日々を描いた心温まる物語。とにかくネネのお喋りが楽しい。装丁や挿し絵もいい。そしてこれは、お蕎麦が食べたくなるよね。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
ちょっと胡散臭い元マジシャンが、姪っ子と共に活躍するシリーズ第二弾。隠れ家的なバー『トラップハンド』のマスターは元マジシャンの神尾武史。姪っ子の真世は、不動産会社に勤務しリフォームやリノベーションを手掛けている。『トラップハンド』にやって来るのは訳ありの女たち。神尾が謎めいた彼女たちの真実を巧みに解き明かしていく。どのお話も最後に捻りが利いていて、微妙に繋がっているのが嬉しい。特に『リノベの女』から『続·リノベの女』への繋がりが、鮮やかで面白かった。意外な真相の『相続人を宿す女』は東野さんの巧さが光るね。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/11/15(3821日経過)
記録初日
2013/11/07(3829日経過)
読んだ本
3139冊(1日平均0.82冊)
読んだページ
897060ページ(1日平均234ページ)
感想・レビュー
3048件(投稿率97.1%)
本棚
10棚
性別
血液型
A型
職業
専門職
現住所
大阪府
自己紹介

本を読んでいると本当に知らないことばかりだなと思います。知識はもちろん 考え方、価値観、言葉、表現・・・
読書を通じて、無限の世界を彷徨いながら、新しい何かに出会えるのは素敵なことですね。
そして、そんな楽しみを皆さんと共有できるのは読メのおかげです。
ナイスやお気に入り登録ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします(^_^ゞ
2014 8 31

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう