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2024年4月の読書メーターまとめ

Steppenwolf
読んだ本
9
読んだページ
2946ページ
感想・レビュー
9
ナイス
51ナイス

2024年4月に読んだ本
9

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Steppenwolf
G昨日読了したのは数学の帝王の伝記,今日のは期せずして札幌に出来た数学系大学院大学でおきたテロ事件を扱う.もちろん架空の話である.研究者を目指し,博士号まで取得した女性警部補沢村を主人公とする第二作目である.事件発生から沢村が捜査の指揮をとるまで彼女の葛藤を描いていて辛気臭かった.しかし,後半に入り副学長が主たる容疑者になると一気に読み進められた.時々実在した人物や実際の著名な問題が挿入されていた.ジェルマンを取り上げるならついでにネーターそして最近なくなった女性初フィールズ賞受賞者も取り上げて欲しかった
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
9

Steppenwolf
Fこの作者の作品としては少し物足りない。ローカルラジオ局に寄られる高校生からの投書に登場する少女が周りの大人を巻き込む。本人も不幸なら周りの大人はもっと不幸になる。ただし、オカルトではない。語部を変えて違う視点からも不幸な少女の行動が面白おかしく、かつ巧妙に語られる。
が「ナイス!」と言っています。
Steppenwolf
G日本語の本では万年筆のことを書いた本を見つけられなかったところに本書に出会った.私の持っているタイプとは異なるインク充填方式とかみなくても良い記述もあったが全てに目を通した.万年筆で線を引きながら読んだ.
Steppenwolf
VGシリーズ第3弾.今回は私にとって重要な万年筆情報少なめであった.特に良かったのは原稿用紙,模造紙である.特に模造紙には前作登場人物もちょっと出ている.この二短編で思い浮かべた言葉は負け犬は負けなかったという言葉である.科学史家平田寛氏が雑誌「世界」に書いたときの題名であった.貧しい出自の飲食店グループオーナーの話と閑職に追いやられ早期退職を余儀なくされた男性の物語である.もちろん大逆転ではないもののちょっといい感じの展開で物語が終わる.
が「ナイス!」と言っています。
Steppenwolf
G地図がついていて舞台がわかってよかった.著者の故郷の怪談集でどれが創作で著者が集めた話なのか読んでいてわからなかった.全編を通じて炭鉱の悲しい話が語られている.月が出た出た月が出た・・・と歌われた三池炭鉱の事故や戦争が重くのしかかる.
Steppenwolf
G昨日読了したのは数学の帝王の伝記,今日のは期せずして札幌に出来た数学系大学院大学でおきたテロ事件を扱う.もちろん架空の話である.研究者を目指し,博士号まで取得した女性警部補沢村を主人公とする第二作目である.事件発生から沢村が捜査の指揮をとるまで彼女の葛藤を描いていて辛気臭かった.しかし,後半に入り副学長が主たる容疑者になると一気に読み進められた.時々実在した人物や実際の著名な問題が挿入されていた.ジェルマンを取り上げるならついでにネーターそして最近なくなった女性初フィールズ賞受賞者も取り上げて欲しかった
が「ナイス!」と言っています。
Steppenwolf
Gこの評価は自分自身の忍耐に対してである.1月1日から読み始めて本日読み終えた.大まかなことは元々別の本で仕入れていたので大幅に何かを得たということは言えない.また,知らない単語を無視して読みすすめたりわからなくても先を急いだ.途中から線を引いたりして記憶の助けになるような努力もした.ロシアの女帝が意外にもオイラーを高く評価したことに感動した.一方,プロシア王フレデリックは戦争屋で数理科学への理解は明らかに当時の後進国ロシアよりも遅れていたのかもしれない.本書の副題にある啓蒙時代を久しぶりに聞いた.
Steppenwolf
GNHKでドラマを大分前に見ていた.しかし,万年筆関連情報の出た回は見逃したのであろう.最近ドラマに万年筆を提供した店のサイトで見て読むことにした.私としては情報が少ないので不満なのだが主眼は,主人公ツバキ文具店現店主雨宮鳩子の一年を周りの人との関わりの中で描くことだからしょうがない.幼い娘持ち男性とのやりとりはドラマでは数回かけていたように記憶する.書籍ではあっさりという感じである.ニックネーム・ポッポさんも覚えていた.主人公を演じた女優の名前は思い出せないが経費では落ちませんとか結構視聴している.
が「ナイス!」と言っています。
Steppenwolf
ネタバレF下巻に入って,どんなに説明があろうともどうしてもあり得ない設定だと思ってしまう.作者はヴァルテルという敵対的な人物を設定したために作風を変えてしまったのかもしれない.ヴァルテルに洗脳されたマカロフは,精神を破綻させているのに犯罪だけは警察を出し抜いて実行できる点も受け入れられない.トーマス・ハリスの登場人物ハンニバルについても同じような思いを抱いたことを思い出した.
Steppenwolf
一度読んだ本を再読するのは性に合わないがメモを取らずに読んだので今度は作中に現れる万年筆関連の情報を書き取りながら読んだ.一度目はイタリア製をなんとなく馬鹿にしていた.今回はイタリア製を見直したあとで読んだのでアウロラへの言及が多いことに気づいた.また,二度目は一度目より早く読めることにも気付けた.主人公の砂羽にもようやく就職のチャンスが転がり込んでハッピーエンドである.しかし,続きも書いてほしい.
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/25(3752日経過)
記録初日
1980/03/31(16105日経過)
読んだ本
1113冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
379955ページ(1日平均23ページ)
感想・レビュー
1113件(投稿率100.0%)
本棚
10棚
性別
血液型
AB型
現住所
京都府
自己紹介

かつて存在した読書コミュニティ「たなぞう」に読書記録を書いていました。たなぞうが廃止されてから自分で読書量を記録していましたが,このサイトを知り,せっせと過去の記録をもとに入力しています。ただ記録を取り始めたのが2007年なのでそれ以前に読んだ本は読了日を確定できません。何となく感想を他人に見られると恥ずかしいとは思ってますが,しかし自分用の記録だけと割り切ることも出来ません。他の方のように沢山読めませんが目標は一週間で一冊,一年50冊前後です。最近は娯楽物しか読んでません。年齢は非公開としていますが,馬齢を重ね60を越えてしまいました。
評価マークを星☆からアルファベットに変更。更にEとGの間にVGを追加.
E:☆5つ,G:☆4つ,F:☆3つ,B:☆2つ,W:☆1つ

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