広大なアメリカ大陸を行ったり来たりの紀行文。長いうえにストーリーらしいものは無いのだが、テンポ良いリズムで最後まで飽きずに読めた。圧倒的なパワーを感じる作品。またいつか再読したい。

四分冊のうちの第一巻。キングらしいSF＆ホラー＆青春ストーリー。まだまだ序盤が始まったばかりで謎めいた展開に終始。面白い。次巻に期待。

広大なアメリカ大陸を行ったり来たりの紀行文。長いうえにストーリーらしいものは無いのだが、テンポ良いリズムで最後まで飽きずに読めた。圧倒的なパワーを感じる作品。またいつか再読したい。

S.キングの「アトランティスのこころ」に出てきたので読んだ。少年時代とかに読んでいたらかなりのインパクトがあったかと思う。人間の本質的なものは、この後様々な形で描かれてきているので、今読んでもそれ程の衝撃は受けなかった。陰惨な物語なので読後感は良くない。

怪奇小説集の第３段。怪奇というよりサスペンス、ミステリという感じの話が主だったと思う。むしろイヤミスに近いかも。いや〜な感じの話はどうも苦手。昭和の雰囲気もあまり好きではないなあ。

下巻は上巻の続きという感じではなく、ちょちょい、これまでの登場人物が絡んでくる、独立した中・短編集といった趣。最終章で纏まるのだが、なかなか余韻の残るラストは良かった。キングのホラーでない作品も良い。キングの長編は、上下巻の分冊ではなく、ハードカバー一冊で一気に読みたい。

怪奇小説というよりは、ミステリの要素（しかもイヤミス系？）が強めの作品が多かった。1960年代、戦争の影がまだまだ色濃く残る時代の暗い雰囲気が、より嫌〜な気分にさせてくれるお話が満載だった。