まさかのマリキ―タマン再登場。そしてゼブラとの絶妙なコンビネーション。中井さんの画力もあって、とても見ごたえのあるタッグマッチだった。新章になってからの再登場超人でも充分に面白いものができることを知った。それにしてもマリポーサの王のような眼力と貫禄はなんだ。運命の５王子の中で最も貫禄があるのは王位争奪編からそうだったけれども。

シャニマスは二次創作漫画や切り取られたプレイ動画をチラッと見た程度だけれどもストレイライトやノクチルが好きなので購入。意識高くて世話焼きの冬優子、フリーダムな天才児あさひ、天然の調整役の愛依のバランスが気持ちいい。

おじさんの哀しさや痛々しさが強め。意外にもマガツコトノヌシの話を引っ張っているがキーキャラになるのか？

テニスの王子様にはスカしたキャラが多い。その代表格が跡部でありリョーマであるのだが、そんな二人の熱が勝負を決めたなんて、いいじゃないか。そして諏訪部さん、何やってんすか。笑うところじゃないのに笑ってしまった。

現代語訳を先に読んでいて、漫画ではどうなっているかなとこちらも読む。ベテラン女性漫画家の絵がついたことで……後深草院の身勝手さや有明の月の気持ち悪さが強調されている！だけど、こんなモノ扱いのような愛（？）に対して二条も受け入れて愛し返しているのが、現代との感覚と大幅にギャップを感じる。そうでもしないと精神のバランスが取れなかったのかしら。

政治に関する話は私とだいたい同じような考え方だったので、もっと毒を、と少し物足りなく感じた。たけしは昔から選挙の投票に関して苦言を呈している(そしてその意見を評論家に叩かれている)が、感情的には理解できる。安倍元総理について、同じTV番組に出た立場から「見せ方が上手い」という評価がなるほどと思う。芸能界の話では紅白の司会でムチャクチャやりたいというのがたけしらしい毒でホッとする。芸能界の友人・知り合いが亡くなっていくことに寂しそうであるが、感情を整理するのにはこういう週刊誌の企画もいいのかもしれない。