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2024年3月の読書メーターまとめ

Nan
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感想・レビュー
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ナイス
168ナイス

2024年3月に読んだ本
22

2024年3月のお気に入り登録
5

  • 涼
  • peace1975
  • ねこあひる
  • bibiko
  • 大和桜289

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • 涼

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Nan
ネタバレうまく死ねますように。膵臓がんがみつかってもう治療の手立てがなく余命4ヶ月〜半年と宣告された山本文緒さんの日記。お別れの時間が残されるのってよいようでつらい。何となく90歳で死ぬだろうと人生設計していた。コロナ禍ということもあり無人島に夫さんといる気分。最後の混濁した様子の文章がつらい。本当につらいです、文緒さん。もっと貴女の作品を読みたかった。痛みの中書くことと読むことをやめなかった彼女。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
21

Nan
ネタバレロボットが活躍する社会。競馬の馬は、相変わらず馬だけど、その馬をもっと早く走らせるために騎手はアンドロイドだ。その騎手コリーが相棒の馬から落馬し下半身が粉々に。廃棄処分になるところを女子高生のヨンジェが購入。彼女はロボットに関しては天才的な才能を持っている。姉のウネは幼い頃の病気で歩けない。車椅子生活だ。このウネがコリーの相棒の馬と心を通わせる。そしてこの馬がついに安楽死の危機が。それを救うコリーとヨンジェ姉妹。「私たちはみんな、ゆっくり走る練習が必要だ」言葉にしない限り相手の本音がわかる機能はない。
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Nan
ネタバレ図書館の長ーい予約待ちだった本。 一気読みです。ホテルマンの続力(つづきちから)チカくんがホテルの仕事で筆耕者の遠田を訪ねるところから始まる。いい加減な性格だが、料理洗濯はできるし、書道教室の小学生からも慕われているようでそれより何よりその書が自由でいて古典的でもあり、でもやはり個性的なのだ。遠田自身は「猿真似だ」というが。そして彼は代筆屋もやっている。けれど文面が思い浮かばず、そこをチカがやることに。2人の友情が深まるのが読んでいて楽しかったのと書に興味を持てました。書展にいきたいな
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Nan
ネタバレ兄弟たちができることすべてうまくできない小鳥。落ち込んでいると花が安心して育つ場所を探しているという。それを聞いた小鳥は人の役に立つならと自分の身体を差し出して。。考えてしまいました。これは小鳥さんは犠牲になったということ?それともそれを超越した何かになったということ?本人良ければすべてよしですがもやもや。他の人の役に立たないと生けてはいけないのか?とちょっと考えてしまいました。イラストはもうたまらんぐらいかわゆいです。鳥さんたちがヘルメットかぶって飛ぶところなんて最高でした
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Nan
ネタバレ弟の誕生日に猫のチョコレートを買ったお姉ちゃん。翌日の誕生日のために部屋のタンスに隠しておきますが、夜中にそのチョコがきになって仕方がない。箱には8こ入ってるから1個ぐらい、、そしてついに全部同じ食べてしまいます。イラストもお話も結末も可愛いです。おもちゃ屋さんのページにふなっしーがいたような。。。
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Nan
ネタバレちわこのよそったごはんが、いちばんうまい。そう言ってたお父さんが突然亡くなる。お父さんが残した米粒を大切に育てて、苗にする残された家族。ちわこはお父さんにもう一度会いたい。そんな時お母さんが倒れた。お医者さんを呼びにいくちわこ「お母さんまでいなくなったらダメだ」お父さんに会えなくていい。もうこのシーンで号泣です。どこかで見た絵だなあと思ったらイラストは「ねぎぼうずのあさたろう」の方でした。ごはん山盛り食べたくなります。人はなんで死ぬんでしょうね。
Nan
ネタバレ歌人ほむほむのエッセイ集。(引っ越しました」十数回目の転居で若い頃の引越しを思い出す。ものがないのですごく簡単だったと。あの頃から数百倍物もお金も増えたけどあの時より弱くなってる気がする。ってわかる。気持ちがね、弱いの。「恥ずかしい名前」メールの署名間違いほむらほろし(笑。あとSuicaを無くしたら困るから何枚も持ってるとか飲み会の時に盛り上がれないからそういうひとたちのためのセミナーとか、子どもたちのクイズで盛り上がる話を盗み聞きしてるとか、お会いしたことないけど面白い方だと
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Nan
ネタバレなんか聞いたことある話だなあと思ったら再読本でした。 都会から田舎の村に越してきた小学生の女の子(作者がモデル)。村にはおハルさんという可愛らしいおばあさんが住んでいて、彼女は死刑囚の慰問を続けている。昔はアメリカに住んでいたこともあったそう。近所に住む咲ちゃんとも仲良くなってホタル見に行ったり、ススキでフクロウ作ったり、田舎満喫。麦茶をヤカンで冷やすシーンがあるんだけれど、我が家の甘ーい麦茶を思い出して、なんか懐かしかった。オトナになったらなんになりたいか?この問いは今オトナになりすぎた私にはつらいなあ
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Nan
ネタバレうまく死ねますように。膵臓がんがみつかってもう治療の手立てがなく余命4ヶ月〜半年と宣告された山本文緒さんの日記。お別れの時間が残されるのってよいようでつらい。何となく90歳で死ぬだろうと人生設計していた。コロナ禍ということもあり無人島に夫さんといる気分。最後の混濁した様子の文章がつらい。本当につらいです、文緒さん。もっと貴女の作品を読みたかった。痛みの中書くことと読むことをやめなかった彼女。
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Nan
ネタバレ迷子になったコウモリの子どもが鳥さんの巣に落ちる。そこで3羽の小鳥と一緒に暮らすこどもコウモリ。ある時小鳥たちに足でぶら下がるやり方を教えて、お母さん鳥に怒られたコウモリ。それからは小鳥になりきると誓う。そんな時コウモリ母さんに再会。やっとコウモリ本来の暮らしに戻る。小鳥たちの元に行き、一緒に夜に飛んでみる。でもやはり小鳥たちは見えなくて飛べない。でも違いはあるけどぼくたちは似てるよね?友だちだから。絵がとても綺麗でした。
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Nan
読書会の課題本。Boogle Bayに住んでいるOttoとおじさんは、おばさんの店にオバケがでたと聞き、調査に向かいます。途中キャプテンの船を通るとそこでも洗濯物干しの紐が盗まれたと、ホテルを通るとそこでも被害が。現場には亡くなったとされる海賊の帽子が残されていて。。犯人が分かったのですが、その犯人が改心するところがなんともいい人しか出てこない話でいいです
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Nan
ネタバレふわっふわっのミトンをおじいちゃんに買ってもらったJunie B。でも学校で紛失してしまう。落とし物箱を探しに行くけどない。きっとだれかが盗んだに違いないと休み時間中、タトゥーのある子を探す彼女。(彼女の犯人像はタトゥーありなので)ある時4色ペンを拾った彼女。迷ったけれど自分のものにしてしまう。おじいちゃんから無くした財布が戻ってきた話を聞いて、、彼女はさあペンをどうするんだろう。欲望の赴くままに行動しちゃうんだけど思い直すってところが成長を感じますね。crookってどんな意味だろ?こそ泥?
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Nan
料理学校の家に生まれながらもその跡継ぎを当然のように期待されるのが不満で家を出る主人公。SEしながら料理のレシピをブログにしたりしてお料理は好き。現代の話に昔のおばあちゃん?の話が差し込まれます。その昔話が跡継ぎとか妾とかちょっとだいぶ納得できない時代の話で、それを知ったからとていまのおばあちゃんの態度は理解できないけど?と思ってしまった。お料理は詳しいレシピはないけどどれも美味しそう。意外にも市販の簡単調味料で味付けた料理ベタな同居人の料理がおいしそうだった
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Nan
読書会の課題本として再読。Big Fat Mouth ってなんだろうと思いながら読んでましたが、大口たたく人のこと?用務員になりたいなんてすばらしい!用務員のおじさんも嬉しそう。
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Nan
大学生の恋愛。おしゃれ大好き花ちゃんとこうなんかどこかパッとしない理工学生3人組が楽しそうだった。青春だなあ、すごく青春だなあと思いながら楽しく読みました。
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Nan
ネタバレ色んな職業の女性を主人公にした短編集。できる派遣さんができない正社員から妬まれる。課長に言われたのはでも派遣さんは責任は取らないじゃないかと。だから私は悪くないと言う態度はおかしいと。そうだろうか?正社員だって責任取らないじゃないかと思うけど。とそこだけ気になりましたが。 あとがきで著者は 「どうして働いているのか。何が欲しいのか。それで、あなたは、いったいどうしたいのか。どうしてもらいたい、のではなく、、どうしたいのか。 私は時折、自分に問うようにしている。」
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Nan
ネタバレ痛い、つらい、って言えない。はずれくじばかり引いている、死んだ人の最期のSNSの投稿、どれも自分に当てはまるような。どの短編にもダメダメな人間が出てくる。これでもかって言うぐらい。その人間にも自分の一面を見るようでツラい。でも生きてる
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Nan
ネタバレ偶然にいい感じに焼き上がった陶磁の青い壺。それが次から次へと人の手に渡る。その壷を持った人の短編集です。面白い。子供が巣立った壮年夫婦だったり、おばあちゃんの同窓会だったり、お見合いの仲人だったり、定年後ぼけてしまって会社で普通に働いてしまうおじさんだったり、面白かった。すごく。喧嘩ばかりの夫婦がどちらかが死ぬと褒めるようになる、には笑う。ええ、本当にそう。同窓会もすごく笑った。70の誕生日に「ここまで生きれば立派。これからは我慢も辛抱もしない」と宣言したおばあちゃん。かっこいい。戦時中のゴッコ遊び夫婦も
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Nan
家事も育児も妻任せな夫に、マウントとるママ友に、母親に息子に言いたいことはたくさんあるのにグッと飲みこむ希和。周りから好かれたい、波風立てたくないというその気持ちにすごく共感。でも近所の学童で働くうちに自分の声を取り戻していく。ちゃんと言わないと伝わらない。伝える努力が必要。わかってはいるんですがなかなか勇気が持てないです。したばかり向いてた子がグッと上向いて歩くようになるそんなお話でした。
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Nan
岐阜に、しかも郡上八幡とか結構しぶい箇所をスマホなしで旅行した記録。岐阜いいなと。スマホなしもいいなと。できるか?
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Nan
面白かった。他人丼チェーン店の店長たちの話。やりたい放題の従業員にバシッと言えない店長さんとか、同僚パートに冷たく当るバイトにタンカきっちゃう店長さんとかそして、ダメダメな二代目社長にも、その巻き添えを食う海外に飛ばされた店長にも深い愛着がわきました。短編集かと思えばちゃんと話が回収できてるのがまたスゴイ
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Nan
ネタバレのばらのいえを営む夫婦に引き取られた親のいない祐希。そのいえは行き場のない母子を守る家。でも実態は、、。その事実に気づいていたのかいないのかは定かではないし、多分自分のことで手一杯でそんなことどうでもよかったのかもしれない。でも保と紘果の兄妹がこの家に来てから少しずつ変わっていく。ひとりのようで実はいろんな他人が助けになっている。グリム童話の結婚しました、めでたしめでたしへの違和感もわかる
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/06/30(3590日経過)
記録初日
2014/04/01(3680日経過)
読んだ本
1727冊(1日平均0.47冊)
読んだページ
249129ページ(1日平均67ページ)
感想・レビュー
1670件(投稿率96.7%)
本棚
1棚
自己紹介

読めない時もありますが、読める時にはここに記録しようと思います。どうしても偏ってしまうので色々な本を紹介してもらえると嬉しいです

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