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2024年3月の読書メーターまとめ

まこみや
読んだ本
5
読んだページ
1674ページ
感想・レビュー
5
ナイス
1007ナイス

2024年3月に読んだ本
5

2024年3月のお気に入り登録
5

  • 🐾あゆ🐾🎮🎧@魅音とペア画中!
  • かぜまる
  • たま
  • どんまい
  • リョウ_Z

2024年3月のお気に入られ登録
6

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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

まこみや
毎回TV放映を楽しみにしていた。成功の要因は三つ。①「はじめに」に説く通りMCにパンサー尾形を起用したこと。②登場する「天才」数学者の人生を物語として伝えたこと。さらに、③数学上の大テーマの追窮をまるでミステリか犯人を解明する「物語」のように、視聴者(読者)を引導したこと。日常的次元から深く深く掘り下げていくと、あるときハッと異次元の時空に繋がる。その美しさや神秘性。それは天才数学者たちが見ている世界をちらりと垣間見させてくれるかのようだ。近年とみに値下がりした「天才」という言葉の真の意味を教えてくれる。
shinn
2024/03/22 15:14

私も観てました!書籍化されてるんですね。文系の私はきっと買います。

中村です
2024/03/22 16:45

私も見てました😄。パンサーの尾形がどこかで喋ってましたが、「NHKの数学の番組なんて尾形がやるはずない」と思われて、この番組をするなら同じパンサーなら向井だろう…と吉本の社員に判断されて、はじめのギャラは間違って向井に支払われてしまったそうです😅。可愛そう!尾形さん😭

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
5

まこみや
19世紀前半囚人流刑地としてのタスマニアの歴史ーその残虐さと理不尽さを、現存するグールドの魚の絵を手掛かりに、奔放な想像力によって再構成した伝奇小説の体である。やがて夢と現実、外界と心象が融解して、意識も一個人から別の個へと拡散していく。果ては人間と魚の境界も渾然となって、正気も狂気も定かならぬ幻想世界に引き込んでいく。マジック・リアリズム畏るべし。粥みたいな小説ではなく少しは歯応えのあるものを、と思い手に取ったが、猛るイメージの飛翔についていくのがやっとで、面白さまで堪能するには未熟なことを自覚した。
が「ナイス!」と言っています。
まこみや
小説家になれない二つの理由を考えた。①面白い話を創る天性の能力の欠如。②小説を読む量の圧倒的な不足。あとは残余の問題に過ぎない。技術的な問題ーどう書くかについては訓練と努力によって後天的に身につけることができるけれど、上記二つの条件の下では小説家になるのはほぼ不可能なことなのだ、と本書を読んでよおくわかった。もっと早く読んでいればよかった、と思うと同時に、早く読んだところで自分の能力に見切りをつけるのは若い頃には難しいだろうなあ、と他人事のように思う。ついうかうかと道を過つ人(私?)のなんと多いことか。
が「ナイス!」と言っています。
まこみや
毎回TV放映を楽しみにしていた。成功の要因は三つ。①「はじめに」に説く通りMCにパンサー尾形を起用したこと。②登場する「天才」数学者の人生を物語として伝えたこと。さらに、③数学上の大テーマの追窮をまるでミステリか犯人を解明する「物語」のように、視聴者(読者)を引導したこと。日常的次元から深く深く掘り下げていくと、あるときハッと異次元の時空に繋がる。その美しさや神秘性。それは天才数学者たちが見ている世界をちらりと垣間見させてくれるかのようだ。近年とみに値下がりした「天才」という言葉の真の意味を教えてくれる。
shinn
2024/03/22 15:14

私も観てました!書籍化されてるんですね。文系の私はきっと買います。

中村です
2024/03/22 16:45

私も見てました😄。パンサーの尾形がどこかで喋ってましたが、「NHKの数学の番組なんて尾形がやるはずない」と思われて、この番組をするなら同じパンサーなら向井だろう…と吉本の社員に判断されて、はじめのギャラは間違って向井に支払われてしまったそうです😅。可愛そう!尾形さん😭

が「ナイス!」と言っています。
まこみや
「おじいさんに…」は三つのプロットが複雑に交叉する。〈都会で妻子と暮らす現在の生活〉、〈40年前おじいさんと暮らした故郷への郷愁〉、〈今ラジオで聞いているW杯の経過〉。表現としては実験的だが、意識的には誰もがごく普通にやっていることである。ここには結局「現在」の時間しかない。過去とは現在の記憶であり、未来とは現在の予想にすぎない。この短篇集の作品はどれも時系列に沿ったストーリーの進行を否定して、現在の主観的意識を克明に描写する。あたかも、中国語が元来時制のない言語であることにどこかで通じるのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
まこみや
『神の亡霊』での疑問:主体も自由意志も虚構であり、能力も格差も外因により決定されるならば、〈私〉の将来の可能性まで閉ざしてしまうのではないか。小坂井の回答:人間を、近代個人主義が捏造する一人称でもなく、科学の客観的法則による三人称でもなく、場の力学に恒常的に身を曝す開かれた認知システムー二人称の社会・心理現象と捉えることで、他者を自己に重ねる同一化こそが人間の本性であるとする。自己が存在しないから他者のために生きられる。欠如を内在する関係態のおかげで運動や変化が可能となる。答えは科学でなく、文学にあった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/01/16(5217日経過)
記録初日
2002/06/29(7975日経過)
読んだ本
1379冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
393990ページ(1日平均49ページ)
感想・レビュー
344件(投稿率24.9%)
本棚
0棚
性別
血液型
B型
職業
教員
現住所
山口県
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