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2024年3月の読書メーターまとめ

あきこ
読んだ本
10
読んだページ
2386ページ
感想・レビュー
10
ナイス
71ナイス

2024年3月に読んだ本
10

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

あきこ
読み終わって心の中が切なさでいっぱいになった。誰でも最期を迎える日がくる。癌という病気は残りの時間がわかる。なので自分のなかで癌も悪くないなどと高慢な気持ちになっていた。けれども大切な人との時間が限られているという現実の悲しみは本当に二人で無人島にいるような、という表現そのものなのだ。また毎日の体調もこんなに辛いものなのかと涙が出てくる。大切な時間なのに、笑っていたいのに、なんてことだろう。山本さん、最期まで書いてくれてありがとう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
10

あきこ
なんというか、憂鬱な気分になった。アパレル関係の搾取問題は常に社会問題となっている。それに気づいていても便利だからという理由で購入していた自分は貧しい人から搾取していたのか。それが日常化していて罪悪感のないまま。しかし不買運動をすれば貧しい人の仕事を奪うことになる。この強欲な資本主義はどうしたらいいのだろう。今現在地球の様々な場所で行われている人権の侵害は戦争の爆撃と同じように報道されるべき酷いことだ。
が「ナイス!」と言っています。
あきこ
なんということだろう。私は今行われている戦争の一つ、パレスチナへの攻撃について正しい知識を何ひとつ持ち合わせていなかった。こんな状態は70年も続いているという。世界の人々は平気なのか。私は無知ということで加害者の側にいたことを自覚する。私のように知ることによって少しでもパレスチナの希望となるように、こんな不正義が続くことのないように祈りたい。そして本書が多くの人に読まれますように!
が「ナイス!」と言っています。
あきこ
人を愛する、ってどういうことなんだろう。今までの愛してるとは何を意味してたんだろう。突然不安な気持ちになってきた。時代と共に人間の意識も変わってくる。もしかしたらもう私の思っている愛はスタンダードではないのかもしれない。主人公と一緒に愛を探し続けてみた。いや登場する皆が愛を探している。しかし愛は探すものではなかった。最後主人公と共にそれがわかった。
が「ナイス!」と言っています。
あきこ
まあ、前回読んだ田中氏の本と内容的には似ている。紅茶に対する熱い想いは伝わってくるし、現地でのエピソードも面白いが、なぜか退屈してしまう。残念。
あきこ
紅茶は好きで目につくと購入、毎日のように飲んでいたが、茶葉のこと、産地、製法など何も理解してなかったと自覚した。自分なりにダージリンは高いから高級なのかな、なんていうくらいの認識。つまり何もわかっていなかったとわかった。 明日からの紅茶は今までより味わえるように思う。知識は少しずつ重ねていきたい。
が「ナイス!」と言っています。
あきこ
短編集。「セロファン」からは母親を亡くした少女の切なさに僧侶が寄り添う。「聖夜」は村の住職夫婦の話。 「火男おどり」、この辺りから現実世界に近づいてくる。コロナ禍と原発事故の風景が重なってくる。「うんたらかんまん」には僧侶が二人出てくるが、どんどん毒を出す。「繭の家」はパンデミックを恐れすぎた近未来の話。未来を装った現実風刺になのか。最後「桃太郎のユーウツ」も元総理の暗殺事件の設定と桃太郎の鬼退治が合体。このユーウツという気分が現在の人々が無意識に抱いている「なんか変じゃないか」なのかなとふと思う。
が「ナイス!」と言っています。
あきこ
読み終わって心の中が切なさでいっぱいになった。誰でも最期を迎える日がくる。癌という病気は残りの時間がわかる。なので自分のなかで癌も悪くないなどと高慢な気持ちになっていた。けれども大切な人との時間が限られているという現実の悲しみは本当に二人で無人島にいるような、という表現そのものなのだ。また毎日の体調もこんなに辛いものなのかと涙が出てくる。大切な時間なのに、笑っていたいのに、なんてことだろう。山本さん、最期まで書いてくれてありがとう。
が「ナイス!」と言っています。
あきこ
マジで面白い。昨年秋にインドに行った私だが、もう握手したいくらい同感なのだ。このインドのめちゃくちゃ度合い、わけわからないパワー、ときどき見せる人の好さもすべて魅力であり、同時にストレスともなる。その加減が本書には日々の出来事として登場してきている。驚いたことには「野宿」さんの天然パワー。こうでないとインドでは過ごせないのかもしれない。とにかくインドの混沌がよく伝わってくる旅行記だった。
あきこ
動物行動学者が書いた本。権威におもねらず、ただ自身の「なぜ?」に忠実に研究を続けたことが書かれているのだが、なんだか哲学を語っているような印象を受けるのである。作者は「イリュージョン」という言葉を使っているが、研究の分野に限らず私たちの身の回りを考えるとそのイリュージョンだらけだ。研究の分野ではイマジネーションもしくはイリュージョンなしでは進まないと語っているが、それはそうなのだろう。しかし現在、人々の行動はそのイリュージョンのなかで踊らされているように思う。イリュージョン、恐るべし。
あきこ
辻さんはとても繊細な人で(私の想像ですが)それが人へのやさしさになり文章にも表れているように思う。目次を読んでいるだけでもいい。「光のあるほうへ」と前書きに書かれているように陽の当るところへの道しるべになっている。ネガティブな言葉は一切ないので気持ちよく読める。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/01/16(5217日経過)
記録初日
2010/01/04(5229日経過)
読んだ本
2118冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
549446ページ(1日平均105ページ)
感想・レビュー
2102件(投稿率99.2%)
本棚
0棚
性別
血液型
B型
職業
主婦
現住所
東京都
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