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2024年3月の読書メーターまとめ

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読んだ本
3
読んだページ
806ページ
感想・レビュー
3
ナイス
14ナイス

2024年3月に読んだ本
3

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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骨太という他ないソリッドなウエスタン。すごく面白かったです。こういう小説が時々読めると最高だな。盗賊団の襲撃に巻き込まれた色々な立場の人が意見を文字通り命がけで戦わせる。最近顕著な左派/右派の衝突のメタファーにも見えてくるのだけど…しかしところが、というのが肝ですね。ところで「長距離の移動で疲弊していく登場人物たち」というのは、『ミン・スー~』にもそのような要素があったけど、もしやこの小説へのオマージュなのかな?『三時十分発ユマ行き』も切れ味鋭い短編で(映画は新旧どちらも傑作)お得な気分でした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
3

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先日読んだ作者の短編集『恐ろしく奇妙な夜』が随分変わったテイストの作品で気になり、長編はどんな感じかと手に取りました。98年「このミス」海外2位とのことで、いわゆる本格ミステリが物語の醍醐味というより思考のアクロバットを重視するということなら、その線で評価されたのかな?とも思うのですが、この結論でつじつまが合っているというなら何でもありだし、むしろ主人公が犯人の方が納得いくくらい小説としては結構ガタガタ。ただ、筋の乱暴さに比べて、悪夢のようなディテールがやけに生々しくて、そういう面白さはありました。
が「ナイス!」と言っています。
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訳者解説にあるように濃厚な死の匂いがあるにも関わらず、ハッピーエンドが多かった印象です。正直言うと期待していたよりはちょっとパンチ不足だったのだけど、人生は生きるに足る価値がある、という作者の前向きな姿勢が根底にあるので読後の印象はすごくよかったですね。
が「ナイス!」と言っています。
id:cinemac
骨太という他ないソリッドなウエスタン。すごく面白かったです。こういう小説が時々読めると最高だな。盗賊団の襲撃に巻き込まれた色々な立場の人が意見を文字通り命がけで戦わせる。最近顕著な左派/右派の衝突のメタファーにも見えてくるのだけど…しかしところが、というのが肝ですね。ところで「長距離の移動で疲弊していく登場人物たち」というのは、『ミン・スー~』にもそのような要素があったけど、もしやこの小説へのオマージュなのかな?『三時十分発ユマ行き』も切れ味鋭い短編で(映画は新旧どちらも傑作)お得な気分でした。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/08/02(3557日経過)
記録初日
2014/09/23(3505日経過)
読んだ本
151冊(1日平均0.04冊)
読んだページ
49463ページ(1日平均14ページ)
感想・レビュー
144件(投稿率95.4%)
本棚
0棚
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