イエスと言う個人に聖性を持たして神の代理人にすると言う設定自体限界があるのではないかと思う。膨れ上がる信者は影響力が大きいしその首領の発言一つで政治は動くだろう。当然神の代理人ならば現世において神の国を造れと言う命題からは逃れられないし、となると過酷な現実が口を開けているわけで。キリストは早め退場したからその聖性が担保されたって言われてもしょうがない。不完全な宗教とは流石にいい過ぎだとは思うが綻びは多いなとは素直に思う
いえ、『沈黙』発表時、カトリック教会は「あの本は読まないように」と信徒に指導したらしいです。踏み絵を正当化し、しかも神がそれを許すなんてとんでもない、と。私も当時あるキリスト教を信奉していたのですが、衝撃的ではありました(20歳そこそこです)。「神のために人間があるのか、人間のために神があるのか」で言えば、私も前者が正しいと思います遠藤は西洋的なキリスト教という「洋服」を「和服」にしたてました。しかし、今は洋服の時代です。遠藤周作の評価も変わってくると思います。それでも遠藤作品は小説として好きですね。
揚重工→そろそろ人生変えようとおもいます
好きな飲み物「みりん」
好きな作家 コーマック・マッカーシー
好きな映画監督 ラース・ファン・トリアー
有神論者
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日本では遠藤周作が下手したら一番読まれてるキリスト教小説かもしれないですものね。しかも僕やジュリアンさんみたいに否定的な感想は少なく肯定的な感想が多いですね。
いえ、『沈黙』発表時、カトリック教会は「あの本は読まないように」と信徒に指導したらしいです。踏み絵を正当化し、しかも神がそれを許すなんてとんでもない、と。私も当時あるキリスト教を信奉していたのですが、衝撃的ではありました(20歳そこそこです)。「神のために人間があるのか、人間のために神があるのか」で言えば、私も前者が正しいと思います遠藤は西洋的なキリスト教という「洋服」を「和服」にしたてました。しかし、今は洋服の時代です。遠藤周作の評価も変わってくると思います。それでも遠藤作品は小説として好きですね。