「きんぴか２」は予約中、何となく借りました。お姉さんとの話には泣かされました。必要悪（では言い表せない存在）に生きるしかない人々の血涙に直に触れるような感覚・・・浅田さんの語りに痺れます。亡き降旗監督の解説に触発され、「蒼穹の昴」も読みたくなりました。

自分と全然違う人生の悩みでも、話を聞くのは面白い。こんなゆるい人生相談を読むと、心の広げ方とか　時には背けかたがうっすら学び取れて心地よい。燃え殻さん----また一人、お気に入りさんに出会えました。

時々、著名な方の活躍を「私の代わりに生きてくれている」と勝手に考えることがある。私には決して見られなかった世界を開拓し、近い感覚で教えてくれる。 星野さんの人生は、地球に生まれた生物として共通に感じるべき根本のところをこよなく優しく教えてくれる。この本も　縮こまって生きている私の生活圏から解き放ち、大きく温かい空気を吸わせてくれる。

プリズンホテル　を先に読んでいたので、浅田さんがキャラのあれこれに込めた意味も分かってぐっときた最終巻でした。軍曹の広橋に言った言葉「世の中に不必要な人間など一人もいはせん。それを不必要だと言うのは、己のわはままだ」が胸に残りました。

マリアに出会ってからのケンタの印象が激変ww　最後の章は全く理解できないけど分かる人には快感なのかなぁ。全体的に相変わらず楽しいきんぴかワールドでした。

「きんぴか２」は予約中、何となく借りました。お姉さんとの話には泣かされました。必要悪（では言い表せない存在）に生きるしかない人々の血涙に直に触れるような感覚・・・浅田さんの語りに痺れます。亡き降旗監督の解説に触発され、「蒼穹の昴」も読みたくなりました。

ヘブン以来の川上さん作品。鋭敏な感覚描写に驚かされるばかりです。女性同士の愛の話が多いようですが、女の私にもわからなくない気がします。