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うたまる
読書まとめ
2024年3月の読書メーターまとめ
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2024年3月に読んだ本
5
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2024/03/31
猫的感覚──動物行動学が教えるネコの心理 (…
ジョン・ブラッドショー
394
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170
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2024/03/20
言葉の海へ (新潮文庫)
高田 宏
295
登録
133
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2024/03/14
福祉が壊れる (幻冬舎ルネッサンス新書 す …
杉山 博昭
190
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19
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2024/03/11
黒い家 (角川ホラー文庫 45-2)
貴志 祐介
400
登録
22445
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2024/03/06
潜水艦諜報戦 下 (新潮OH文庫 13)
シェリー ソンタグ
398
登録
29
2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー
うたまる
2024/03/11
ネタバレ
「和也の生命保険……まだ、出えへんの?」……第4回日本ホラー小説大賞受賞作。さすが受賞作だけあって、前半から中盤、すなわち真犯人が悪意を剥き出しにするまでが素晴らしかった。保険というものが使いようによってはいかに人を狂わせるのかを例示しておいてからの真打ち登場。この夫婦の”何かおかしい”という不穏さと不確かさが読み手の恐怖感を盛大に煽ってくるのだ。それだけに、終盤が延々と追いかけっこに終始したのは勿体なかった。足を引きずる中年女性に追い立てられパニクる様は、一転して喜劇的。むしろ事件後の恵の方が怖かった。
黒い家 (角川ホラー文庫 45-2)
貴志 祐介
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2024年3月の感想・レビュー一覧
5
うたまる
2024/03/31
「イヌは人間を尊敬する。ネコは人間を見下す」(チャーチル)……ネコ好き動物行動学者によるネコ尽くし研究本。ネコと人間との関係史を紐解けば、(どの動物にとってもそうなんだろうが)一方的な虐待の歴史だった。古代は殉死用に育てられ、中世では魔女の化身として敵視された。そして現代ではルッキズムを基にした品種改良とアニマルウェルネスの美名のもと強制不妊治療を施されている。ネコとイヌは同じ愛玩動物なのに全然違うって?いいや、人間に徹底的に飼い慣らされたイヌも哀れだし、小さな小さな反抗しかできないネコも哀れだよ。
猫的感覚──動物行動学が教えるネコの心理 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
ジョン・ブラッドショー
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うたまる
2024/03/20
「一国の国語は、外に対しては、一民族たることを証し、内にしては、同胞一体なる公義感覚を団結せしむるものにて、即ち、国語の統一は、独立たる基礎にして、独立たる標識なり」……我が国初の近代国語辞典『言海』を独力で編んだ大槻文彦の評伝。語彙の選択や語源の解明など編纂の妙を詳述するのではなく、近代国語辞典の意義や必要性などに軸足を置いているのが特徴的。それは産みの苦しみを経て、明治という時代で初めて日本が日本になったからだ。同じ国語と同じ歴史を持つことにより、日本人が日本人になったからだ。
言葉の海へ (新潮文庫)
高田 宏
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うたまる
2024/03/14
「介護保険は(中略)”保険”という仕組みの中での、限られたサービスの提供をするにすぎない。魔法の杖でも何でもない事実を、ありのままに認めるべきである」……理想に近づくどころか遠ざかる一方の福祉について、「もう我慢できない」と痛烈に批判した警告の書。怒りのままに書きなぐったのか、「腹が立つ」「害悪だ」「追放せよ」と凄まじい罵倒の言葉が並ぶ。それが然程不快に感じないのは、外部だけでなく内部にもきちんと刃を向けているから。特に第4章には感服。確かに福祉関係のNPO、専門家、研究者の独善的正義感は異様極まりない。
福祉が壊れる (幻冬舎ルネッサンス新書 す 7-1)
杉山 博昭
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うたまる
2024/03/11
ネタバレ
「和也の生命保険……まだ、出えへんの?」……第4回日本ホラー小説大賞受賞作。さすが受賞作だけあって、前半から中盤、すなわち真犯人が悪意を剥き出しにするまでが素晴らしかった。保険というものが使いようによってはいかに人を狂わせるのかを例示しておいてからの真打ち登場。この夫婦の”何かおかしい”という不穏さと不確かさが読み手の恐怖感を盛大に煽ってくるのだ。それだけに、終盤が延々と追いかけっこに終始したのは勿体なかった。足を引きずる中年女性に追い立てられパニクる様は、一転して喜劇的。むしろ事件後の恵の方が怖かった。
黒い家 (角川ホラー文庫 45-2)
貴志 祐介
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うたまる
2024/03/06
「ソ連邦は米国と戦う意思をこれまでもったことがないし、いまもそうした意思はない」(ゴルバチョフ書記長)……ソ連側の言い分を丸々信用するわけではないが、それでも軋轢の原因の大半はアメリカ側にあるだろう。そもそもアメリカが世界中で嫌われているのは、自国の国益を追求するあまり平然と他国を蹂躙するからだ。そしてその報復を恐れ、予防策として本書のような違法な諜報活動を行っている。それなら初めから他国を尊重すればいいだけの話。それを度外視した著者の「祖国を最大限、防衛しえた」との肯定的評価は、典型的な夜郎自大だな。
潜水艦諜報戦 下 (新潮OH文庫 13)
シェリー ソンタグ
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ユーザーデータ
うたまる
43
お気に入られ
3月の読書メーターまとめ
読書データ
読んだ本
2693
冊
読んでる本
3
冊
積読本
388
冊
読みたい本
0
冊
プロフィール
登録日
2010/01/26(5207日経過)
記録初日
2009/12/10(5254日経過)
読んだ本
2693冊(1日平均0.51冊)
読んだページ
863465ページ(1日平均164ページ)
感想・レビュー
2588件(投稿率96.1%)
本棚
0棚
性別
男
年齢
53歳
血液型
O型
現住所
大阪府
お気に入られ
43人
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