毎年たくさん本を読んでいるので参考になることは少なかった。1つ違うと思った。本は買って読めというところ。高校の教科書に著者と同意見が載っていてまんまと乗せられてずっと買って読んでいたが、家が本だらけになった。しかも著者と同じでなかなか捨てられない。さらには読み返したいと本を探すも見つからないので再度買うことにも。金をかけることと丁寧に読むことは関係ないのは経験で分かった。2度読みはしないだろうなという本は図書館利用などを薦めたい。最後にある著者のお薦めの本は役に立つ。図書館を利用して読み進めたいと思う。

前半は、関東大震災のときにはこんなこともあったのかと読んでいました。後ろの方になってこれって関東大震災の話だっけと思ってタイトルを見直した。な〜るほど、確かに「その百年の呪縛」と考えれば何でもありかー、と思いながら読了しました。一つ思いました。大きい災害のときには流言飛語が飛び交うが止める方法はあるはずと著者は考えていると思われるのですが、それは非常に難しいのではないか。いろんな人がいるし、ほとんど無意識に悪意があるわけではなく言った言葉が、尾ひれをつけてどんどん大きくなってしまうものと思えるから。

林子平の名は知っていたが、この本を読んで大変な思いをして「海国兵談」を出版したことを知った。槇という女性彫り師が健気で気になった。彼女に江戸から仙台までの逃避行の間に何か起きてしまうのではとドキドキしながら読みました。タイトルになっているので、読み進めていて「海国兵談」は子平と槇の二人で彫り、残した著作だったという意味なのだろうなと思っていたが、彫残とは「いたみやぶれる」という意味だとある。林子平が作った言葉を著者がそう解したという意味なのだろうか。分からなかった。

戸田奈津子さんの人生が少し分かったのとハリウッドの俳優、女優さんたちとの交流やらを知ることができて面白かった。彼女は津田塾で熱心に勉強した結果、映画字幕の仕事に就いたのかと思っていたが、映画にのめり込み、熱心に大学に通っていなかったと書かれていてビックリしました。

毎年たくさん本を読んでいるので参考になることは少なかった。1つ違うと思った。本は買って読めというところ。高校の教科書に著者と同意見が載っていてまんまと乗せられてずっと買って読んでいたが、家が本だらけになった。しかも著者と同じでなかなか捨てられない。さらには読み返したいと本を探すも見つからないので再度買うことにも。金をかけることと丁寧に読むことは関係ないのは経験で分かった。2度読みはしないだろうなという本は図書館利用などを薦めたい。最後にある著者のお薦めの本は役に立つ。図書館を利用して読み進めたいと思う。

もう、まるで「木挽町のあだ討ち」を読んでいるようでした。こちらの方がしゃべっている人が多くて１人１人のしゃべりが短いので自然な感じがしました。さらには吉原がどういうところか全部の人の話を合わせるとよく分かったような気になりました。ということで、話部分は断然「吉原手引草」の勝ちなのですが、最後の終わり方は「木挽町」の勝ちです。「吉原」は期待を持たせてどうなるんだどうなるんだと引っ張って最後はちょっとあっけなかったので。でも吉原の雰囲気を堪能させてもらいました。

大正天皇は結婚前までは病弱だったが、節子(さだこ)さんと結婚されてから元気になられた。幸せな結婚だったのだろう。魑魅魍魎が住む政界やら言うことを聞かない軍人が力を持つようになったことやら、そしてそれらの人間が天皇は表面上は敬っているが内実はその神聖性を利用しようする。決して怒りを顔に出してはいけない、出せば結果として誰かを罰することになるからなどなど天皇家に生まれたがために大変なことがたくさんあることを知りました。もちろん、その後病弱となった天皇を支える節子様のたいへんさも良く分かりました。