途中までは大島清昭的な感じでめっちゃ怖がりつつも高まったけど、終盤のバトルで気持ちが失速してしまった。滾る展開ではあったんだがなあ。

上巻を読み終えた時点での感想としては、火星の人と比べるといまひとつ。理由としては好感を持てる人物がほとんどいないから。

澤村伊智目当て。でもいつもの澤村伊智よりキレが悪い。シリーズものなのかな。この前後に何かがあればなるほどって思えるかも？

続きがあるのかな。もう少し何かがあるのかと思ったらあっけなく終わってしまった。平田の無理注文も普通にはねつけられるんじゃないかって思ってしまうくらいのレベルのような？日本は1954年初上陸って読んでふふってなった。

厚みの割に軽やか。

好きな設定のはずなんだけど、なんでだろう。いまひとつハマりきれなかった。米軍、研究者、政府筋。どれも様になっていないというか。ニーノのへたれっぷりだけは様になってたな。

駄目だ、細かいところ頭がついていけんくなった。切間が切間じゃないのは分かったけど。なんでみんな基本ガラ悪いんだろ。

体の一部が降ってくるというのに惹かれ。文章は相性あまりよくないけど、雰囲気や設定は好き。

これは紙で読んだ方がよかったなあ。人の名前やエピソードがこんがらがって良さを減らしてしまった。本当に町が消失すると何故か思い込んでいたがトリック(というほどのこと？)だった。

これはドンピシャ私の好み！！全部痛そうなのは怖いけど、表題作とその続編(時系列的には前かな)とかめちゃ良かった。あと痛妃と金魚姫も良かったな。

袴田はどうなったのか。毎度最後が悲しすぎる。小倉は一体何者なのか。その答えは味覚にあるの？味覚は徳間からはもう出んのかな？買わなきゃいかんな。

可愛い表紙とは裏腹にとにかく暗い。陰惨。山田正紀は多分まだこれを含め4作しか読んでないけど(私を猫と呼ばないで、神曲法廷、おとり①)独特な雰囲気。張り詰めた緊張感と救いがない暗さ。それでも生きるしかないのね。

めちゃめちゃ久しぶりに再読。都合良すぎるっちゃそうなんだけど、なんか好きなんだよな。

とてもよかった。もっと早く読みたかった。60年以上前とは思えない内容。それがまた男の人の目線とは思えないくらいきちんと現実を見ていること！いわさきちひろの挿画もいい！

途中までは大島清昭的な感じでめっちゃ怖がりつつも高まったけど、終盤のバトルで気持ちが失速してしまった。滾る展開ではあったんだがなあ。

臨死江古田ちゃんが好きなので、その作者の育児エッセイも気になり読んでみた。面白いけどなんか違う。それは作者のせいではない！作品紹介の文章のせいです！！「かわいい」は存在しないって書いてあったからもっとドライというかクールというかそういう感じかと思ったら全然ウェットだった。いつもあらすじや帯や紹介文や、作者の関係ないところの文章で惑わされる自分よ、まだ学習せんのか、自戒しろ！

終盤はただただ泣きながら読んでいた。ラストはあっけないっちゃああっけないけど、戻ったあとの船内及び地球のあれこれを書きすぎるのも蛇足なのかしら。レビュー読んでたら、妻の「ちびった」のところの訳がおかしかったことが分かった。あそこ「？？？」だったんだよね。

ハヤカワ読むの久しぶりだ！めちゃ面白い！おっぱいおっぱいー！！