映画化されるので読んでみた。孤島の館。

ミカン農家の中学３年生の娘と幼馴染みでガーナと日本のハーフリク。

事故により記憶喪失になった孝太郎。

音楽ミステリー９作品目。今回は政治的内容が多い。

峯森高校付属中学に通う奈鶴と、その高校の受験に落ち清瑛学園に通う律。同じバスに乗る二人、それぞれの視点で物語が進む。

映画化されるので読んでみた。孤島の館。

海上保安庁のヘリコプターパイロット宗田眞人。巡視船の通信士手嶋沙友里。海上保安部刑事課の捜査官吉見拓斗。三人の視点で描かれる。テロ事件。映画になりそうなお話。

心が疲れた人たちが暮らすシェアハウス。管理人の春枝、休職中のちよこ、ストーカーにあい、若い女性が苦手な椎名、不登校の柚紀。心が休まる素敵な場所でした。

滋賀県でバラバラ遺体が見つかった事件。犯人は医学部９浪し、その後、看護師として働き始めた娘。実際の事件。「教育虐待」看護師として自立できたはずだったのに再び「助産師」試験。母を殺すしかなかった・・・。悲しい事件。

蝶のように人間を標本にしてしまう。蝶に取りつかれた大学教授と息子至。画家留美と娘杏奈。イヤミスの女王さすがだな。怖い。

三越をテーマにした物語。最後は、湯川先生登場。阿川佐和子さんの「雨あがりに」、東野圭吾さんの「重命る」が好み。

インフルエンサー「市民調査室」とサイバー犯罪対策課。ＳＮＳで「市民調査室」がフェイクニュースを混ぜ発信。それを信頼した人が呟き、自殺にまで発展。顔が見えない悪意。現代の闇。

校務員の人生先生。高校生の相談にのり生きるヒントを示してくれる素敵な校務員さん。

統合失調症の母を抱える小羽。双極性障害の祖母を介護する航平。アルコール依存症の母と幼い弟の面倒を見る凛子。優しく寄り添い続ける青葉。ヤングケアラー震災。希望が見えてよかった。2段じゃないほうが読みやすい。