大人向けの灰色絵本。 ブラックじゃなくてグレーなあたりがもうね。 なお、主人公はまだセミにはなっていなかった模様。 そうかだから１７年なのか。 劣悪な職場環境から脱却できたことを評価したい。

「未届けに来た」 主人公の主人公らしさよ。 切り替えスイッチがあるかのように、敵対者への容赦の無さ。 男の股間を蹴って蹴って蹴る。 うひー。 主人公は強いけれど最強ではなく、あくまでも強者の一人。 日本への道を求めて街を移動します。

彼と彼女のその後の話。 ほんのり桃色。 国産アーム・スレイブは順調にバージョンアップを続けているらしい。 設定資料としての全身図はあるが本編イラストでは出番がなかった。 主人公一家の状況を見るにつけ、なかなかハードな環境である。 それを受け入れてなお前向きに暮らしており、家族揃ってタフである。 物語としては、問題が起きてサクッと解決する形式。 後日談が１冊分、と受け取ったのだがどうやら続刊があるらしい。

料理で区分すると二編。 前半の騒動は関係者のコミュニケーション不足が原因かと。 驚かせることよりも喜ばせることを目的とすべきだった。 ところで故郷に帰る欲求は放置でいいんでしょうか。 後半は収まるところに収まる話。 てっきりパン粉にして揚げ物を作るものかと予想したら外れました。

現在の状況が描写され、それを分析する会話が続く。 硬い展開を避けるためかボケとツッコミを挿入する。 好みとノリが合わないと冗長に見える。 そして話は進まない。 主人公の描写が分割されていることも一因かと。

LIFE GAME

バレエ大喜利。 絵を見て、どんなやり取りが交わされているか答えてください。 「ねぇ、これってキン肉バスターよね」

見覚えのある構図で思い出す絵もあったが、 タッチを猫に寄せているので思い出せない絵もあった。 嘘です。見えを張ってました。 統一された猫の絵の美術館を眺めて周った気分になる。 これは作者の狙い通りだろう。

美術館の外のことがわからない。 各作品が付喪神になったと解釈する。 見捨てられた美術品が協力して外に飛び出す話。 頓珍漢な分析には知識の断絶を感じさせる。 オチの投げっぷりは一周回って面白い。

ジョーカーの目力がすごい。 そしてあのキャラクターが誕生する。 本来の人物は存在しないが、その役割を別人が演じる。 世界の外側から操られている気配を感じます。 並行世界に行って帰る話は多いが、残された並行世界は続いていく。 アメコミでは珍しくない話であり、日本では珍しい話。 フラッシュポイントの話なのにクライシスまで遡るとは予想外。 これはDCコミックスの歴史の重みであり厚さである。 家族に繋がる流れはバットマンのお約束か。

事情があったにしても街に被害を出したらいかんでしょ。 ここまで大きな存在になると、情状酌量できる上限を超える。 それはさておき、事態の原因は怪獣ではなく宇宙人であるあたり、 ウルトラセブンの冠にふさわしい。 ジャックに関しては、まぁ、好きな人は好きなんじゃないかな。

雪山のホテルと鉄分の間になんの関連があるのか知らないが、 人は生まれて生きて死んでいくのである。 しかしそんな作者の思いがどこにあるか、私は理解することができなかった。 もうちょっと起承転結をだな。

１４　残念、君の冒険はここで終わってしまった。

努力が報われている気はするのだが、今ひとつ幸せに見えない。 解説にあるとおり、ゴールは最初から決まっていたのかなぁ。

過ぎ去りし少女の日々。 に見えるのだが、翻訳者はなんとかして不穏な空気を読み取ろうといろいろ分析する。 そう言われるとあの絵のあれとかその絵のそれに 超常的な存在の影を見た気分になる。

何故そこまで嫌われたのか。 怪異と契約してやり返した話。 周囲の人達が恐れているってことは、 主人公が犯行に及んだことは知っているんだよな。 話の流れは理解したつもりだが因果関係が理解できない。

主人公サイドとギルド側の温度差よ。 そこまで能力が低ければ、ここに至るまでにどうにかなっていそうなものだが。 主人公の能力が開花して発見されて無自覚謙遜無双になる話。 ギルドマスター側は全く改心することなく墜ちていく。 対比にしても、もうちょっと調子を合わせてほしい。

幻獣というか珍獣というか奇獣。 中にはオオイタチも飼われていそうだ。 ところで動物園というからには飼育員と入場客がいるだろう。 人間が一番のまったき存在かも。

言葉のない本。 というか、話がない本。 なべて世は事も無し。

ろくでもない二人。 大人になっても何ら変わることのない子供だった。

５０日分のねこカレンダー

物書きとは、かくも苦しい職業なのだ。

「今日の昼は何を食べようか」 多分意味のない会話劇。 内に裏にも中にも外にも隠された意図はないと思う。 「明日の食事の心配をしようぜ」

解説一切なし。 ホワイトハウスの西翼で発生する怪奇現象、というわけでもなさそうだ。 もしかしたらタイトル前の種まきの少年にすら何らかの意味があるかも。 ひょっとしたら読者に様々な想像させることが目的であるやもしれない。

la-la-la. 兄弟の最後の旅に付き合った自転車の記憶。 多分私の勘違いでしょう。

絵が小さい。

大人向けの灰色絵本。 ブラックじゃなくてグレーなあたりがもうね。 なお、主人公はまだセミにはなっていなかった模様。 そうかだから１７年なのか。 劣悪な職場環境から脱却できたことを評価したい。

レベルが高くてスキルが強くてアイテムがすごくて味方が頼もしい。 主人公が負ける要素が見当たらないので緊張感が感じられなかった。 隔絶した強さはこの物語を進めるうえで、あまり有益ではない。

称号を次々に取得する主人公。 フラグ獲得能力が並ではない。 運営はフラグ管理の手を緩めればNPCにAIを搭載できるんじゃないか。 個人で富豪の称号を得た主人公は、きっと愉快な散財をすることでしょう。 ゲーム世界の経済振興筆頭である。

絵と下書きと解説。 作品を理解する助けになった。

絵本の制作過程が出版されるとは珍しい。

先に生まれた絵。 先に生まれた物語もあるに違いない。

その町では人間とそれ以外の生物が共存しているのだろう。

「楽しかったです」 言葉以外で伝わる感情。 「きっとお国柄ね」

「これを持っていきな」 出会いと別れの間にほんの少しだけでも救いがあったことは幸いである。

日常生活の物陰から発想を得たとりとめのない話に感じられた。 絵が先か話が先か、ちょっと気になる。

冒険を夢見る兄弟の一日。 ぐらいのイメージ。

絵のない絵本であり、文字のない絵本。 下手な寓意を無理に見出さず、人と犬の関係性を感じたい。

帰るべき場所。 主人公は、日々の暮らしにもうちょっと明るさを期待してもいい。

パンクとかロックとかは伝わってきませんでした。 最後の戦いで逆転できた理由がわからない。 味方が加わっても、自分たちの体力は回復しないし、 パワーアップパーツを入手したわけでもない。 元気があれば何でもできるということかな。

絵が動いてる。 放映後にパッケージを任されるぐらい、業界から評価される人なのだろう。

こちらが気がついたら向こうも気がついたのかな。 渦を巻いていないだけマシと思おう。

ぎゅぎゅっと美味しさを詰め込んで ギュギュッと魅力的な登場人物たちを揃えて ぎゅぎゅっと危険あふれるダンジョンをクリアするような ギュギュッと心躍らされる物語が提供されます。

安全保障された街角冒険。 もうこれはこういうフォーマットなんだなと気がついた。