成瀬あかりという少女の物語。大津市の西武百貨店が閉店となるところで彼女の性格的なことが伝わり、学級では浮いた少女っぽいのですが、我が道をゆくところがとても好きになりました。中学、高校では、周りの人の顔色を伺い、相手の意見に同調することで人間関係を壊さないように生活している子どもがたくさんいます。そのことで疲れたり悩んでしまう子どもたち。自分に素直に生きていくことって難しい世の中です。大人も同じでしょうか。もっと自分らしく生きていきたいものだなとこの本を読んで感じました。中学生に読ませたい本です。

成瀬あかりという少女の物語。大津市の西武百貨店が閉店となるところで彼女の性格的なことが伝わり、学級では浮いた少女っぽいのですが、我が道をゆくところがとても好きになりました。中学、高校では、周りの人の顔色を伺い、相手の意見に同調することで人間関係を壊さないように生活している子どもがたくさんいます。そのことで疲れたり悩んでしまう子どもたち。自分に素直に生きていくことって難しい世の中です。大人も同じでしょうか。もっと自分らしく生きていきたいものだなとこの本を読んで感じました。中学生に読ませたい本です。

明治初期からの北海道でおきたヒグマにより人喰い事件の記録。北海道に生息するヒグマが地域によって人喰いヒグマが多い少ないがあることが驚いた。また、親子グマに襲われ、その時に子熊も人肉を食べたことから人を襲い食す熊となることも初めてわかった。読んでいて、恐ろしくなるし気分が悪くもなる。以前に日高町や厚岸町などに住んでいたが、ヒグマのフンがあったり国道を普通に横断するヒグマがいた。近くのコンビニのゴミを漁る親子のヒグマが発見されたりもした。都会とは違ってニュースにもならない日常の出来事だ。

過去に悪いことをしたら、改心することで帳消しにはならない。被害者は、一生加害者のことを許さないだろう。小説は、現実にあり得るのだろうか？と思うような内容でしたがすらすらと読めました。ちょっと読んでいてこちらも疲れてしまうくらいの疲労感を感じました。ラストの写真の裏に書かれていた文字はなんだったのだろう？読者がいいように解釈すればいいのかな。