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2024年4月の読書メーターまとめ

おにぎり
読んだ本
4
読んだページ
1161ページ
感想・レビュー
4
ナイス
119ナイス

2024年4月に読んだ本
4

2024年4月のお気に入り登録
1

  • まし

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

おにぎり
短編集。少しずつ毛色の異なる作品たち。でもどれも中心にあるのは、きっと人間の見えない部分。気取ったところがなく読みやすいし上手すぎる。最後の短編の最後の最後の光景が目に焼き付いてしまった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

おにぎり

桜だね

桜だね
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
4

おにぎり
無害な人になることで自分を守って生きている。辛い話が続くので最後まで読めないかもしれないと思った、けれど四話目の「砂の城」で引きずり込まれてしまった。砂が少しずつ形を変えていき、形がなくなっても砂粒としては残る、そんなイメージを起させるこのタイトルはすごい。ただの物質として残るなんて素敵なことだと思っていたけど、この物語ではそれが悲しくてたまらなかった。一人なのと誰かがいたのとではきっと全然違うんだろう。全編通して、ここまで心の機微を感じ取り、何気ない情景描写で刺さるように表現してしまうのは才能だと思う。
が「ナイス!」と言っています。
おにぎり
短編集。少しずつ毛色の異なる作品たち。でもどれも中心にあるのは、きっと人間の見えない部分。気取ったところがなく読みやすいし上手すぎる。最後の短編の最後の最後の光景が目に焼き付いてしまった。
が「ナイス!」と言っています。
おにぎり
とても解りやすい。むちゃ食い症(過食性障害)について詳しい本を探しているのだけど、それに特化したものはなかなかない。自分は、むちゃ食いは依存症なんだろうと感じていたのでこちらで読んでみた。摂食障害に触れている箇所はそんなにないけど、依存症全体を理解することで、むちゃ食い症を考えるのにも参考になると思った。中学生に向けて書かれたものだけど、子供も大人も、当事者も当事者でない人も、依存症の入門書としておすすめしたい。なんかわかんないけど生きづらい社会だなと感じている人にもいいかも。
が「ナイス!」と言っています。
おにぎり
傑作。まず装幀が素敵。カバーはオディロン・ルドンという画家の絵です。表紙を開くと春を思わせる桜色と萌黄色、小柄のエンボスの手触りにうっとり(津島さんがよく使う表現)してしまう。亡くした子を思いながら時間を漂い、図らずも自分の幼い頃の記憶を蘇らせ、いくつもの世界を生きながら、もう一つの世界へと足を踏み出し、また生きていこうとする。同時期に書かれた『溢れる春』と同様に、この小説も春の明るさを感じさせる。→
おにぎり
2024/04/11 13:51

ひらがなでの表現が多くなる箇所は、主人公の頭の中の声が、こちらの頭にも流れ込んでくるように聞こえてきた。時間というのは不思議だし、救いになることばかりではないが、やはりすごいと思う。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/11/18(3453日経過)
記録初日
2014/11/10(3461日経過)
読んだ本
866冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
238098ページ(1日平均68ページ)
感想・レビュー
561件(投稿率64.8%)
本棚
25棚
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