読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

坂津
読んだ本
7
読んだページ
1292ページ
感想・レビュー
4
ナイス
25ナイス

2024年3月に読んだ本
7

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

坂津
藤原氏の祖・鎌足、鎌足の子・貞慧、不比等の第一子・武智麻呂の三代の功績を記した書。不比等の章段は残念ながら現代には伝わっていない。巻末の解説によれば、武智麻呂の第二子・藤原仲麻呂(後の恵美押勝)が編纂を主導しており、祖先の顕彰を意図したものと推察される。史実なのかは措いといて様々な実績を載せやすい鎌足や武智麻呂だけでなく、若くして唐に留学したものの帰国後すぐに亡くなった(享年二十三)貞慧でさえも優秀さを誉めそやす記述が目立つ。藤原氏への肩入れはあるが、六国史の内容を相対化する記述は貴重に感じられる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
4

坂津
藤原氏の祖・鎌足、鎌足の子・貞慧、不比等の第一子・武智麻呂の三代の功績を記した書。不比等の章段は残念ながら現代には伝わっていない。巻末の解説によれば、武智麻呂の第二子・藤原仲麻呂(後の恵美押勝)が編纂を主導しており、祖先の顕彰を意図したものと推察される。史実なのかは措いといて様々な実績を載せやすい鎌足や武智麻呂だけでなく、若くして唐に留学したものの帰国後すぐに亡くなった(享年二十三)貞慧でさえも優秀さを誉めそやす記述が目立つ。藤原氏への肩入れはあるが、六国史の内容を相対化する記述は貴重に感じられる。
が「ナイス!」と言っています。
坂津
北朝鮮で妻子と生き別れ、無実の罪でシベリアに抑留され、解放後も帰国が認められなかった日本人男性。生きる意味を見失う中で出会ったのは、己の境遇によく似た、幼い頃に肉親と別離して、濡れ衣を着せられて収容所に送られた経験のあるロシア人女性だった。周囲からスパイと疑われながらも、二人は困難な日々を生き抜いていく。やがてソ連が崩壊し、妻や娘が未だに己の帰国を待っていると知った男性は、51年ぶりに妻と再会する。戦争に翻弄された三人の姿を、日本海テレビのドキュメンタリーに同行した作家が描いたノンフィクション。
坂津
2024/03/21 23:23

本書のエピソードを知ったきっかけは中学生の頃に視聴した「奇跡体験!アンビリバボー」だった。大学生になって読書メーターを始めて、最初に「読みたい本」リストに登録したのが本書だった。それから10年以上経過して、やっと読み終えることができた。長い旅路だった。

が「ナイス!」と言っています。
坂津
有名SF作家のコミカライズも手掛ける三巷文先生、成人向け漫画としては2冊目の単行本。前作『こんなこと』の感想でも記した通り、10年以上前から既に絵柄が完成していて圧倒的な画力を誇るため、読んでいて安心感がある。収録作の内容も多様性に富んでおり、シェアハウスをしている母子家庭同士の交わり(相手の母×男子学生)を描いた「母子じゃない」、17歳以降の記憶を喪失してしまった30代の女性が結婚相手と再び「初体験」する「ハルコさんのナカ」など、一捻りある設定が目立つ。前作と同様、眼鏡フェチを感じさせる作品も健在。
が「ナイス!」と言っています。
坂津
究極の出オチ漫画、堂々の完結。メスガキをテーマに言葉遊びしながら約2年間連載を続けた作者の実力は折り紙つき。次回作も期待したい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/12/04(3436日経過)
記録初日
2014/12/03(3437日経過)
読んだ本
1279冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
241753ページ(1日平均70ページ)
感想・レビュー
665件(投稿率52.0%)
本棚
6棚
外部サイト
URL/ブログ
https://tabunsakatsu.hatenablog.com/
自己紹介

成人向け漫画の感想も投稿するので御注意。
【Twitter】https://twitter.com/tabunsakatsu
【はてなブログ】https://tabunsakatsu.hatenablog.com/
【pixiv】https://www.pixiv.net/users/1245078
【小説家になろう】http://mypage.syosetu.com/520201/

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう